てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

China: A Major Power in the Middle East?

 China: A Major Power in the Middle East? | The Diplomat thediplomat.com/2014/04/china-…

 米がピボット戦略でアジアにシフトしている間に、中国が中東に影響力を強めるという話。中東の諸国としても中国は米欧の価値観の盾避けとして好ましい存在と。

 中国の貿易総額、割合が米を上回るようになったという指摘があるが、これは総額に過ぎないのでは?ちゃんと付加価値ベースで計算されていないのであれば、これを指摘してもあんまり意味無いような…?まあ中国の影響力というか、存在が大きくなっているということは言えるとは思いますが、それをもってして、米>中の図式が中>米にひっくり返るということではありませんからね。

 中国産日用品が増えている。ハラルも中国からの輸入が多くなっているというのは興味深いですね。

 米のユニラテリズムのヘッジとして中国を求める需要は確かにアラブ諸国にはあるんでしょうけどね。米ソなんか見ても宗主国が傀儡国家をコントロールするというのは相当に難しいことですから、特に英のような帝国を経験したノウハウがない中国では無理かと思いますけどね。周辺諸国で手一杯でしょう。

 まして、ウイグルのような国内にイスラムとの衝突を抱えているという要素がある中で、中東への関与政策をうまく管理出来るだろうか?アメリカがアジアシフトして、中東の力の真空が生まれ、それを中国に埋められる。しかし中国の急所であるアジア太平洋サイドを抑えられた以上、いかに中東の影響力を強めようともがいてもオーバーコミットメントになりそうな。イランと確固たるつながりが出来る~~国を中国の友好国にして、そこから中東へ確固たる影響力が確保される!みたいな筋道は見えてこないですしね。

 まあ、今後一時的に中東に中国の顔がちらほら見えるっていう傾向は間違いないところなんでしょうけどね。