靖国関係とか英文記事まとめ
英文記事読んだまとめです。靖国以外も多いですがまとめてしまいました。
Iran angry over U.S. sanctions, nuclear talks interrupted http://reut.rs/1crBUkG 核で合意後、米がブラックリストで排除した企業・人物に対してイランが文句をつけたと。微妙にトラブってたんですね。
まあよくある、細部での取り決めに対する解釈の違いでゴタゴタするやつですね。まあでもこういう合意後に難癖付けられるのもある程度は想定しているでしょう。ハサン・ロウハーニー大統領が制裁緩和を主張する人物だけに、これによって破綻はまあないだろうという話。
Japan officially enters Cold War with China and Korea http://www.aei.org/article/foreig-and-defense-policy/regional/asia/japan-officially-enters-cold-war-with-china-and-korea/#.UsEp708siyt.twitter… バイデンの中国に対するADIZの弱腰が安倍の靖国参拝に繋がったと。まああちらさんからするとそう見えますよね。officially enters Cold Warっていうか、もうずーっと前から、冷戦してるんですけどね。ポイントは何時でもどこでも冷戦に突入するようなトリガーがあること。そして靖国はそのトリガーの象徴的存在。また、緊張状態を緩和しようというトップ同士の会談がないことですかね。
www.bbc.co.uk/news/world-asi-25518137… 安倍は歴史修正主義者と書いてあり、yasukuniで調べるとほとんどが批判記事。ただ、軍国主義だとかそういう意見は大抵中国人、韓国人の引用が多い。海外の新聞見ると、安倍自民について相当否定的な記事が目立ちますよね。流石に外交について一家言あるというような、それをウリにしているものを除けば、日本に否定的なものが殆どです。情報宣伝戦で負けている時点で勝ち目がない戦いに特攻しようとしているようにしか見えませんね…。
Liu Xiaoming: China and Britain won the war together http://fw.to/y1qqBvg
駐英大使が論文を投稿か。ハリーポッターのヴォルデモートに日本を例えているが、こういうの英人にウケるのだろうか?(笑)。英人に私達は戦争で勝った同志です!なんて言っても通じないと思うけどね。人類のための戦い!とか、世界のための秩序維持!とか言っても、あちらさんの外交は実利と外交力学熟知の外交ですから。米ならまだ通じなくもない気がしますけど、英にはまず通じないし、逆効果のような…?英人の感想聞きたいなぁ。
Japanese Premier Visits Contentious War Shrine http://nyti.ms/K4U6JTニューヨーク・タイムズって偏向しているという話をよく聞くからあまり見なかったんだけど、この記事は日本人も執筆者だからか、普通の記事だった。
Risky Nationalism in Japan nyti.ms/1jNtA8iうん、逆説的ってのがあれだけど、首脳会談せず日本を無視したことが今回の事態を招いた。歴史認識が問題なら、首脳会談でそれを話し合って建設的解決手段を見つけろと。まさにその通りですね。
With Shrine Visit, Leader Asserts Japan’s Track From Pacifism http://nyti.ms/JeeGHM postwar pacifismとあるんだけど、戦後平和主義で通じるの?欧州のパシフィズムを連想するんだけど?欧州だとpacifismというのは、何が何でも戦争に反対!結果、ヒトラーにそれに付け込まれて、第二次世界大戦を招いてしまったという反省からあまり良く思われないはずなんだが、そういう趣旨でいいのかしら?revisionismもごっちゃに使う傾向あるけど、そこらへんどうなのかしら?
NewYorkTimesは偏向も多いんでしょうけど、まともな奴もやっぱりそれなりにあるってことなんでしょうね。記事・記者によって質の差が激しいのはどこでもおんなじなんでしょうね。
Yasukuni war shrine: what is its importance? http://fw.to/wsy0oyJ靖国単独ではなく、尖閣などと複合的に考えていますね。まあそりゃそうですよね。中立性を出すためかWar取ってYasukuni shrineですね
What Kind of Power Does a Rising China Need? | The Diplomat http://thediplomat.com/2014/01/what-knd-of-power-does-a-rising-china-need/…ちょっとソフトパワーと党内改革がごっちゃにされてるような。まあ、今の所日中ともソフトパワー損ない合戦していますね。
Is Japan Now Finally a Normal Country? | The Diplomat http://thediplomat.com/2013/12/is-japn-now-finally-a-normal-country/…まあ、いちいち言及することじゃないんだけど、読んだんで一応。周辺の安保環境にあわせること=「普通の国」という説明をしてますね。この「普通化」、日本の軍事的法整備は朝鮮・中国の環境が安定しない以上進んでいくわけですよね。そしてそれに呼応して中国もまた軍部に拡大の口実が。典型的なセキュリティジレンマが起こる。この相互不信と緊張状態は暫く続くと見るべきでしょうね。
Shinzo Abe’s inability to face history http://wapo.st/183QA7S 別にこういう記事が出ることは珍しくないことなのだが、このように批判する記事を書くのが署名記事ではないというのはどうなんだろ?
