てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

自作PC奮闘記、伍 組み立て編&掃除編

 一年越しの書いていなかった自作PCの話(過去記事はこちら*1 )。一応完結させときたいと思います。需要はないけど気にしない。購入作成から一年経って、部品の掃除もしたし丁度いいタイミングになりましたので書きたくなりました。以下、単なる素人がなんとかしようと頑張った記録・個人的な感想なので自作PCの組み立て目的でご覧になる方は過度な期待をなさらぬように。組み立てた過程を記してありますが、あくまで組み立てた感想なので、自分で組み立てようとなさる方は、まかり間違ってもこれを読んで組み立てようとしないでください。まあ、他にいくらでも細かい手順を画像入りで丁寧に解説しているページがあるので、これ読んで作ろうと思う人などいないでしょうが(^ ^;)。

 

目次

 

組み立てに使用したパーツ一覧

 一応、実際に組み立てたパーツがこちらです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今見ると普通に値段が下がっていると思っていたら何故か値段が上がっているものがちらほら…。何故なんでしょうか?マイニングのためにグラフィックボードが値崩れするどころか上がっているという話を聞いたことがありますが…。GF-GT730-LE1GHD/D5を購入したんですが、もう売り切れていて検索かけていもページがでてこないですね。なのでグラボは貼っていません。
 一年経過したがゆえに最早パーツ一覧も何の意味もない情報ですかね。せっかくなんで今自作PCを組みたいな~と考えている人のために、もし組むとしたらこのパーツを購入したほうがいいよ!というリンクを再度貼っておきたいと思います。
 
 右上の最新組み合わせのところを参考になさるとよろしいかと。んで過去に書いたように自作PC2018虎の巻的な本などを読んで、色々考えて適当な店舗で相談してみるのがいいかと。

PCを組み立てた感想①ケース・箱がたくさん出て邪魔

 PCを実際に組み立ててみた感想です。まずその前の段階の話になりますが、当然のことですが自作PCはパーツごとに購入するために、既成品のPCが一体どかんと運ばれてくるわけではないため、アホみたいにパーツの箱・ダンボール・緩衝材が出ます(まあ、実際一台PC買っても色々なパーツごとの説明書とか保証書とか色々出てくるんでしょうけど)。
 実際に部屋でそれぞれ箱を開けて組み立てようとすると、足の置き場もないくらいに色々散らかりますね。しっちゃかめっちゃかです。ダンボールとか宅配便の箱なんてすぐに捨てればいいじゃないと思うかもしれませんが、初期不良の可能性があるため≒送り返す万一の場合を考えると即ポイはできません。なので、一週間くらいは確保しておかなくてはならなくなります。そのため、大量のダンボールなどを置いとくスペースに苦しむということを覚悟しておかなくてはなりません。
 一週間としましたが、初期不良期間が一ヶ月のものなんかはまあ一ヶ月とっておく必要があるでしょうね。発送に慣れてる人なら、ダンボールなんかそこらのスーパーのものでいくらでも応用が効くぜ!とばかりに、即捨てもできるのでしょうけど、万一のためにいちいちスーパー行って適切な大きさのダンボールを探したりするのがめんどくさいのでなかなか捨てきれませんでした。
 

パーツの箱・ケースが保証書になってるので捨てられない

 ダンボールとか捨てられるのはまだいいですが、自作PCパーツは保証書というものがなく、箱・ケースそれ自体が保証書を兼ねていることが殆どです。小さければいいのですが、これがまた結構デカイ。ぺちゃんこにしてとっといても、結構邪魔っちゃ邪魔です。せめて書類くらいのサイズになればいいんですけどね。
 

組み立て前の準備、組み立てる前には十分なスペース確保を

 梱包されたブツをオープンざセサミして、これをそこにおいといて、今度はこれをあちらに~とやる作業は中々のスペースを必要とするのでお覚悟をする必要があります。当たり前の話ですが、組み立てる前には掃除とスペースの確保をちゃんとしておくことですね。昔の人が、テレビや冷蔵庫が届く日には、部屋中掃除してお出迎えした。外国人助っ人来日のために盛大に歓迎準備をするような感じで、部屋の大掃除をしておきましょう。
 

