てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

モーニング 福一での作業を描いた漫画『いちえふ』

週刊 モーニング 2013年 10/17号 [雑誌]/講談社

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 未だ市場にあるかわかりませんが、モーニングで福一での作業を描いた漫画『いちえふ』というルポ漫画が有ります。読んでいてなかなかおもしろかったのでオススメということで是非皆さん読んでみてください。

 実際に作業したということですが、48歳とはなかなかの年齢。ジャーナリストでこのくらいの年齢の人は珍しくないですが、漫画では珍しいでしょう。それとも前作がなにかあるのでしょうか?ちょっとわからないですけども。今後このようなルポ/ジャーナリズム漫画というのがドンドン出てくるのならいい傾向だと思うので、他の雑誌でもぜひこういうのを募集していただきたいですね。これ読み切りなのかな?せめて単行本一冊出るくらいの連載はして欲しいですね。

週刊少年サンデー 2013年10月9日号 [2013.9.25]/小学館

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 んで、ついでに先週号のサンデーのラストに載っていた読み切り。おそらく原稿落ちた穴埋め、緊急掲載なんでしょうが、面白い。鯖之猫という人で『鬼姫』というタイトルの読み切りなんですが、まだ若干15歳。つまり中三か高一。漫画の設定にありそうな天才漫画家じゃないですかーヤダー。

 まあ、読み切りなんでね。今後連載してどうかな?というのは未知数ですけど、読み切りとしては非常にクオリティが高かったので。今後どうなるか楽しみだという点でメモしておこうと思いました。

 漫画の描き方というものをわかっているなぁという感じ。読んでいて無理がない。これを15歳が描いたの!と驚くレベル。ただ、この作品を連載化した場合の画が見えない、基本的なストーリー物のヴィジョンが見えるものではないから、その点は未知数。またクオリティが高いということは今後の成長性がどうなのか?というのも気になる。完成度が高い、結果将来的に画風を変えられるのか?伸びしろがないのでは?という懸念も有ります。

 例えば富樫さんなんか見ても基本は変わらずとも、細かいタッチとか構図とか微妙に変化がある。表現方法でそういう変化を試せる、試行錯誤していく漫画家は伸びる。やらない漫画家が必ず失敗するというわけではありませんけどね。この作者の場合は、絵はうまいですが、富樫さんのように画だけで「うわ!この漫画、絵が上手い。読んでみるか」というレベルではない。キャラクター、アイテム、世界観、動きの表現、そういった漫画としての魅力・重要なところを今後どれだけ磨いていけるかポイントになってきますからね。

 まあ次回作に期待ってところですね。