てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

カプランの中国分析、China's Geopolitical Fallout

 www.forbes.com/sites/stratforカプランのChina's Geopolitical Falloutなかなか面白い。カプランって地政学者だったっけ?とおもいきやジャーナリストか、どうりで本が…(以下自主規制)。世界が直面するのはシリアと中国問題だと。

 中国の政治経済危機、諸外国の民主化の流れのように、「中国の春」はさけられないと。中国海軍が伸長しても、米中心の太平洋~インド洋の海洋秩序を脅かすことは不可能。米としては中国の脅威さえなくなれば、リムランド・沿岸諸国に海洋秩序のコストを移譲出来る。そして、その負担が減った分、中東に戦力を集中できますね。ここがポイントですかね。

 シンガポールやオーストラリアはイスラエルくらいの軍事力はある。中国にとっては大きい存在になる。ベトナム南シナ海のseaboardをコントロールする力を備えており、人口はトルコ・イラン以上であり国力がある。これらの国々を相手にしないといけないから、中国の海洋進出は周辺海洋のコントロールすら覚束ないレベルになるだろう。

 台湾・ベトナム同様、中国危機で影響を受けるのはインド。チベットの不安定化の影響を受けるだろうから。しかし、同時に得るものが最も多い国になるのがインド。ネパール・スリランカバングラディッシュ・ミャンマーはインドの影響をうけるようになる。中国なき世界でインドが周辺諸国に絶大な影響力を持つことになる。特に後ろ盾を失ったバングは言うも更なり。アフガンにも影響をおよぼすだろうと。

 ミャンマーへの昨今のインドの政経の影響力は大。以前、インドのベトナムとの海洋での協力というのを見たが、インドは着々と地盤固めをしていたんですなぁ。中国なきあと「インドの世紀」待ったなしですわ。安倍ちゃんはなんで対中でインド詣で日印協調を進めなかったんですかね?(と12月ころにつぶやきましたが、やっぱり訪印しましたね)

 Forbesはサインアップしろとか言うウザいポップアップもないし、意外と良質なのかもしれない。やたらめったら英字系フォローしてみたけど、良質な新聞少ないかもしれないなぁ、減らそうかな。やっぱ新聞は記事のクオリティの差が激しいですね。