静電気対策、届いたパーツのチェック

 あと、そんなに神経質になる必要もないと思うのですが、季節によっては静電気に気をつけないといけないとありましたので、作業をするたびにいちいち金属を触っていました。ちょうど時期が静電気全盛期・真っ盛りの旬な時期でしたしね。「組み立ての前に服を全部脱いで、真っ裸になって組み立てろ」というのは流石にネタでしょうが、気になる方は静電気防止手袋のようなものを事前に買っておいたほうがよろしいかと。「昔の部品はちょっとしたことで壊れるから、静電気は本当に自作の大敵だった」なんて話を見かけましたが、今の部品ではそうそう起こらないレアケースかと個人的には思ってます。夏だと、逆に手汗だったり作業中の汗とか気にしておかないといけないでしょうね。まあクソ暑い時期にクーラー無しで組み立てるという人はまずいないでしょうけど。
 そうそう、組み立てる前に、CPUやマザーボードの製品に問題がないかチェックしておく作業も必要ですね。そんなアタリマエのこともあとから気づいて実際はちゃんとやらなかったのですが、これを読んでいる方はしっかりやってください。万一の際、大変ですからね。「そう言われても、見ただけで正常かどうかなんてわからんよ」と言われると思うので、組み立てる前にスマホでパシャリと状態を記録として残しておけばいいかと思います。マザーボードで、これ使いまわしの粗悪品じゃないのか?とヨドバシでトラブったので、そういうときのために事前にちゃんと画像に残しておくことは必須作業かと思います。当たり前のことですが届いたパーツの説明書にある部品一式がちゃんと入ってるかのチェックも忘れずにやりましょう。
 

②CPUをセットする際、バーがなかなか降りない

 まあ、特に必要のない話でしたが、そんな微妙な話も実際に組み立てる前の地味に気をつけるポイント・感想として残しておきます。
 で、次に実際に組み立てた話を。まず、マザーボードにCPUとメモリーカードをセットして実際に動くかどうかテストをしないといけないのですが、その作業をすっ飛ばしてしまったため、かなり時間を無駄にしました(^ ^;)。まあそのテストだけでもいちいちコードを抜き差ししたり、めんどくさい・手間なのでやらなかったんですけど、初心者はやったほうがいいでしょうね。CPU・メモリがちゃんと起動することが確認さえ出来れば、もう殆ど組み立てが終わったようなもの。あとは手順通り所定の位置にセットしたり、コードをつなげて終わるので、問題なくなりますからね。
 テストセットをしっかり組み立てて起動するか試しておくこともポイントですね。解説本だと、マザーボードの箱の上でテストセットを組み立てるとやりやすいよ!みたいなことが書いてあったのですが、マザーボードの上で出来るとは到底思えないので、普通に机の上でやったほうがいいかと思いました。 

 で、そのテストセットというか、マザーボードにCPU・メモリを組み込まなければ始まらないので真っ先にそこから始めるわけですが、個人的にCPUのセットで躓いて、かなり時間を食いました。マザーボードのCPUをソケット(であってるよね?セットする場所の名前)にセットするのですが、バーが固くて全然降りないので、30分位ためらいました(´-ω-`)。
 本当は、CPUのチェックをして、マザーボードのソケットのピンがチャンとなっているかをチェックしないといけないのですが、そういう大事なことも組み立てたあとで気づきました(笑)。バーが降りない場合、CPUの向きが違う場合があるみたいに書かれているので、「あれ、これであってるよね?向きが間違っている??いやあってるよな~。なんで降りないんだろ?」とかなり悩みました。CPUの向きはもちろん、間違えないように一目瞭然で正しい位置がわかるようになっています。うーん、何故バーが降りないんだ…といろいろサイトを回ってこれで本当にあっているか調べて、バーを降ろすもかなり固いのでマザーボードがべキッといったりしないか、かなり恐る恐るやりました。想像以上に、固くて怖かったですね。「怖いな~怖いな~、嫌だな~嫌だな~」になること間違いない硬さでしたね。マザーボードがメキメキいいそうなくらいぐっと力を入れる必要性があります。このセットする際のバーの固さが作っていて印象に残ったポイント①ですね。
 

③メモリがスロットに差さらない

 前回に書いたことの繰り返しですが、メモリがなかなか刺さらない。これがポイントの②ですね。掌底で瓦を割るくらいの感覚で押し込まないといけない。まあ、それはもちろん嘘ですけど、また解説本では指二本でメモリをカチッと言うまで押し込もうね!てへぺろ☆(・ω<)みたいな感じで軽く書かれていますが、そんな簡単には到底入らない硬さです。なんでそんなふうに解説されていたのか?ファミ通の攻略本なのかな?と疑問に感じるくらいの硬さでしたね。とにかく、CPUソケットのバーだったり、メモリだったり、女性だとちょっときついんじゃないかっていうくらい力が必要だと感じました。まあ、繊細にやらないといけない作業で絶対壊せないというプレッシャーが掛かっているので、心理的に力が込められないというフィルターが掛かっているだけかもしれませんが。
 メモリがしっかり刺さっていなかったために起動しなかったのですが、軽くセットした段階から、さらにズブズブって深く刺さっていくようになってます。なので、一度二本指で軽くセットして、そこからしっかりめりこむように、手のひら全体を使って押し込む作業が必要になると思います。ここで引っかかって起動しなかったので、自作PCで気をつけることのポイントの②ですね。メモリのスロットが堅く、なかなか差さらないという話は。まあすでに過去に書いた話ですが、体験記なのでもう一度記しておきました。
 最初の方に書きましたが、CPUをセットする時のバーが硬い&メモリを入れるのに、相当ぐ~っと押し込む必要があるのでマザーボードを箱の上でやるなんてまず無理だと思います(ちなみにサイトを見ながら組み立てたので膝の上に置きながら組み立てました)。
 

