てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

Australia, Myanmar to move toward normalizing relations

Australia, Myanmar to move toward normalizing relations upi.com/1348429

 

 他結構英文記事をチェックしてみましたけど、まあ取り立てて紹介するほどのものはなかったですね。どこもこれまでの経緯とか、ミャンマーの軍事政権と民主化動向についてざっと触れてるくらいだったので。

 

 USも同じように関係改善に動いてますね。中国のバブル崩壊とのリンク、中国の影響力が交代していくことを見込んで手を突っ込んだということなのかな?ミャンマーでの2015年の選挙の軟着陸狙いかな?―と思っていましたが、最近読んだ本とか、フォーリン・アフェアーズとか読んで、まあ普通に「真珠の首飾り」のやつですね。中国の海洋ルートの軍事基地がミャンマーにあるから、そこを抑えたい。ミャンマー関与政策にオバマ政権がシフトしていこうの流れですね。

 

 選挙を控えているテインセインとしては、ここで経済再生の実績をアピールしてスー・チー率いるNLDに勝ちたいですからね。選挙に勝たないとどうにもならんですし。んでそれを見越した豪が資源開発技術で提携って図式かしら。テインセインの改革は前例のないものだと、1974以来の訪豪で語ったと。

 

 数千人の政治犯を2011に釈放した、人権などで西側と対立するミャンマーですが関係改善に前向きという事でしょうか。豪は改革のパートナーシップとして$20 millionを提供と。Austrade(豪の貿易促進庁)はコロンビア・ガーナ・ブラジルと並んでミャンマーとの拡大を狙っていると。

 

 まあ、ミャンマーと対中関係上、日本も関係改善は不可避ということで、次の選挙も大きく取り上げられるでしょうし、今のうちにちょっと取り上げておきました。あと東シナ海南シナ海がごたついていますしね。中国がそっちを脅かすならマレー海峡封鎖するぞ!で中国は完全にアウト。その封鎖のショックを和らげる現代版援蒋ルートがミャンマーに築かれつつある昨今なので、そういうことからもミャンマーは注目されるでしょうね。