てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

ドラマ「孤独のグルメ」の魅力

 マンガ・アニメの目の表現なんてのを書きましたけど、今週のバキ見たら、なんか絵が荒れてますね。前にも書きましたっけ?克己とか烈とか目が卵を横にしたような丸目で顔全体が横長というか圧縮された感じになってますね。タッチがなんかおかしい、違和感すごいですね。カマキリみたいな、ビックス飴みたいな逆三角っぽい変な感じのものもあります。わかりやすく言うと宇宙人のグレイですか、ああいう感じの絵が増えていますね。絵が荒れているという次元じゃないと思いますが…。板垣先生どうしたんでしょうか?病気とかじゃなければいいですが…。まさかスタッフに描かせているのか?

 ジャンプネクスト見ました。

少年ジャンプNEXT! (ネクスト) 2014 vol.6 2015年 2/10号 [雑誌]/集英社

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ジャンプNEXT!! デジタル 2014 vol.6/集英社

 黒子のバスケべるぜバブが載ってましたね。この二本はやっぱり面白い、コレが載ってる載ってないではジャンプの面白さも違いますね。最近NARUTOも終わっちゃいましたし、ジャンプは大変ですね。

 黒バスとべるぜバブ目当てにこのネクストを買う人も結構いるでしょうから、このネクストから新人で伸びてくる漫画家・連載があるといいですね。ホークスで言うと二軍・三軍。ここから未来のジャンプを担う大物が出てきてもらわないといけない。ジャンプの育成プランは成功するでしょうか?

 黒子で米からやってきたスター軍団がレイシストとして描かれていますが、どうしてアメリカ人はこうもレイシストとして描かれるのでしょうか?ヒールを担うアメリカ人はたいていレイシストですね。まあアメリカ人なんて大抵レイシストなんですけど(暴言)。孫六だったかな?そうとう昔のマンガですが、もうその頃からアメリカ人=レイシストとして描かれていました。この傾向はずっとあって、この流れはいつ変わるんでしょうかね?

 メジャーで日本人が当たり前に活躍する時代になって、プロアスリートが世界的に活躍すればするほど、価値観も変わっていきますかね?世界のプロリーグで活躍する日本人選手はまだまだ少ないですからね。スーパースターといえば日本人と、高岡さんが言うくらいにならないと常識は変わらないのでしょうか?まあサッカーのトップスターでも人種差別にあうようなところがあるので関係ないか。

 そんな話はさておき、今回のメインは『孤独のグルメ』。

孤独のグルメ (扶桑社文庫)/扶桑社

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多分、殆どの人が一度は名前を聞いたことがあるんじゃないでしょうか?ふたば☆ちゃんねる?というコラサイトで有名になったんですかね?内容が面白いというよりも、「うぉォん、俺はまるで人間火力発電所だ」というセリフ回しとか、グルメ漫画なのに、「それ以上いけない」とアームロックをかけたり物凄いシュールで、インパクトにすごい残るんですよね、この作品(笑)。

 ネタとして有名なので読んだことはなくても内容くらいは知っていたんですが、テレビドラマ化されていたのを、つい最近見ました。それがすごい印象に残ったのでその話を是非したいと思いました。あれ、これマンガ・アニメ枠じゃねぇな(笑)。まあいいか。

 森重豊さんが実写のゴローちゃんを演じているのですが、すごい面白い。面白いというか、単に飯を食ってるだけのドラマなんですが、それがグルメ番組として見事に成功している。

 「うん、美味しい」とか「美味しいこれー!」とか大声を張り上げる料理番組だったり、「味の宝石箱や―」と表現して食べるグルメレポートだったり、ものを食べる番組というのは数あれど、少食な己は別にそういうのを見て「あー食べたーい」となることはない。ああいうの見てオモシロイと思ったことがないんですよね。

 ラーメンは見てたら食べたくなりますけど、その店のラーメンを食べたいということではない。ラーメン食べられたら満足する感じです。まあ、そんな感じで料理番組に特別な魅力を感じないわけですが、このドラマはかなり魅力を感じました。森重さんが単に飯食べてるだけなんですが、物凄い食べたくなる。