④バックパネルの取り付けが分かりづらい&邪魔な「爪」

 次は、マザーボードに備え付けでついてくるカバーパネル(カバーシールド)の話です。I/Oパネルだったり、バックパネルとか呼び名が色々あるようです。パネルじゃなくてシールドだったりプレート呼びもあるようでメーカーによって統一されてない感じでしょうか。I/Oパネルといちいち打つのがめんどくさいので、ここではバックパネルと呼びたいと思います。このバックパネルの取り付け方がわからなかったので、その話を。
 マザーボードを取り付ける前に、このパネルを取り付ける必要性があるのですが、前からはめるのか後からはめるのかよくわからない。カチッとかパチっとハマるように作ってあるわけじゃなく、ケースの中・内側からただ添えるだけ。パネルを取り付けるスペースのところに当てはめるだけで、マザーボードを取り付ける際に無理やり押し込むようにはめ込むことでセッティングする方式だったと、後々組み立てながらわかりました。そういう風にしてセットするものだという説明がされてないので非常に分かりづらくこれでいいのかな?とかなり試行錯誤して時間がかかりましたね。
 後からはめるというふうに書いてあったのですが、全然はまらないじゃないか?前からはめたほうがグラグラするが入るから、こっちなのか?となったり、後から無理やりはめ込むために思いっきりパンチの一つでも加えてカチャッとはめ込むのかな?とあれこれ迷って無駄に時間を食ってしてしまいました。
 バックパネルは添えるだけ、桜木花道のように覚えておくとよろしいでしょう。で、その後でマザーボードを取り付ける際に、バックパネルがあるとマザーボードを取り付けるネジ位置がその分だけズレます。ズレた分押し込んで、隠れたネジ位置をまた見えるようにして、急いでネジで固定します。まあ結局、バックパネルはネジの力で押し込んで固定するわけですね。
 マザーボードは商品によっては、それ専用の取り付ける器具とネジがセットになってついてくるみたいですね。このマザーではそうではなかったので関係ありませんでしたけどね。あとネジを回す際には対角線で止めるのが基本&仮止めして全部ある程度回してから最後に一つ一つ完全にネジる。右側から左側などワンサイドに止めていってしまうと、最後にズレが生じてうまく閉まらなくなるということも起こりうるのでネジ穴の隠れ具合を見ながらマザーとネジ穴の歪みが生じないように計算しながら止める順番を考える必要がありますね。

USBスロットを塞いでしまう謎のでっぱり「爪」がある

 で、バックパネルの取り付けで注意するべき最大のポイントは、「爪」があることですね。「爪」とよんでいいのかどうかわかりませんが、パネルのUSBスロットの一つに「コ」の字型の出っ張った変なのがついているんですね。それを事前に内側に折っておかないといけない。どこかの解説ページでは、「邪魔なら別にペンチで引きちぎって構わない」というのも見かけたのですが、必要性のよくわからないものでもそんなアウトローなことしていいのか自信が持てなかったので、内側に折り込むことにしました。
 最初、この「爪」に気づかずに取り付けたので、USBスロットがこの必要性・用途のわからない謎のでっぱりで塞がれて使えなくなってしまって、もう一度つける羽目に陥りました…。こういう二度手間になりかねないウザったいバックパネルの「爪」が存在するならば、【注意!】みたいな形で特別に書かれていてもおかしくないのですが、何故かあんまりそういう注意ポイントとして書かれているサイトを見かけませんでした。どうしてそういうふうに書かれていないのでしょうかね?よくわかりませんね。ASUSのこの手のマザー、つまりこのタイプのバックパネルがごく一部でしか存在しないものでもないように思えたのですが…。それともこんな簡単なことにつまずくバカ野郎は己だけということなのか?
 まあ、とにかく、この「爪」野郎にひっかかると、下手するとマザーを一度取り付け終わってから、もう一度外して「爪」を折って、またマザーをつけ直すというめんどくさいことになるので個人的に組み立てる際に気をつけたいポイント③ですね。また取り外してつけ直してとやったので、本当心が折れました。

