読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

【外交は全て繋がっている】 スーダン南部独立の話(2011/01)

外交関係

過去記事の再掲です。元は11/01に書いたものです。『日本社会の歴史』を書いてたら終わんなくなったので、とりあえず再掲でも。

 

 全然知らなかったなぁ。まったくチェックしていなかった。最近はようやく落ち着いてきたくらいしか知らなかった。住民投票自体はず~っと前からもう決まっていたんですね。

 中国は強硬に反対してきた、民族浄化とも言われ、大量の難民を発生させ、国際問題化していましたが、決着は南部分離独立ですか…。遊牧・イスラム系の北部に、農耕・キリスト系の南部で分けてしまおうという図式。隣にエチオピアもありますし、キリスト系ラインでも作って横断でもさせるつもりなんですかね?あとアラブ系?とブラックアフリカ系でも対立があるのかな?ちょっとわかりませんが。83~05年の20年近い闘争で死者200万人ですか。

 中部の油田地帯アビエが南部に含まれるかどうかというところがもめるんでしょうけど、アメリカ・中国の代理戦争、今回は特にアメリカ単独ではなく、欧州の利権も関わってくるでしょうから、だからこそ対立を深めたくない中国は安保理で折れたと見るべきでしょう。日本は尖閣で馬鹿騒ぎしましたが、欧州がノーベル平和賞で馬鹿騒ぎしたのは、このスーダンが一つの大きなテーマだったから、中国がその台頭するパワーで欧州の裏庭アフリカを好き勝手に食い荒らしていくのでは!?という懸念があったからでしょうね。

 なぜこれを大々的に報じない?スーダンに首を突っ込めば尖閣だって解決できるかもしれない、欧州の協力が得られるかもしれないのに。*1

    尖閣スーダン

 というリンクがわからない。つまり、

    イラン=北朝鮮

 という外交上のリンクも当然わからない。そういう外交の常識中の常識も理解できないのでしょう。世界情勢はすべてつながっている。もうマスコミ馬鹿なんだから廃業したら?そういう常識わからないし、報道できないんだから、日本にいると必要不可欠な情報が入ってこない。これじゃあ世界のトップが日本にくるわけがない。CNNでもBBCでもなんでもいいですけど、日本でおんなじような報道やろうぜ!っていう動きがかけらもないんですもん。世界から排外主義って見られる懸念がないのはなぜなんだろう?トップエリートが、これだけ豊かな国ににもかかわらず、情報や企業などなど上層・上質の人が入ってこない現状に危機感を覚えないのはなぜなんだろう?世界中から良い人材獲ってくればいいだけの話なのに。

 人口4200万人か。南北朝鮮くらいかな。分裂したら人口バランスはどうなるんだろうか。まあ、やっぱり避難民で迷惑しているリビア・エジプトは一刻も早く安定化を図りたいみたいですね。周辺諸国の難民をなんとかしたいという思惑がこのような分離独立化を推し進めたという背景も大事でしょうね。北のバジル大統領に、南の自治政府のキール大統領に、カダフィ大佐ムバラク大統領の四者会談でまあ合意がなされているようです。国際政治学の基本

 国際社会国連枠→地域機構:周辺諸国含めた四者会談→当事者国間:南北

(※厳密には地域機構ではないですが、まあそれに近い周辺合意と見ましょう)とまあ、入れ子構造?集合論で言うと、大集合内の中集合。さらに中集合内の小集合、同心円みたいな包括構造になっている。当面南北自体は、係争地を巡ってグダグダするでしょうけど、こんだけしっかりしていれば、少なくとも連鎖的に問題が波及して長期化、問題激化はないでしょう。アフリカはなんだっけ?西アフリカ機構?ああいうシステムが意外にしっかり機能していますからね。東亜や中東みたいに変な大国ないですから、かえって国際的なシステムがうまく機能しやすいんでしょう。ただし、一国内のレベルがダメだったり、二国間紛争自体は続くんでしょうけど。

 本当に、ネットがなければ、日本にいると何にもわからないな…。情報鎖国・情報小国おそるべし。

*2

*1:―と当時は書いていますが、欧州の協力・合意を得ることはできても、尖閣問題の解決にまではまあ無理でしょうね。抑止効果くらいは期待できてもね。当時もそういう意味で書いたと思いますが、まあ一応補足しておきます

*2:よし!誤字というか誤変換は2つしかないな!(^ ^;)。まあ取り立てて再掲するほどではないですが、一応外交は、国際情勢は関係ない遠い外国のことでも必ず繋がっているというポイントが大事なので上げておきました。まあ繋がってくるというか、繋がってくるように&自分たちにプラスに作用するように外交をしないといけないんですけどね。春名さんの本でスーダン云々について触れた記憶があるので、一応リンクを貼っておきます