てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

【政治の常識】 選挙に行かずんば人にあらず

政治の常識シリーズ(未定)その2

 乙武さんが選挙に行こう!と呼びかけたときに#選挙に行かない理由でつぶやいたやつがちょうどいいのでまとめました。

 選挙とは有権者による「代表利権者」―自分の主義主張権利または利権守ってくれる人を選出する行為。成人したのにも関わらず、どの候補者が自分の権利や利権を代弁してくれる存在かわからなければ、議会政治に、すなわち民主主義になりようがない

 議会政治というのはその権利・利権の代弁者たちの調整の場なのだから。国会においてそれぞれの主義主張を討論で今回は、A派の主張を取る、前回はA党の主張を採用して、こういう結果だったから今度は少数派のBの意見を重視するというふうにして進んでいく。自分達の声の代弁者をきっちり選出できずしてこのような議会での調整が機能するとお思いか?

 当然数多くの自分の代弁者を送り出せば、自分に好ましい政治になる。これに興味・関心がないということは自分の権利・利権を手放す、放棄するということ。その意味合いを本当に理解しているだろうか?

 基本的に投票率が低いということは現状の社会に文句がないということだから好ましいことなのだが本当に満足しているのか?こんだけ危機があふれている今の世の中に無論そんなことありえない。知った上での棄権であれば投票率の低さというのは好ましいことなのだが、無知・無理解の上での投票率の低迷とは民主主義の崩壊を意味する。

 勘違いしてはならないことは選挙に行け!というのは、すなわち、自分の声を代弁してくれる政治家なのかきっちり選択しろ!ということ。つまり普段から誰が自分の主義主張に近いのか、自分の利権・権利の代弁者足りうるのか政治をきっちり理解していなくてはならないということ。

 ―どうも腐れメディアではそういう基本をしっかり報じていない。あなたの階級・階層はここなら、○○政党、また誰々と解説できないなら報道の意味が無い。

 自分の階級・階層に合った候補者に投票しないということは、必然的に投票を放棄した分自分が所属しない階級・階層の声、自分の利権・権利を拡張してくれない側の代弁者が国会に行くということ。ならば必然的に自分好ましくない政治、議会の機能不全状態になるに決まっているではないか。どこの党になっても、誰がなっても同じではない。それは自分が違いがわからないだけ。政治がわからないと自分の無知・無能をさらけ出しているだけである。

 民主主義国家なら、高等教育を受けたならこの「どこの党になっても、誰がなっても同じ」なんて基本中の基本を理解していない暴言を許すべきではない。何故こういう核を否定することを社会が許容してしまうのか理解に苦しむ。

 投票率が低ければ低いほど、必然的に政治家は無党派や大衆に目を向けるより、確実に投票をしてくれる既得利権団体の業界票だよりになる。当然、己の嫌いなあのフレーズ、「庶民感覚に基づいた政治」などありえるはずないではないか(この庶民感覚に~という珍フレーズはそれだけで民主政治を理解していないことがわかる珍論である、これを使うだけでそのコメンテーターの無能ぶりがよくわかろうというもの)。

 普段無視をしといて都合のいい時だけ自分のために奉仕しろなんて無茶苦茶である。普段から政治家に目をかけないのだから、逆に利権団体がバックアップをしてくれるなら、政治家はそちらに頼る・声を聞くに決まっているではないか。庶民を無視した政治になるに決まっているではないか?自分達の無知・怠慢で悪い結果を招いているのに、何人のせいにしているのか?因果応報である。

 強固な権力基盤を大衆の支持以外で築けなれければ、庶民のリーダーや庶民派政治家など生まれるはずがない。自分達のリーダーをなぜ自分で育てようとしないのか?

 「マスコミの報道にも低投票率の理由ある」―ではない、マスコミの報道そのものに低投票、議会政治停滞の理由がある。ただ批判すれば報道になると思っている。議会での答弁や作成法案を検証しているか?日常の生活に追われる国民に判断材料を提供する健全な報道なくして有権者がどうやって判断しろというのか?判断のしようがないではないか、職務怠慢・放棄である。恥を知れ。

 投票率が増えれば選挙の正当性が上がる故に無投票のほうがいいという。高かろうが低かろうが、正当性があろうがなかろうが、選挙は無効にはならない。白票で国民の関心・監視の目を光らせなければ、これまでどおり行政官僚が好き勝手に国政を私物化する。絶対に投票に行くべき。

 投票率が高ければ、自分達の本当のリーダー・政治家が出てきたときは彼が権力を握るというサインになる。そうなって本当に大衆だけに基盤をおいた政治家が育成される余地がある。金持ち・裕福な人間ならともかく、貧乏人は絶対に選挙に行け。貧困は政治の停滞に基づくのだから。

 ああ、毎回余計な情報詰め込んでぐだぐだになるが、これくらいが簡潔で丁度いいや。久しぶりにきっちりした感じがする(^ ^;)

 タイトル、選挙に行きますか?それとも人間やめますか?でなやんだがこっちのほうがいいかな?って感じでこっちにしました。選挙に行かないなら人間辞めろ!→俺は人間を止めるぞJOJOォーっ!もなんかイマイチなんで止めました。行かずんばっておかしいけどね、まあそのおかしいほうがキャッチになるし。選挙に行かぬ者、この門くぐるべからずは多分ピンと来ないだろうなぁーって感じで次点で終わりました。