⑤ケースの電源コードをマザーに取り付けるのが大変

 DVDドライブや電源、ハードディスクドライブ(HDD)など、他のパーツで取り付けるのに苦労したということはないですね。配線をすっきりさせる際の裏側に通してうまく蓋を閉じる作業でちょっと時間取られたくらいですね。
 あ、そうだ。配線の中で一つだけ無茶苦茶苦労したのがありました。電源ボタンの配線コードですね。PCケースの電源とマザーを結ぶコード・配線が何故か異常に小さく細々しているんですよね。なんでこのところだけこんなちっちゃい配線なの…?すっごい苦労しました。何のミスもせずに一度の取り付けで全部スムーズに終わったという場合は気にならないのでしょうが、動かなかったために何回も配線を見直して取り外しをしたため、この電源エリアの配線はその度に非常に苦労しました。一つ一つはめられればいいのですが、構造上コードの長さで制限があって8つくらいまとめて一気に差さないといけないんですね。なのに、ひとかたまりにまとめて差そうとしてもすぐツルッとズレて動いてしまって、中々一気にちゃんと所定の場所に差さらないんですよね。これが本当に苦労しました。電源用に一度まとめて差せるモノも売っているようですね。これ知っていれば買いたかったなぁ…。今更詮無きことですが。*2
 

組み立てた後思ったこと、個人的な感想

 組み立てて思ったことは、とにかく疲れたこととケースがデカくて邪魔だなぁということ。実際に組み立てる前に、商品が届いた時点で既に「ワーオなんじゃこりゃ」とPCケースのデカさに驚いていたんですけどね。「ミドル」タワーケースと謳いながら、まったくミドルじゃない件…。気になってググったら「ミドルタワーケースデカすぎ」というものがいくつかありました。高校生や大学生が自分の部屋に置く一人用の小さい冷蔵庫くらいの大きさですからね、これ。
 BTOをチェックしていた時かな?いくつかケースが表示されていた時、その中でミドルタワーは中くらいのサイズに見えたので、まあこんなものかなと思ってこれが一番適切なサイズだと考えたのですが、実際届くとむちゃくちゃデカイですね。家具を買うときのように、実際メジャーでサイズを測って、このサイズだとこれくらいの大きさだということを事前に抑えておかないといけませんでしたね…。家具だったら実際メジャーで測ったでしょうけど、まさかPCでここまでデカイとは想定外でした。
 各パーツを総計しても面積的にどう考えてもこんなサイズのケース必要がないはずなんですが…。とにかく邪魔でしょうがないですね。横幅は仕方ないにしても、縦と高さは半分以下で十分収まると思うんですけどねぇ…。こんなにデカイのならば、スペースを小さくした分冷却性能が落ちてしまうというマイナス点を補うために値段が高くなってもいいから備え付けのリテールクーラーとは別にCPUクーラー買っても良かった。それくらい邪魔ですね。
 冷却性能が高い冷水クーラーなんかありますが、2万くらいするそれを買って、冷却性能問題はクリアして、その分の値段はケースを買わないことで賄う。ケースは手作りしたもので安く済ませたかった。手作りで良かったなぁと、あとから思いました。