 喩えや食感・匂いをイメージさせても、まあ絵や実写の映像では伝わらないんですよね。食欲を刺激されることはない。焼きたてジャパンみたいにリアクションとっても、別にそれで食べたくなるということにはならない。漫画的な面白さは伝わりますけどね。ジャンプでの食戟のソーマも、女キャラが裸になるというネタ要素は伝わっても、それで「コレ食べたい!」とはならない。

 ところが孤独のグルメのドラマは見てて食べたくなる。ことさら煩わしく情報を伝えるよりも、普通におっさんが飯を美味しそうに食べるだけで、食べたくなっちゃうんですよね。コレはすごい不思議。

 全然関係ない、余計な情報「そういうのもあるのか!」とか、「早くご飯こないかなぁ。焼き肉といったら白い飯だろうが」とか、普段ごはんを食べる状態に近い感じで淡々と考えていることをつぶやく。意識散漫というか、どうでもいい感じ、ニュートラルな状態なのがいいんでしょうね。その時の気持ち、気分になれる。

 ああそういう感じなんだと、スッと入ってくる。共感できる。まあ、ゴローちゃん特有の変な感想があるので、感情移入を完璧には出来ないんですが(笑)。料理番組にあるような変なテンションじゃないのがいいんでしょうね、ニュートラルだから、そんなに美味しいのかよ?本当かよ?という気にならない。取り上げるのも普段食べたことのないような高級なものではなく、身近なものですしね、伝わらないということはまずない。

 「さぁこれから高級店の素晴らしい料理を食べますよ!」なんてやって、美味しそうなものを流しても、そのテンション・感動は伝わらない。そういう味は実際食べないと、そういう店でリアルに味あわないと意味が無い。孤独のグルメは「素」の状態を演出しているのがいいんでしょうね。ことさら料理や食材の情報、調理過程とかをそういう番組では流しますけど、そういうものがない。「頼む・出てくる・食べる」ですからね。

 つくねをピーマン注文して、自分でそこに入れて食べるシーンとか、リアリティが半端じゃ無いんですよね。「ああ、わかるわ、それやりたい!食べたい!」ってなりますもんね。

 どうでもいいことを呟きながらひたすら食べる。余計な情報を伝えて、見てる側に押し付けようとしない。ただ美味そうに食べて「うまい!」とだけ言う。それだけで十分伝わるんですよね。店の常連とかが食べてるのを見て、「あれはなんだ?」と気になって、こういうのがあるのかと注文する→んで食べる。シンプルにこの味付けがいい!とだけつぶやいて唯食べる。それだけで見てる側はむちゃくちゃ惹きつけられますね。

 以前、雑誌・テレビに取り上げられたりして客が増えることはあっても、一過性で終わった。ブームのように時間が経てば客足は落ちるが、孤独のグルメのように、一回取り上げられて、ずーっとファンが定期的に来るというのはなかった―という話を聞きましたが、それはこういうところにあるんでしょうね。

 特別な味、珍しいインパクトある美食ではなく、普通のどこにでもあるような料理だからこそ、強く印象に残って定期的に食べたくなるんでしょうね。

 アームロックの店は、未だに客がアームロックのネタを振ってうざいというのをググったら見かけましたw。時間がかなり経ってるんだから元ネタの店長がいないことくらい察しろという話ですが、もうニーズに応えてアームロック一回100円くらいでかけられるシステムにした方がいいですよね(笑)。

 「焼き飯に梅干しというのがいいじゃないか」、みたいなセリフが小林薫さんを連想しましたね。淡々と紹介するのが美の巨人たちのナレーションを連想しました。プレゼンテーションのような説得力でグイグイくるのではなく、ただ勝手に語りかける、語りかけすらしない。ささやきがいいんですよね。ささやき戦術ですね(笑)。自己満足のモノローグなら、別に独り言だから、本人の世界だから気にならない。これがこうだ!と伝えようとするのなら、必ず反論がありますからね、このやり方はかなりうまいと感心しました。

 次はSeason4が始まるとか、見れたら見たいですね。そういえば食戟のソーマはそこそこヒットしているようですが、ジャンプで料理を取り上げて、その食材が流行ったり、消費量が伸びたりしたりするんですかね?さんまを題材にやってて、確かにちょっとさんま食べようかな?って気になりますからね。そういう影響力あったら面白いですね。

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