てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

小林よしのりカスになる?

 民主党に含めたのは第8・9回と地方参政権の分析とそのインパクトを説いたからです。別にあの二つの記事が優れているだとか、素晴らしい!とか言うつもりはありません(^ ^;)。ただ、オリジナルの視点からこういう見方ができるのではないのか?こういう効果があるのではないかと他の誰でもない、己独特な解説をしたわけです。記事と言うものは署名をして、己の名と責任で論を張らなくてはいけません。小林よしのりさんがSAPIOで掲載した反小沢のバッシング記事や、地方参政権の解説はオリジナルな視点があったでしょうか?

 

 小林よしのり氏が文壇に登場するきっかけとなったのは、奇しくも自身が反米的言説を第一としているように、自主規制問題がきっかけでした。その当時の小林氏の言論界への貢献は計り知れない物があると言っていいでしょう。

 あ、一応知らない方のために追記しておきますが、氏が取り組んだ自主規制という問題は戦後GHQ統治によって不可避的に作られた文化です。その他被差別部落や、様々なコラムが人気を博しました。己ももちろんその当時のファンの一人でしたし、己の世代の知識を求める人間・言論や政治に興味のある人間なら、氏の戦争論を読んでない人間はいないと言っても過言ではない位の影響力を持っていました(少なくともその名前だけは必ず聞いたことがあるという存在でした)。反戦平和教育や洗脳教育、平和ボケ打破に貢献したことは間違いないでしょう。奇しくもこの平和ボケという言葉は、確か舛添さんが作ったと記憶しています。

 

 以前氏は「小林よしのりはいずれカスになるときがくる!そんときゃ、昔はすごかったけど小林よしのりカスになったな~と言っときゃいいのだ!」と主張していました。あれから十年は経ったでしょうか?少なくとも昨今の氏の言説で、「なるほど~そういう見方があったのか!流石は小林よしのり!(`・ω・´) キリッ」と言うものがあるのでしょうか?

 まぁ、最近読んでないから知らないだけと言うのもありますが、少なくとも天皇会見でのダーク小沢の書き方や、地方参政権の解説は読んでいて…と思わざるをえない内容でした。パパラッチさんのブログ(羽毛田宮内庁長官の断罪を)で羽毛田氏は天皇陛下の玉体を心配して反対したどころか、過去何回も一ヶ月前に会見をねじ込んでいたことがわかりました。結局陛下のためなどではなく、自分の官僚としての権力・裁量権を守ろうとしただけに過ぎない佞臣だったのです。それを今週号でも美化して書いてましたしね。

 

 個人的には貴重な存在なので今後も優れた言説分析を期待したいです。しかし以前から気になっていたのですが、氏は官僚を非難・糾弾するということを未だかつて一度もしたことがないのです。氏のスタンスでは官僚は優秀だし、ルールをしっかり守って日本のために働いて欲しい。何故そうなってないかといえば公=国家=愛国心が失われたからだということだけで、腐朽官僚制や日本の政治システムの欠陥を指摘しませんでした(薬害エイズで結局当時の厚生省のあり方を批判しても、結局答えはそこ、愛国心の不在ということに回帰しましたからね)。

 政治家のレベルが低く、安心して政治を任せることが出来ないと言ったり、国民のレベルが低いから任せられない。頼れるのはプロである官僚だけ(だけは少し言い過ぎかもしれませんが…)といったような言説をしてきました。

 それは己の高校もそうだったのですが、いわゆるサヨク系・プロ市民&教員といった勢力が当時強く、彼らが個人の確立→市民団体→政治への反映のような感じが強かったのが影響しているのかもしれません。確かに自分の足元も危うく、政治の何たるかも理解せずに、情念だけで政治に口を出す手合というマイナスイメージがかなり強かったんですね。当時氏の言論の敵にそういうおかしな市民団体がいくらでもいましたし。ただ、そろそろ官僚のおかしさに気づいて本格的に反官僚論・説を打ち出してもいいと思うんですが…。何故か氏はそういう言説をすることがありませんねぇ?何故なんでしょうか?*1

*1:※ついでに、2010-04-09に【月刊willから】というタイトルで書いた一文をおまけに、わざわざ独立して残す必要ないなと思ったので、こっちにまとめてしまいます。

 2010/5のWILLを見ました。サフィオじゃなくてこっちにゴーマニズム宣言が載ってました。移籍なのか?こっちでも描くのか、まぁ後者なんでしょうけど。

 わしは今までヒット作飛ばしても四億も稼げなかった。その四億円なんて金を動かしていた小沢は怪しい。庶民がこの小沢を怪しいと感じて80%近い人間が幹事長を辞めろという庶民感覚をわしは信じるだそうです・・・。

 別にいちいちいうまでもないことですけど。政治家はかなりの資金面での優遇がなされる。4億全部丸まる小沢のポケットマネーってわけじゃあるまい…奥さんは資産家だし、親父の相続した金だってあるだろうしね・・・。まぁ、こういう金の問題は詳しくないんで語らないことにします。己は氏のファンで昔のゴー宣は全部目を通してますから、言いますけど、昔こう描いてたんです。「国を変えたければ、てっぺん行け、中央行け。権力握らなければ、世の中を変えることなんてできない(踊るより先に言ってたんですよ。コレ)」。んで、本人が小沢氏とまんま対談してたときに確か言ったはず、イヤこれは石原慎太郎さんの時だったかな?権力握るためには汚いことやって、金集めて政権取るべきだって言ったはずなんですよね…。まさに金集めて、子分増やして、政権取った小沢氏を批判するのは明らかにおかしいんですけどね。

 しかしまぁ、反民主党大特集ってすげぇな(^ ^;)。中立性のかけらもない言論誌って大丈夫なのか?また、栗林中将みたいな記事を載せたみたいに、小室師匠書いてくんねーかな。