自分好みのPCケースが見つからない場合、ケースの自作もありかも

 「自作PCでケース自作」というややこしいネーミングでググると、結構いろんな自作おもしろケースが出てきますね。まあ、そこまでオリジナリティ溢れるものを作ろうとは思いませんが、コンパクトなサイズのスチールものを選んで、ファンを2つ買って前後に取り付けるという作業をいつかやってみたいですね。
 電源が5年位で買い替えが必要になるのかな?わかりませんが、それくらい経って取替の時期が来たらやろうかな~とか考えています。マザーとケースの電源コードの取り付けが大変という話をしましたが、電源スイッチ自体が別に単独で売ってますし、それを単独でサクッと取り付けて手軽に電源入れられるようにもしたいですからね。今のPCはモニターをあっちこっちに動かす都合上、ケーブルを長く使えるように、PCの表と裏を真逆にセッティングしているので、電源入れるのがちょっとめんどくさいんですよね。まあ、PCは電源入れるの一日一回なんですけど、そういう点からも自作ケースで簡単にスイッチを入れられるようなものにしてみたいんですよね。
 また、ケースなんてそもそも必要ない。部屋の高い所の壁にラックを取り付けて、ラックに各パーツを引っ掛けて使っているなんてのも見ました。自作PCで置き場所・スペースの問題で困るという話も結構聞くので、そういうやり方も面白いなぁなんて感じました。マザーのLED装飾を追加して組み込めばオシャレ感あるでしょうしね。まあ、その場合はゲームとかマイニングとか動画・画像編集ソフトとか高処理性能が要求される場合、よっぽどうまく冷却しないとならなくなると思うので、色々大変そうだな~なんてぼくはおもいました(あれ?なにこれ?作文!?)。
 「ケースなんか別にいらない。みかん箱でも動くぞ」何ていう話があって、実際にみかん箱に入れてある画像も見ましたけど、まあ流石にそれは極端な話として、ポッドにいれたり、プレイステーションの中に入れたりするおもしろ画像がたまに出てくるように、本当色々出来ますからね。そういうことに一度はチャレンジしてみたいなと思いました。まあ冷却に自身がないので奇抜なものには手を出さないでしょうけどね。
 自作PCパーツの解説ページは色々あれど、音声ケーブルが必要という当たり前のことを書いてあるページがなかった。まあ、事前にモニターやらケースについていなければケーブルは別で買わないといけないでしょうね。前回書いたように、HDMIケーブル買うつもりだったので別についてなくても良かったですが。それこそDVI端子ケーブルとか付属してても邪魔なだけ。+500円でHDMIケーブルに変えてくれるとか不要ならその分差し引いてくれるとかやってほしいですよね。なんで使わない邪魔なゴミをセットでもらわないといけないのかスッキリしませんね。

腰が痛い

 あとは、組み立てていてなかなかうまく行かなくて、何度も接続をやり直したので疲れました。説明書だったりググって調べたりかなり時間を取られましたし、ダメだったらどうしようというドキドキハラハラ感はかなり精神的に疲れますね。ヨドバシで返品してかなり待たされたというのもあって、イライラしましたし。その分、動いて成功した時の喜びは何倍にも感じますね。動いて疲れて汗かいた時はビールがうまい的な快感がありますね。
 実際組み立てる時間はそんなにかからないはずですが、初心者だったのでかなり時間を要しました。一回やったのでもう次は一時間もあれば、(どんなに多くかかっても2時間以内に)完成すると思います。一度組み立てるとPCについて大抵のことはわかるようになるかと。まあ詳しい領域には足を踏み入れられてませんけどね。馬鹿みたいに何度もやり直したので、PCケースを寝かして立てて動かして&部品を外してくっつけてを何回も繰り返したので腰が痛くなりました。変態三村おじさん(さまぁ~ず)なら、何度もケースを起こしたり寝かしたりして悪戦苦闘して腰が痛くなった姿を見て「さっきから何やってんの?Sexしてんの?」と例のセクハラ発言をされるくらいには腰にキました。部屋にデカイケースが横たわっていて、マザーが起動しないのでそのままケースに蓋をして一晩経過した時は、一体何を煮込んでいるんだろう…。一晩じっくりコトコト煮込んでなにしているんだろう感が凄かったですね。

掃除編

 組み立てて苦労したこと、感想を書いて終わっちゃうところでしたが、掃除したことを書かないと今頃書く意味がない(^ ^;)。掃除をした話をしたいと思います。ケースに付いているファンがウォンウォンフル稼働することが多くなって、フリーソフトで各パーツの温度をチェックしたところ、昔は30℃後半~40℃くらいだったのが。時間が経つと50~60℃位になることも珍しくなくなっていました。ということでググったら掃除してホコリを取り除いたほうがいいということで、掃除をしました。丁度組み立てて一年位経っていたのでそろそろ掃除しようと思っていたのところだったので、タイミング的にも丁度良かったのでね。
 掃除をするといってもケース内に溜まっているホコリを取り除くだけなんですけどね。あとはケースの前面を取り外して水洗いするくらい。ケースのファンのホコリを取り除いて、CPUファン・リテールクーラーのホコリを取り除く。これでウォンウォン唸ってうるさかった現象が収まりました。パーツの温度を再度チェックしたところ見事に昔のように30℃後半~40℃で安定するようになりましたね。
 突発的に思いついて掃除を始めたので、エアダスターがないとダメだという事を忘れていました。近くのホムセンで買いに行くのも面倒なのでとりあえず、口でホコリを吹き飛ばしていました(笑)。想像以上にCPUファンに埃がまとわりついていましたね。こんだけついていればそりゃ性能も落ちるわなという感じでした。
 いったんファンを取り外してホコリを吹き飛ばして、再度取り付けたところファンの取り付け方・対角線に取り付ける&軽く嵌めてから最後に全部を締めるという基本を完全に忘れていて、一箇所だけしっかりハマって取り外せないという馬鹿なことをやってしまいました。
 で、めんどくさいのでファンをそのままにしておいたら、ファンの接続が中途半端だったために、CPUが100℃に上昇するという異常事態が起こって、再度取り付け直すというめんどくさいことになりました。一時、大して負荷がかかることをやらないからクーラーはいらないのかなと思っていましたが、普通に可動させてクーラー無しで100℃いっちゃうくらいですから、CPUクーラー・ファンは絶対必要・必要不可欠なものですね。
 あと、一番恐れていた掃除を終えた際にPCが起動しなくなるという現象も起こりました。掃除の際にCPUだったりどこかに異常をきたすという事態が起こったらどうしようという恐怖が頭の片隅にあったのですが、まんまその現象が起こってヒェッとなりました。メモリあたりゆるんだのかな?と一度外してつけ直したところ、見事に起動してホッとしました。

