2013-01-21

布教を伴わない折伏、陰謀論とか神格化・悪魔化する話

※選挙分析ではないんですけど、小沢敗北でなんか変に発狂するような手合が見られたので書いた話です。まあ一応記録として転載です。

　いちいちツイッターで「論破」や「勝利」したところで、私が君の軍門に降って、あなたの賛同勢力になる訳でもない。君のささやかな勝利感以外、何もないぞ？ってのを見て、そういう人達は布教しない折伏やってるようなもんで、無意味な自己満足をしたい人たちなんで仕方ありませんってツイートをしたんですけど、布教を伴わない折伏って、自分で言ってて結構良いフレーズだなぁと思いました。

　しかしそうすることで、確実にやられた方はニュートラル・中立から、反対派になる。逆効果だと思うんだけどなぁ。ああ、○○支持者って痛いんだなぁって。逆に○○支持者になりすまして、荒らしまくるという戦術かもしれんね。世の中折伏したい人で溢れてますなぁ。これも高等教育が破綻したツケなんでしょうなぁ。まあ、はじめからその重要性を理解していなかっただけとも言えますが。

　己は小沢や未来の党を支持しているが、別に小沢はダメだ！未来の党はダメだと言われてもなんとも思わん。階層・階級が違えば支持する政治家が違うに決まってるからね。何より個人の主義・主張で異なるだろうし。だけど、支持政党がなくて色々自民とか民主とかにも批判的なこと言ってるのはなんなんだろ？

　理想とする政治・政策や支持政党がないのに、あーだこーだ論評している人はどこに向かっているのだろうか？よくわかんないなぁ？野球ファンでもないのに阪神ネタにして33―4とかやってる感じかな？野球はともかく、自分の社会や暮らしに関わってくる政治でそれやるかねぇ？当事者意識なし？

　権力闘争だ！とか、基地も原発も所詮大衆の熱狂で政治利用されるだけの無駄な動きにすぎない。と言って斜に構えて見ているだけ、クサしているだけでは何にもならないと思うけど。そういう危険性を踏まえた上で、ではどうすべきかという提言なら理解できるけど。現実は変わらないという絶望？絶望先生？

　あれですね、小沢を汚職政治家のように貶めるのもそうですけど、変に小沢ならなんでもやってくれるという聖人・スーパーマン化するのも、民主主義政治の発想から程遠いですね。自動販売機にコイン入れて商品出てくるみたいに、国民皆が小沢支持になったら問題解決するわけじゃないのに変に万能視してる。

　デモナイズされた小沢一郎像と、聖人・偶像化された小沢一郎とあって、共に現実と乖離が激しいという感じがする。等身大の小沢一郎がどれくらい正確に理解されているかというとかなり疑問。

　個人の主張をやたらゴリ押し、ねじ込んでくる人に、クサしてるだけの人にそういう変な人が目についたので備忘録的に書きました。まあどうでもいいですけどね。以前つぶやいたように、共産系の人がそのまま陰謀論に流れて、米帝の陰謀だ！の人が、今現在の陰謀論を主導しているのか？って書きましたが、そういう思考の人は何時まで経っても、そのままで変わらないのかもしれませんね。

　そういや期日前投票で、今回の公示が4日で翌日から期日前投票が出来るはずだから、5日から投票ができたことになる。が、国民審査は9日からになっていたが、あれはどういうことなのだ？5～8日の間に期日前投票した人は国民審査を放棄しなければならなくなっていたのだろうか？そこら辺もなんか胡散臭い、怪しいところですね。

　一票の格差もそうですし、制度をインチキに運用する暴走をメディアが止めないのでおかしいことがおかしいままにとってしまいます。無謀が通れば道理が引っ込む。道理がどっか行ってしまえば、自然国もおかしなことになりますわな。

　関係ないんですが、そういやこんな事書いていて、一応メモとして残しておきたいと思ったので転載・追記です。
陸軍中野学校終戦秘史 (新潮文庫)/新潮社

　この畠山清行氏によると、ロッキード事件におけるCIAのホントの標的は、田中角栄などではなく、韓国の朴正煕政権だという。CIAは朴を見限っていたが、自民党が支え棒になっていたので、これを排除しようとしたとか。

　この著書でその点について触れられているかどうかは知らないのですが、ロッキード事件のホントの標的は、田中角栄ではなく、韓国の朴正煕政権だったというのは面白い視点ですね。もし朴正煕政権排除を容認していたらロッキードは起こらなかったのか…!?検討してみるのも面白そうだ。

　あまりに短すぎるから追加で、「朴槿恵が朴正熙・陸英修と同じ墓域に眠るためには、『国立墓地の設置および運営に関する法律』第5条に基づく顕忠院への安葬資格を得る必要があった。大統領となれば、後ろ指を指されることなく、正々堂々と、両親とともに眠ることができる。」

　―というツイートを見て、そっか。朴槿恵は大統領にならなければ、母・陸英修と父・朴正熙と同じ墓に入ることができなかったという要素があるのか。この視点は全く持ち合せていなかった。名誉回復が気になるなぁ～。韓国って今まで名誉回復ってどうなってたんだろうか？と思った。