2011-01-14

アイドルマスター2を巡る騒動について

京大の情報の授業にも使われているとか、ニコニコニュースの記事
　これ二ヶ月くらい前から書こうと思って、書いていなかったから、なんかもうかなり適当になります。アイマスって非常に面白い現象ですよね。アニメ化も決定しましたし。その記念で一応書いておきましょう。なんか以前はアニメ化してわけのわからない内容になって、黒歴史になってしまったようですが。まあ、その意味のわからない黒歴史の多さがアイマスの魅力でもあります(^　^；)。ホメ春香とかなかまだもんげ！とか(笑)。アニメが新しい黒歴史にならなければいいんですけどね(笑)。

　んでまあ、己はニコマス専用で、実際にやったことないんですよね。ギャルげーみたいのってやってて楽しいか？としか思えないですから。しかし、ニコニコの動画見ている分には面白いですよね、架空戦記とか。最近はあんまり見ていませんが、プロディPは未だに見てますね。あと最近有名なちょっどだけ未来のお話シリーズ見ました。あれ、面白いですね。まあ、足汁Pはニコマスに欠かせませんね(笑)。ガチムチにやらせたとか、サッカーの実況の人なんでしたっけ？いいんです！の人の実況とか、まぁ発想次第でいくらでも作れると。

　いまや、ゲームは単に遊ぶだけじゃなくて、ネット上での遊び・ニコ動を視野にいれなくてはならない時代になったんでしょうか。魅力的なキャラがあれば、ほっといても商売が展開できる。東方なんかすごいですよね。ニコ見なかったら絶対知らなかっただろうし、音楽自体もクオリティ高いし、キャラの作りこみ・背景がしっかりしているから、いくらでも遊べる。もう二次作品からオリジナルとして作って、公式に売り出せばいいのに。ある種東方はドラゴンボールより影響力があると思う。遊ぶ人、二次に利用する人が多いという点で。

　アイドルマスターは普通のギャルげーだったら、そこまでヒットしなかったでしょうけど、アイドルとして育成をするという育成ゲームと掛け合わせたのがよかったですね。仕事をする上で信頼が育まれて、恋愛感情に発達するという流れなら、なるほどそういうもっていき方があったかという感じになりました。ただ現実的には、アイドルがマネージャー的な人間にそう都合よく好意を持つかよってなるんですけど、そこら辺はギャルゲーなんで(^　^；)。ツッコんだらダメです。

　そういう意味で現実でアイドルオタをやっている人間が、自分が育成して、その見返りに愛情をもらうというわかりやすい図式が彼らをつかんだんじゃないかと。現実のアイドルを応援しても、こんな充実感得られないでしょうからね。

　まあ、知らない人が大半なんでしょうが、アイドルマスターはこの続編を作って2で人気アイドルを切り捨ててしまったんですね。竜宮組みといいます。それだけならまだしも男性アイドルを新キャラとして追加した、そんな余裕があるなら続編に出せよ！ってことになって大騒ぎ。

　これが一番の問題なんでしょうけど、さらにはAKB商法といわれる売り上げによって決まるシステムを導入した(らしい)。詳しいことは良くわかりません。このアイドルマスターというゲームは実際に金払ってアイテムを買うみたいなんですよ。それで実際に金を使ってきたユーザーはもう、かなり思い入れがあって、納税あるとこに代表者ありというすばらしき民主主義の精神(笑)で、おかしいじゃないか!俺たちの声を反映させろ！と大騒ぎなんですね。

　まさかこんなところで民主主義の原理を理解しているとはね。AKBとか、最近週刊漫画見ると、いつもグラビアに出てきて、正直もううんざりなんですけどね。なにがいいんでしょうね？流行ったもの誰もが好きだと思うなよ。なんか電通色がして中身のないアイドルというものは好きになれません。まあそれはさておいて、つまり、アイドルマスターというゲームはユーザーとの距離が異常に近いというゲームになったんですよね。AKBは特定の人以外距離感は近くないですからね。この距離感の近いユーザーたちが反乱を起こして、今後どうなるんだろうと非常に注目される事態になってます。

　CDとか、イベントとかやり方次第で売り上げはいくらでも見込めると思うのですがね。何でこんな手法に出たのでしょうか？大ヒットの理由はこの距離の近さなのですから、それを損なうようになっては二次利用を絡めての長期的ヒットという既存戦略が取れないのではないでしょうか？

　今のイメージの悪さ、イメージ低下を今回のアニメ化でひっくり返して、新しい客層をとってこれるんでしょうか？ネット時代一度でもふざけるな！っていうイメージが定着してしまうと大変だと思うんですけどねぇ。アマゾンレヴューが発売前でもユーザーの悪評が乗せられるというドラクエ以来続いていますけど、アマゾンが事実上の品評会化しちゃってますね、KAGEROUのときもそうでしたが。