 まあ、とりあえずこんなところですね。これにて自作PCの話を終えたいと思います。その後Linuxを導入したなどのおまけ話があるので、次回はそんな余計な話をしたいと思います。

*1:

*2:電源コードをまとめる電源コネクタ?それと電源スイッチでワイヤレスのいいなと思った商品があったんですが、今ちょっと検索かけても見つけられませんでした。こんど虎の巻でも読んでPCパーツ一覧から調べてわかったら追記したいと思います

違法ダウンロードの話、スポティファイ・Komiflo・漫画ビレッジなどのプラットフォームについて

 いくつか書いていた話があるのですが、いつまで経っても書き終わらず、また間が空いてしまったので、簡単にかける小ネタをいくつか書きたいと思います。今回は違法ダウンロードの話をしてみたいと思います。(マンガ・アニメネタではないのですが、一応同じカテゴリーに入れておきました)

 このスポティファイという無料を前提とした配信サイトが有料サービスで成功を収めているとか。
 違法ダウンロードの弱点をついた、仲間同士で「この曲もあるよ?」とか、「これが好きならこの曲も好きなはずだから、これも聞いてみなよ?」といった共有を違法ダウンロードサイトでは出来ない。仲間内で楽しめないという弱点をついた。検索機能の充実や過去のマニアックな曲も簡単に見つかるという行き届いたサービスで多くの有料ユーザーを獲得したと。
 ここで注目したいのは強引な手法ではなく、資金集め→配信プラットフォームサービス開設→4大メジャーから許諾というプロセスを踏んでいることですね。創業者利益確保のために新株上場をしなかったことなど、金儲けのためにやっているわけではないという価値観など経営者個人としても魅力的な感じがしますが、それは本題ではないのでおいておきます。

 今回触れたかったのはこの話です。漫画村騒動で日本の漫画界にプラットフォームがないことがクローズアップされましたが、エロ漫画・アダルトコミックでは実現していたのですね。文中にあるとおり、漫画家の赤松健氏が言うように、出版社横断の便利な漫画プラットフォームこそが海賊版サイトを潰す有効な対策になるわけです*1
 赤松氏が言うように、出版社毎の横断的な取り組み・プラットフォームづくりには腰が引けているのが現実。自社の顧客の囲い込みしか考えていない状況にあると見ていいでしょう。そんな中でアダルトコミックにおいてはいち早くプラットフォーム化が進んだというのは、コミック業界全体の未来に大きく関わってきそうな話で、面白そうなので書いておきたいと思いました。まあ、アダルトコミックを取り扱う出版社自体そうそう多くないから出来たことだと思いますが。文中ではワニマガジンコアマガジンの二社ですが、他にメジャーな出版社はあるのかな?いずれにせよ、合意が取り付けられたプロセスは今後の参考になりそうな話になる気がしますね。
 ニッチな市場であること、出版社との関係の深さという2点が取り上げられていますが、紙と電子が競合するものではないという考えがある。電子は売上を補填してくれるものという考え方があると書かれていますが、未だに出版社としては電子に力を入れると紙が衰退してしまう。却って売上低下を招くといった負の価値観が根強いということなのでしょうか?
 最近(でもないか)、よく話題になる一定の購買力を持つ腐女子層・BL作品なんかも手がけて売上を伸ばしたりすれば、アダルトコミックだけでなく少年誌・一般漫画でもこういうプラットフォームを作ろう!ということになりはしないか注目したいですよね。スポティファイの話で、この曲が好きならこれも聞いたらという形で、ファンたちが売上を押し上げる現象が起こると思うのでね。ジャンル検索というものがあって、そこから作品が売れていけばやっぱりプラットフォームというのは重要なんだということになるのでしょうか。単なる販売だけではなく、ファン同士が繋がってより盛り上げてくれるのがキーになりそうですが、流石にそこまでは手が回らないですかね。そもそもそういうコアなファンはほっといても勝手にSNSでつながって勝手に盛り上がってくれるでしょうしね。
 ちょっと違いますが、かなり昔の漫画で「やらないか?」というフレーズで有名な『クソみそテクニック』というホモ漫画がネットで流行ったように、何らかの形で注目されて爆発的に広がれば、昔のものでもヒットするということはあり得るでしょうしね。『孤独のグルメ』の漫画とかも確かそういうネット発の人気だった気がします。
 
