てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

竹田恒泰さんの話

 竹田恒泰さんたまに見かけますが、皇室維持のために皇室継承候補を増やすべきだという説を唱えている人だと記憶しています。元皇族で一般人となっている人をまた皇室に入れようということですね。

 しかし、皇室というのは特殊な空間で生きてこそ尊いわけで、一度下に降りたら、急激に落ちぶれることがなければ大丈夫なんでしょうけど、その皇室で生きる皇家の感覚をなくすわけで、成人してから「はい、私が明日から皇位継承者です」というわけにはいかないわけです。

 生まれた赤子を引き取って、皇統を継いでもらうにしても親と引き離すというわけにも行かないでしょうし、親の経歴によって中傷されるような出来事が起こらないとも限りません。親毎、家族丸々将来の皇位継承のために皇室入りして、その文化に服するのもまた大変でしょうしねぇ。出来てもン十年経ったあとで、親についてあーだったこーだったマスコミにおもしろおかしく言われないくらいの時間が経過しないとならないでしょうねぇ。

 まあそれはともかく、問題はその皇位継承者を増やすべきだ、ちょっと親戚の対象者を広げて皇室に入れて対策すべきという説を唱えている竹田さん自身が大丈夫なのか?という話。

 聞くところによると、彼は皇室芸人というよばれ方をしているとかしていないとか。新聞が正しく薨去という形で報道せず、不敬だ何だみたいな話をしていて、でもそもそも皇族のどなたかが亡くなられても、今それに拘る必要がないとか、薨去と呼ぶのはそもそも根拠が無いとか、正しくないとか否定をされていましたね。

 それはいいとして、そういう説を説くからには自身の言論・行動に注意を払わなくてはいけない。確か華原朋美さんと騒がれていましたけど、そういうスキャンダルではないにせよ、交際関係などは注意しすぎてもし過ぎることはないくらい清廉潔白でないといけない。竹田さん自体が皇位継承者になることはないにせよ、ひょっとしたら子供・孫がその対象になるかもしれないというのに、そんな軽率なことをされては困る。

 もともと、血筋的に遠くてその可能性がないにしても、皇族へのイメージアップ・ダウンに直結するおそれがあることを考えてほしいと思いましたね。特にセクハラ議会ヤジ問題でのツイート。塩村さんに対して、まさか首相自身で出向いて謝罪しろというのか?みたいなツイートをしていた時は大丈夫かな、この人?と思いました。

 ツイッターの短い情報ですから、あれですけど、誤解を招きかねない発言。己が安部総理ならむしろ、いち早く釈明会見するなり、トップとして責任を果たすために自ら足を運んで彼女や、みんなの都議会の最高責任者に謝りに行きますけどね。

 まあ、このセクハラヤジの件はつぎで語るので、おいといて、なんとなく言動が危うい感じがする竹田さんは、もうちょっと皇室の権威を傷つけかねない存在なんだということを自覚してほしいなという話でした。

怨霊になった天皇 (小学館文庫)/小学館

これ、チラ見した記憶がありますけど、イマイチナニが言いたかったかピンときませんでしたしね。なんかよくわからないことやってますからねぇ、竹田さん。大丈夫ですかね?