てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

【用語集】

用語集、いつか作ろうと思っていい機会だから作ります。伝統主義とか、アノミーとかわからない人にはわからないでしょうから。今後充実させていこうかと。毎回、毎回解説するのもあれですし、しなかったら初見殺しになるので、まとめておけば便利だろうと。

聖俗の二元論

 聖俗の二元論とは、この世には、霊と肉、つまり、聖なるものと俗なるものの二つがあり、その両者は厳密に区別されなくてはならない。俗世界の支配者としては、ローマ皇帝、聖なる世界の支配者としては、ローマ法王。前者の法体系が世俗法(後にこれが、市民法すなわち民法となる)、後者の法が教会法。東ローマのギリシャ正教では皇帝が宗教上の首長をかねていた。よって聖俗の別という観念が育ちにくい。

【行動様式、エトスまた規範】

 宗教とは行動様式(エトス)である―宗教は、教育・結婚・葬式を規定する。宗教が違えば全て違ってくる。だからその習慣・風俗の違いを調停するための宗教裁判所というものがある。宗教が違えばまず結婚が出来ない。食事なり、生活すべてが異なってくるから。つまり行動様式が根本から異なるから。ウェーバーはこれに注目して行動様式をもって宗教と定義した。つまりイデオロギーや思想も行動様式を決定付けれさえすれば、宗教となる。

【世界精神】

 ヘーゲル哲学の用語。世界には自由を体現する意志があるという考え方。世界精神によって、世界は自由化、ひいては民主化されていくというもの。

伝統主義

 論理的因果関係ではなく、過去どのように行われていたかという先例のみが重視される考え方。「伝統を重んずる主義」という意味ではなく、よい伝統も悪い伝統も関係なく「昔、正しかったことは、今も正しい」とするもの。

挙証責任

 裁判ではどちらに主張を立証する必要性があるかがまず問われる。これを挙証責任という。簡単に言うと説明する責任があること。その説明が出来なければ敗れる。つまり、挙証責任を負わされた側は不利になる。というか殆ど負ける。ローマには「挙証責任あるところに敗訴あり」という法諺があった。

フェティシズム

 大抵「性倒錯(症)」と訳されているが、本来の意味はずっと広い。一般的には、「手段の目的化」のことを言う。たとえば、女性の下着(を脱がせる行為)は、本来、性行為という目的に達するための手段にすぎない。ところが、性倒錯者の中には、性行為(矢女性の肉体)には全然関心がなく、ただ下着にだけ魅力を感ずる者がいる。 このように、性倒錯においては、手段が目的化する。これをフェティシズムと言う。

 

言い回しー

 一犬虚に吠揺れば万犬実に伝う=一人が嘘を言うと周りの人間がそれを真実として伝える状態

 駟も舌に及ばず=四頭立ての馬車より言葉が伝わるのは早いという意味。