 で、こちらのKomifloのサービスは一ヶ月無料で月980円というかたちなのでスポティファイのようにはならないのでしょうけど、今後どういう風になっていくのか展開が面白そうですね。
 そうだ忘れてた。これを書いておきたいと思ったのは、海外市場の話。海外では当然エロ表現・規制が厳しい国がある。そこでは所持自体が禁止という国もある。通常のエロ漫画・雑誌の販売すら出来ないわけですね。まあ、エロ本は世界各国どこでもあると思いますが、エロ漫画というのは中々見かけないので、そういう世界的な需要がないわけではないと思うのですよね。翻訳と海外展開でかなり需要があるのではないかなと思うんですよね。
 で、単純所持がNGでもこういう電子書籍ならストリーミングで読める。ストリーミングだから法に引っかからないというのが面白いなと感じたので。これ故にエロ本・動画の所持はせずに、定額制サイトで登録して楽しむというのが常識というお国もあるのなら、そういうところに食い込んでいってもおかしくないですからね。海外展開というポイントに注目したいですね。それこそコロンビアじゃなくてなんだっけ?カリビアンドットコムだったかな?エロサイトで米のどこかに本籍を置いて日本の法を適用されずに無修正動画を配信して売上を伸ばしていたというのがありましたよね。それと同じ現象が起こるのではないかなと思ったので。

 一般漫画誌のことを考えると、四大週刊少年誌ならジャンプ・マガジン・サンデー・チャンピオンで、まあ集英社講談社小学館でだいたいメジャーな漫画は抑えられるというのが現状でしょうね。まんがタイムきららとか、そういうのが最近はいろいろ多いのでその三社さえ抑えられさえすれば、プラットフォームもすぐ出来る!ということでもないのでしょうけど。とりあえずこの三社の合意が出来ればそうそう難しくない気もするのでしょうけどね。他の会社・中小出版社にとって不利な条件があるとかでもない限りは。
 まあ、そういう出版社横断サービスが今後出てくればいいなと思っていたら、今は漫画ビレッジなる漫画村を模した有料サービスが始まったとか*2漫画村という違法サイトが話題になって、閉鎖してじゃあ合法的な漫画村を作ればいいんじゃないの?と漫画村をそのまま丸パクリしてプラットフォームを立ち上げたと。
 漫画村が大きな影響力を持ったのは無料であるのは当然としてその利便性にあった。じゃあこれをそのまま丸パクリすれば既存の漫画村に慣れたユーザーを囲い込めるやん!と違法サイトを丸パクリして全く同じプラットフォームを作ったと。名前も漫画村知名度を利用して目につくように漫画ビレッジにしたと(笑)。その発想がいいですよね。海賊行為サイトから更に海賊して売上を得て億万長者にでもなったら昔話にでもありそうなよく出来た話になるので、ぜひ成功してほしいですね。
 特にうまいオチがあるわけでもないですが、目について気になった話題なので書いてみました。おしまい。あとついでに昔に著作権とかエロ漫画関係で書いたものがあったようなと検索をかけて久しぶりに読み直して追記したものをリンクとして貼っておきます*3

アイキャッチ用画像 Komifoの表紙?トップページかな?を描いていたSaitomさんを選びました

 

公文書の管理・公開問題などについて大事だと思うこと云々

もう一つ面白かったので紹介&引用情報公開クリアリングハウス・三木由希子理事長氏のものから引用していきます。重要なのはこの方と次に来る瀬畑准教授の指摘ですね。そのとおりであり、非常に大事なことだと思うので引用します。

