てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

中東情勢(2)

ってわけで、イラン・イラク情勢についての続き。

WSJ

Iran-Iraq Oil Field Standoff Abates

http://online.wsj.com/article/SB126130848029499069.html

言い忘れていたけど、イラン軍は占領して後自分たちの国旗を掲げた。んでイラクがようやく取り戻して再び自分たちの国旗を掲げましたとさ。どうやら、そこで働いていた11人の労働者or採掘者が捕まってただけみたいですね。解放されたと。ここはシーア派地区かなるほどなるほど。

http://online.wsj.com/article/SB126114921937697207.html

Iranian Troops Occupy Oil Field in Iraq, Stoking Tension

旗を立てた記事はこっちか。係争中の油田は15ある=今後もこういう突発的な危機は続くということか。 三月の議会選挙を控えた強硬な動き、イランの影響力がまざまざと見せ付けられた。オイルはこの紛争をきっかけに上がったが、すぐに落ち着いた=イランにとって危機が続けば、オイルが高騰して自分たちの経済的期を打破できるという可能性があるため、今後も冒険に出るのではないのか?

Wa'al Abdullatif said Iranians have been conducting limited incursions atal-Fakkah for more than a yearイラクの議員も今後もこの傾向が続くと示唆。

イランはこの地域にたびたびやってきて、安全が確保されないために操業が出来なくなる=イラクは経済で不安定に持ち込まれる。

http://online.wsj.com/article/SB126123760201698695.html

Iranian Prosecutors Allege Murder, Torture at Prison

イランで反体制運動した人間が拷問されて死んだ話。

http://online.wsj.com/article/SB126129141238099009.html

Cleric's Death, Torture Case Jolt Iran

反体制運動の、緑の運動の中心人物だった聖職者の死↓へ続く。彼の死を悼んで、追悼のために練り歩く習慣があるから、それが政治デモに発展しないか警戒。さらに拷問による市が続いたために、更なる暴動に発展するか?

こっからFinancial Times

Iran: The enemy within

http://www.ft.com/cms/s/0/0c3c2d78-e68c-11de-98b1-00144feab49a,dwp_uuid=be75219e-940a-11da-82ea-0000779e2340.html

テヘラン大学で、シャーであろうとリーダーであろうと抑圧者には死を!とデモがひどくなっていると。 Ayatollah Hossein-Ali Montazeri,という聖職者、革命世代の指導者の死が大きく影響を与えている。彼はハメネイ以前イスラム体制の後継者とみなされていたようですが、穏健派で反体制派の処刑を拒絶したことからその地位を外された人物。つまり最も改革的なシンボルだったわけですね。中国で言うと、華国鋒趙紫陽ってとこかしら。聖職者の一部でも政府に従わない動きがあると。軍と石油の清算が順調に言っている間はまだまだ政権が転覆されることはないだろうが、今後の情勢しだいでは反体制運動が勢いづくこともある。改革派にとって、イランの核よりも人権に注目してほしい。核=反体制運動につながるということでもあるか…

Maliki blames Baathist exiles in Damascus

http://www.ft.com/cms/s/0/c9015f54-e5b6-11de-b5d7-00144feab49a.html

マリク政権がシリアにバース党の要人の引渡しを求めた。イラク戦争時にシリアに100万人亡命していた。んでかれが、現政権を奴隷政権と非難していると。

つーかまぁ、アフガンからイランから、イラクまでレイムダックだらけですなぁ(^ ^;)。ドンだけ不安定化してんだ(´-ω-`)

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