【橋下ネタ】 橋下さんの批判スタイルについて

もう一本、橋下さんネタ。

　レフト、左翼、リベラル？まあどれでもいいけど、未来の党はそのシンボルみたいな感じで捉えている人が結構多い？まあその性格はゼロとは言わないが、決して主役にくる性質ではないことを自覚しないとね。あとそういう人に限って橋下嫌いな人が多い気がするのは気のせいか？

　新しい政治運動を形にしようとすると、変な性質・嗜好を持った人が関わってきておかしくなる。そういうのを今回の不正選挙騒動を見て思いましたね～。負けた途端誰が悪いとかの内ゲバ見てうんざりです。そんなことより、次にどう勝つか考えるのが先でしょうよ。

　んで、本題。民主的に選任された政治家が大枠を決めて、信任した専門家集団に投げれば、まあそれで良いわけですね。専門家を結構活用するタイプですよね、彼は。しかし、特定の専門家を擁護し過ぎ、他の専門家をdisり過ぎているという問題があるのと、口を出し過ぎという問題がありますね。
　橋下さんは政治以外の専門家がどうして自身の政策にあーだこーだ言えるのか？お前に言われる筋合いないわ！ってことでしょうね。半分正解で半分間違いという気がします。中にはまっとうな意見もあります、頭おかしいものを見当はずれと明確に理由つけて論外として相手にしなければいいだけ。必要以上に貶めるのは自身の評価を下げることになると思いますけどね。
　橋下氏が頼っている専門家集団は、学術の世界ではマイナーというのを見ましたが、これまでそもそも学術のメジャーな人が関わってことってあるかな？って気がしますね～。
　専門家にどうしても任せなきゃいけない以上、専門家に牙を向いている時点で詰んでるじゃないですかー、やだー。それはさておき、橋下さんはケンカが下手になったように見える。彼のいいところは街場で喧嘩して悪党を懲らしめることで喝采を浴びる遠山の金さんみたいなああいうスタイルだった。
　今までみたいに、わかりやすく地雷ふんでくれるアホを叩く段階では周囲の聴衆も単純に拍手喝采を送ってくれたと思うのよね。だけどドラクエみたいにだんだんレベル上がってきてスライムじゃなく、ボストロールくらいになってくると、そう簡単に倒して悪口いえば済むレベルじゃなくなってくる。
　なんというかそういう対策の切り替えに失敗したなというイメージ。単なる馬鹿を、「アホ！」で罵倒して拍手喝采を浴びることが出来るレベルはそのスタイルでいいんだろうけど、センシティブだったり、どっちつかずの敵については、単純に良し悪しを裁定してはいけない。その判断を誤っている感じがしますね。
　例えば選挙特番の池上さんのインタヴューで、「それは違います」みたいな冷たい返しはかなり周囲の印象を悪くしたと思う。あのやり取りを見て嫌な印象抱きましたからね。己がブレーンなら池上さんには教えを請う感じで低姿勢で行きましょうとアドバイスしただろう。あるいは池上さんにも協力して欲しい。是非ウチの党から出馬を！とリクルートする使い分けを求めたでしょうね。
　なんか最近余裕が無いですよね。はは、こやつめ！と笑わせる、クスっとしてしまうユーモアがかけている気がします。なんか切羽詰まってるなぁ。追い込まれている、アップアップ感がないでしょうか？もっと肩の力抜いた行列時代のような答弁ができないものでしょうかね？選挙で勝ったら終わりという一発勝負じゃなくて長期戦なんですからね～。

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