 ○日本の行政機関では本来は公文書とされるべき文書が公文書として扱われていない。対象を「個人管理の文書」にすり替えて、情報公開の対象から外すという手法が広くとられている。
 ―これこそが現在問題になっている官庁のやりたい放題に繋がっているわけですね。権力を握っている霞が関の官僚たちがそう簡単に権力を手放すはずがない、というか自分たちの責任を追求されることをしたくないわけですね。意思決定の過程を検証される結果、不正の責任追及をされたくない。あるいは過失を問われたくない。故に文書を非公開にする。一体どこの権威主義体制国家なのか?民主主義国家におけるそれでないことは言うまでもないですね。
 ○非公開の審議会である司法試験委員会の議事録を「個人的」に録音できるはずがない。そこで不存在決定の取消し、行政文書の公開の義務付けを求めて、東京地裁に提訴した。結果、録音されたMDは行政文書とは認められたものの、発言者の名前がわかると「自由・活発な議論を損なう」として非開示とされた。また、東京高等裁判所での控訴でも公開義務付けは却下、その他の請求も棄却された。
 ―官庁が組織防衛からこういう汚いやり方を採用するのはまだわかります。しかしそういうどう考えても法治国家・近代民主主義国家の原則に反する行為を裁判所がついにんするということはおかしい。何故、裁判所は請求されたら文書の機密保持の必要性を立証できない限り、公開を命じなければならないはず。日本の裁判所は一体どうなっているのか…。一体誰のために存在しているのか…?
 ○組織共有しているにもかかわらず、「個人文書」と言い張る手法は「加計学園獣医学部新設問題」でも。れっきとした公的な記録文書を、菅義偉官房長官はその文書を「怪文書」と決めつけ、文科省側も当初は存在しないとしていた。のちに文科省は酷似した文書が共有フォルダにあることを認めたが、当初ないと言っていたのは、別の共有フォルダしか探さなかったからという言い訳をした。文書を実際に扱っている官僚が法の抜け道を悪用していると言わざるを得ない。 公文書管理法に改ざんに対する罰則はない。「罰則を設けよ」という声もあるが、罰則を設けても、行政文書として作成する文書の内容は薄くして、詳細は個人文書化したり、隠蔽したりされるだろう。情報公開法によって請求ができたとしても、実際は必要な情報を出さなくていいようになっている。
 ―つまり、情報公開法や公文書管理法などを有効に機能させるためには、検証可能なようにこういう業務にはこういう文書を残しておき、かつ請求された場合に公開できるように保存を義務付けなくてはならない。~委員会の審議内容を必ず記録しておくことなど細部に詰めておかなくてはならないでしょうね。私的な会合などの抜け道を許さないように検証不可能と判断された場合・記録を残さなかった場合は、処罰するという厳しいもの(というかそれが普通なんですが…)にしない限り何の意味もないでしょうし、今後も同じ問題が幾度も発生するでしょうね。 文書改ざんという前代未聞の犯罪が故に話題になりましたけども、それ以前に保存された文書が検証可能でないというそれ以前の問題にあることのほうがもっと重要なポイントなのですけどね…。

長野県短期大学瀬畑源准教授曰く、このような法文書管理のメンタリティは天皇主権時代に遡るものとする。「天皇の官吏」として仕えていた彼らに国民に対するアカウンタビリティー(説明責任)という発想がないのは当然。自分たちが必要だと思うものを保存しそうでなければ捨てるという考えだった。従って、最終的な決裁文書は残っても途中・過程の文書は不要として破棄されていた。
 1972年に実現した沖縄返還の交渉では、当時の佐藤栄作総理とニクソン大統領の間で、有事の際の核持ち込みに関する「密約文書」があった。2009年、佐藤元総理の遺族が遺品整理をしていたところ、自宅書斎からその文書が見つかる。ワシントンで行われた日米首脳会談で極秘に交わされた「合意議事録」。本来なら外交史料館に残すほどの歴史的価値のある公文書、そんな重要な文書が元総理の「自宅」から発見された。そして遺族が、文書発見後、外務省関係者に外交史料館での保管を申し出るも、佐藤元総理の署名入り文書は公文書ではなく「私文書である」として受け取りを拒否!「事実を記録することで後世に資する」ことが未だに重視されていない。
 氏は可能性として、他国のように政権交代が少なく、異なる政権によって過去の政権検証がなされないからこういうメンタリティが生まれているとしています。そして言うまでもなく意思決定の過程を明らかにし、説明責任を果たす重要性で話を終えていますね。
 最後に早稲田大学野口悠紀雄氏が、ブロックチェーンで公文書改ざんを防げという話をといていますが、それ自体は同意するものの、財務省・旧大蔵省の体質変化みたいな話が入口となっています。今回の問題とそれは無関係というか筋違いでしょう。官庁の私権化という問題が本質であり、それ故に官の力を法で縛ろうというのが昨今の流れであるのに、昔と今の中立性の違いとかそういう問題ではない。むしろ超越的な立場で恣意的に裁量権を揮ってきたことについて許容するような態度は疑問に思いましたね。
 最後にどうでもいい話に触れてオチとしてグダグダ感をもたらしたまま、おしまい。