てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

ユダヤ教についての不思議

 ウェーバー読んでて思った不思議。ウェーバーとは関係ないけど。ユダヤ教に何故現代の預言者が居ないのか?

 ユダヤ教ホロコースト・民族抹殺という危機に直面した。これはバビロン捕囚なんていうレベルじゃない。この危機に際して何故預言者が出て来なかったのか?神の教えに背けば、苦難にあうぞよ!ただ私に従えば、救済される!私に従え!といった預言者が出て来なかったのは一体何故なんだろうか?

 ユダヤ教はキリストやイスラムと違い、預言者だらけの宗教。別に前二者と違って預言者が出てくることが禁じられている宗教ではない。ユダヤ教の歴史を見ても、預言者満載、預言者によって成立する宗教という性質がある宗教だ。ホロコースト以前にもいくらでも危機はあっただろうし、それ以前の歴史においても預言者が居ないのも不思議だ。

 世界中に散らばって編纂が出来ないから、教典再編ができないからというだけなのか?別にオフィシャルに認められていなくても、いついつどこどこで神の声を効いた預言者じゃね?こいつ?という人物を記録しておくだけでもいいはずだ。

 キリスト一人巡っても然り、彼が預言者と認めるユダヤ教の立場もあれば認めないものもあるくらい。現代ユダヤ教徒が預言者というものについて盛んに論じ合っていないのは何故なんだろうか?

 ホロコーストなんか民族抹殺しかけ、そして国家再建・約束の地へ戻るという奇蹟。この危機&奇蹟を解釈する預言者なくして成り立つのは誠に不思議であると思うのだが、誰か知らないかね、この理由。どっかでもう預言者扱っちゃダメよ、民族ばらばらになってアイデンティティ保てなくなっちゃうから、なんていう決まりでもできてんのかね?