てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

【松本健一 産経新聞のインタヴューで暴露】松本さん!よくもこんなキチガイ発言を!

まあ、あきれて物が言えないと言うか、なんというか。タイトル通りです。この人頭がオカシイんじゃないんでしょうか?

あれ?松本健一って前どっかで取り上げませんでしたかな?ナショナリズム関連の書籍かなんかで。

畏るべき昭和天皇/松本 健一

¥1,680 Amazon.co.jp
日本のナショナリズム (ちくま新書)/松本 健一

¥714 Amazon.co.jp

これか・・・?どんな内容かも覚えていないが、覚えていないということはあんまり大した内容ではなかろう。

 聞くところによると、この人は例の尖閣事件の地検の判断を良しとする、地検の判断を粛々と受け入れるというのがやっぱり偽りだったと産経新聞に暴露してしまったという。当時内閣参与だったわけで、誰だって地検が超法規的に釈放する=自主的に判断をするなんてことはありえない。明らかな嘘、政治詐術の事件だってことは知っているわけです。しかし証拠がなかった。陸山会事件と違って明らかに有罪でも物証がないわけですね。

 こっちは明らかな無罪ですから物証なんてあるわけ無いですけども。地検の狂った判断を粛々と受け入れるのはこっちの事件も同じですけどね。裁判官もマスゴミも全員死ね!天木さんは大阪特捜が厚木さんの件で失敗して壊滅状態になった。今度も失敗すれば東京特捜も死ぬ。つまり検察という組織が徹底的に叩かれ、その検察におんぶにだっこだった裁判所も叩かれるから、裁判所&検察のグルをつかれないために自己保身で有罪にした。そもそも地検はグルであるからまず無罪を出さない。でしょうなぁ・・・。

 おっと、狂った司法のゆえに話がそれた。司法が狂えば当然立法も狂うというわけですね。国権の最高機関、国会において嘘をつくことは論と説によって国を動かし・導く国会議員にとっては致命的。菅直人仙谷由人の政治生命はつきたに等しい

 小沢一郎はありうる犯罪、別に珍しくもない犯罪だ(もちろん無罪ですよ、検察が証拠を挙げられずに断念したくらいですからね)。両者の犯罪の悪質性はその比ではない。国会で嘘をつく、これは政治の根本を揺るがす大犯罪・大悪である。

 以前述べたように、釈放するということは中国との外交手段上、穏便に済ますという穏健策として手段の一つであるのだから、政治家の判断・内閣・首相の判断でやったと言えばいい。それを無理に地検がやったなどとトカゲの尻尾切りで責任転嫁した(大体そんなことをしたら、そんなこと法的にありえない違法判断なのだから、それを撤回すべきだ!となじられる・弾劾されるに決まっていることなのだが…)。

 菅・仙谷は国会で嘘をついた。それがいったいどういう卑怯極まりない民主制度の本質にそぐわない行為であるか、与野党問わず徹底的に追求すべきだ。許すべからざる背信行為である。少なくとも議員バッジを外して引退する非常に悪質な行為であることは間違いない。

 それを指摘する声もない、この国の民主制度・民主主義理解のレベルはこの程度である。何をかいわんや。

 であるから一応学者?なのかわからないが松本健一氏は少なくともかつての上司、仲間の卑劣な犯罪を告発したことになる。理解してやったのかそうでないのか?もし、単なる名誉欲で、社会的に注目を集めたいという感情でポロッと暴露するようであれば、大変なことである。殺人犯の実はこの人が犯人だったんですよと仲間が裏切って暴露するような行為であるという自覚がないのだから。

 民主主義の初歩を理解していれば、そんな重大犯罪の物証を平気で暴露することなどありえない。しかも内閣参与ということはそんなことをするなら私は辞めると抗議して辞めるのが筋だろう。それを今更平気の屁の座で素知らぬ顔でああ、あれはこうだったんですよ。なんてさらっと言うとは・・・。

 いずれにせよ、この件は日本という国家のあり方を示す重大事件なので、今後の展開が注目されることは間違いない。まあ、アホばっかりだから小沢!小沢!で野党が追求することもないだろうとは思うけども。