てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

銃・病原菌・鉄

文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)/草思社

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文庫 銃・病原菌・鉄 (下) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)/草思社

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銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎/草思社

銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎/草思社

銃・病原菌・鉄 上下巻セット/草思社

 確か、随分前にベストセラーとなっていた本でしたが、手を付けていませんでした。読んだ感想は、確かになるほどという感じにはなりますが、ページ数に比例して読むポイントがあるかな?という感じです。下巻は同じことの繰り返しなので飛ばしてしまってもぜんぜん大丈夫ですからね。これ読んだ人というか購入した人本当にそんないたんですかね?冗長でそんなに読んでいられるかな?と感じましたが…。

 ということで、テキトーなメモ。

 ニューギニア人のほうが白人より知的に優れている。西欧で彼ら白人が生存したのは、優秀かどうかではなく、免疫を持っているかどうかで決まったから。

 動物・植物をドメスティケイト(domesticate)することで、文明は生産力が向上して生まれていく。ユーラシアにはそのような種が多かった。人の手に好ましいものに出来る素材がそもそも多かったのだが、新大陸や太平洋諸島などにはそもそも最初に人の手を加えて牧畜・農耕出来る種が少なかった。だから文明の発展は自ずと成約された。人種的先天性などではない。

 また東西に移動する・交易するのはそれほど難しくないが、南北は気候・環境差が大きく難しい。新大陸やアフリカ大陸での交流は、横の移動をするユーラシアに比較して相対的に難しかった。縦の移動は横の移動より難しい。

 一年生植物、大麦・小麦などは一度に発芽しない。天候不順に備えて、何年後かにするものと分かれる。

 馬が伝えられ、騎兵隊がそれまでの狩猟採集民を追いやって国を作るのはアフリカでも見られたが、西アフリカ以遠は鞭毛虫によるツェツェバエがいるために馬がそれに感染して役に立たなかった。

 シマウマは気性が荒い。キリン・カバなども同様。馬はおとなしい。家畜化のためには気性も重要。縄張りがないとお互いが喧嘩するようなのも無論飼いにくいのでダメ。群れなどで集団生活が出来るかどうかも家畜化成否に関わってくる。飼う際に食料のコストが安いかどうか。また生産=成長までに時間がかからないこと(ゴリラは可能だが成長するのに一〇年かかる。当然そんな悠長な時間はない)や、繁殖が容易かどうかというポイントが有る。チーターはメスを追いかけまわして初めて生殖するという性質で難しい。

 家畜化・農耕による生産力→文字・文明・技術特に冶金が大きい。車輪で車、鉄&牛馬で生産力は跳ね上がる。

 スペイン人が天然痘をもたらして、新大陸の征服に大いに貢献したように、その逆は何故起こらなかったのか?新大陸の病気が何故スペイン人を襲わなかったのか?エイズが猿のウィルスのように伝染病は時に家畜から人へと変化して生まれていくもの。つまり動物が少ないということはそれだけ疫病、免疫が少ない。よって免疫がまるでなく、天然痘で人口が半減ということになってしまった。

 あとは、ニューギニアかどっかが、珍しく欧州の植物が適さず食料生産が出来なかった&現地の風土病に免疫がなく植民地化出来なかったなんて話がありましたかな。まあ、そんなごっつりくらいついて読むまでの感じではないですね。

 ※デンマークの研究で家畜と暮らしている人はアレルギーにならないというものがあるということを耳にしました。やはり家畜と免疫みたいなものが関係しているんでしょうね。今のそばアレルギーや何やら色んなアレルギーがある人が出てきていますが、あれも農家出身の人が減っていることと関係しているんでしょうね。