てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

大東亜(太平洋)戦争の開戦回避の可能性としての粛清

 どうでもいい覚書なんですけど、いつかブログに書こうかなというネタでもあるんですが、書く日が来るか、ちょうどいい手頃なネタがなさそうなので忘れないようにメモとして残しておこうかなと。いつかなんかしらで書きたいネタではあるんですが。

 たまに戦争モノで外交でも政治モノでもなんでもいいんですけど、あの戦争を回避する手段はなかったのか?的な話が出てきます。まあ、普通に開戦はどうやっても不可避だったろうというオチになるのですが。でもまあ、もしありうるとしたら可能性として有力な方法が一つあります。それは粛清です。

 スターリンが軍隊の元帥トップは元より中堅将校辺りまで粛清してしまった結果軍隊が有効に機能しなくなり、独ソ戦の初期アホみたいにナチスにボロ負けしたという事例があります。続く三回戦、愛和学院に嘘のようにボロ負けしたわけですね。

 スターリンが粛清をしたのは自己の権力の掌握という性質がありました。共産党・軍隊、つまり政治と軍事の中枢を自らが完璧に抑えるために実力者・敵対派閥を排除する必要があったわけです。それにより国家を鉄の組織とし、自己の色で完全に染め上げることが可能になりました。

 敵対派閥とはいえ、同じ味方。それをテキトーに罪をでっち上げて裁くのですから、組織の規律は上がっても、またスターリン個人の権威・権力が高まり絶対的な存在になるとしても、当然組織から有力者・有能な人材が次々消えていくのですから、一時的・長期的問わず国力・効率はガクッと落ちます。

 まあ、その後次第では却って一枚岩と化した新組織で能率が飛躍的に改善されるとかあるのでしょうけどそれは別の話。ともかくスターリンの粛清というもので一時ソ連はドイツの前に崩壊しかけたわけですね。しかし、なんやかんやあってソ連はドイツを押し返すわけです(説明超適当(^ ^;))映画のヒトラー(ヒトラー~最期の12日間~)なんかであるように、ヒトラーは何故陸軍は私の命令を聞かないんだ!SSも皆裏切り者だ!スターリンのように粛清しておくべきだった!と叫んでます。(※最早、おっぱいぷる~んぷる~んしか印象にないMAD素材ですけども(笑))

 そのヒトラーの見解が果たして本当に正しかったかどうかは別として、組織には必ずしも上の命令を100%実行するとは限らないという性質があります。まして臨機応変を求められる軍隊においておや。そのためにいかに組織を掌握しておくかというのは重要なテーマの一つですが、そのための粛清という性質が間違いなくスターリンの粛清にはありました。決して彼の異常性格・人格で片付けられる問題ではなくね。無論、言うまでもなく、それによってことの当否が判断されるわけではありません。価値判断、倫理的・道徳的判断はまた別の話です。

 まあ、仮に粛清のようなことをして鉄の規律で塗り固められたとしても、現場の判断が許されない軍隊が有効に機能するかどうかは疑問ですけどね。それはそれで上の判断絶対で全く自律的に動かない、なんでこんな簡単な状況判断も出来ないのだ?となって、どうでもいいところで馬鹿みたいな損失・被害を出すでしょうからね。

 で、本題ですが、結局のところ、当時の日本の問題というのは国民が軍隊と戦争を熱烈に支持していた。米中のふざけた態度に頭が来ていた。陸軍が強硬姿勢を主張し、国民がそれを支持し、最早開戦を止められないという状況にあった。もしそれを止めるとしたスターリンのような指導者が出て、陸軍や開戦派を大粛清するしかなかったでしょうね。

 まあ、そんな人物がどこから出てくるのか?という話ですけど、そういったifの話をする知識も素養もないのでしませんけど、果たしてそんな人物が当時の日本にいたでしょうかね?あるとすれば共産党がクーデターで政権をとるくらいでしょうか?

 そして言うまでもなく、粛清というのは途中で程々で止められるというものではありませんから、スターリン毛沢東然り個人カリスマ化が不可避になります。日本だとそんな人物は天皇の位に就きそうな話ですが、まあそういうのはいいや。日米戦争は回避できても待ってるのは違う又別の地獄の道ということになるのでしょうね。二つの国がその後どのような道をたどったか見れば一目瞭然ですから。

 しかし、太平洋戦争を回避するとしたら、粛清で陸軍を完全に統制下に置くしかないというのは簡単に思いつくことなんですが、そういった話をしているのを見たことがないのは何故なんでしょうかね?