Shinzo Abe and Xi Jinping: Birds of a Feather? | The Diplomat http://thediplomat.com/2014/01/shinzoabe-and-xi-jinping-birds-of-a-feather/…まあ、類友っちゃあ類友なんだけどね、安倍氏と習近平氏は。でも違いもやっぱり大きいんだよね。安倍ちゃんの類友ってことは、習近平は習ちゃん扱いされているのかね?中国で。安倍ちゃんッて感じで連想するのはやっぱ子ブッシュなんだけど、まさか習近平にそんな甘いところ、頼りないところがある風に思えないけどね。ダメなリーダーと見なされているから軍事的・外交的に強行的な態度に出やすいみたいなところだけは心配といえば心配ですけどね。
Why Japan Isn’t Back | The Diplomat http://thediplomat.com/2014/01/why-jaan-isnt-back/…橘玲さんも言ってたけど、人口減社会がパワーある国にはなれないわけで。財政赤字と少子化対策をまるで出来ない日本は、まず衰退していくと見られるでしょうね。
毎年40万人のEU市民が大気汚染関連で寿命を縮めてるという。 http://m.euractiv.com/details.php?ai=532450…中国はもちろん、インドも大気汚染問題が深刻だという。EUでもそうなら、大気汚染技術を磨くことがかなり大きなポイントになりそうな気がするなぁ。まあ言われるまでもなく、どこの企業もやってるんでしょうけどね。
Commentary: Why a U.S.-China "G-2" Won't Work | The National Interest http://nationalinterest.org/commentary/whyus-chinese-g-2-wont-work-9653#.Us-jBqjQuBE.twitter… つうかG2という枠組みが機能すると何故思ったのか不思議なくらいですね。機能するはずないじゃん。
Commentary: Beijing’s Grand Strategy Failure | The National Interest http://nationalinterest.org/commentary/beiing%E2%80%99s-grand-strategy-failure-9689#.Us-184V4Nag.twitter…何故中国の南・東シナ海への進出という戦略が失敗に終わるのかという話。まあ、当り障りのない当然の文章ですね。中国としては、当然の勢力範囲の領海・領空の拡大でも、周辺国からはそうは見られない。ここまでが中国にとって当然・政党な範囲と裁定するのは難しいから懸念を招く。中国の力による主張は常に失敗してきたと。
仮に軍事的な拡大を勧めれば、日米の経済制裁が行われ、周辺諸国を巻き込んだNATOのような反中機構が形成されてしまう。中国の試みは失敗するだろうと。日本としてはこのように中国が軍事的手段に出た場合、反中同盟を速やかに形成する準備ができているぞ!という外交を進めておくべきでしょうね。
英文ではありませんが、インド人研究者の論文が和訳&要約されたものをついでにご紹介。『靖国と燻る日本の民族主義』byジェイディープ・プラーブー(JAIDEEP A. PRABHU)https://www.facebook.com/notes/takahirokatsumi/%E8%A6%81%E7%B4%84%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AE%E5%8D%9A%E5%A3%AB%E8%AA%B2%E7%A8%8B%E7%A0%94%E7%A9%B6%E8%80%85%E3%81%8C%E5%AF%84%E7%A8%BF%E3%81%97%E3%81%9F%E9%9D%96%E5%9B%BD%E8%AB%96%E6%96%87%E3%81%8C%E7%B4%A0%E6%99%B4%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%99%E3%81%8E%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%A7%E8%A6%81%E7%B4%84%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F/589600337760381… 良い論文ですね。バランスが取れています。あとはそれを踏まえた上で、どうすべきかという視点・提案があればなお良かったでしょう。最後の訳者コメント、東京裁判は不完全な民主主義の過程であったという視点が個人的に違和感を覚える論理ではありますが、参考になる論文だと思いますので一応ブログにも載せておきました。
靖国関係の記事一覧