てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

小室直樹新刊発売(政治無知が日本を滅ぼす)

政治無知が日本を滅ぼす/小室直樹

¥1,890 Amazon.co.jp
『政治が悪いから世の中おもしろい』の再販ですね。まあ随分昔の本ですし、さほど有名なものでもないので需要が見込めるのかもしれませんね。この本自体つい最近、まあ半年くらい前かな?読んだんでさほど衝撃もなく。しかし博士クラスの人であれば、なんか遺稿でないにしてもメモとか、研究ノートがあるでしょうし、そういうものを未完成ながらも発表することが本筋だと思うんですけど、そこらへんどうなってるんでしょうか?博士は国史を書きたいと生前おっしゃっていたそうですし、そういうのが有りそうなものなんですけどね。

この本は確か、悪名が轟いている人をピックアップしてそんな単純に悪いやつだなんて決めつけられるもんでもないという話。良い政治家というのは時として悪名となって伝えられるものなのだという話。まあ田中角栄後の頃なので、確かそうだったと記憶してます、政治倫理と一般人世界の道徳・倫理というのは別物だから、そういったもので政治家をさばいてはならないという件の主張のためって感じですかね。

確か、この本で、未だに宦官という悪弊は作為の契機がないから、アレほど中国の歴史において描く王朝に被害をもたらしながら残り続けたという記述があったかと思います。もちろん後に、その意見は修正されるわけですが。

ヒトラーのところとか面白いですよ。

メモ書きして、面白そうなところを抜書きしようかなと思ったけど、まあめんどいからいいや。ヒンデンブルグが連立内閣にナチスを参加させて組閣させたのは、野党を潰す手段。薩長政権が自由勢力の突き上げに苦心していた時、板垣と大隈にじゃあやってみろと組閣させて、四ヶ月で無能をさらけ出した内閣は崩壊。結局これで自由勢力は潰れて一部は政友会となって伊藤支持へと転向した。同じく戦後社会党の無能ぶりをさらけ出した社会党政権があったがゆえ、その後社会党は政権を握るにたることはなかったと。

こんなところは今の民主党と共通しているかもしれませんね。これで自民はしめしめなんでしょうが、そうはならないのが昨今の新党待望論なわけで。

まあ読んで損はないんで、読んでない方は一読してみてください。l