てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

大阪市の区割りと共産党・公明党

 大阪都構想ネタを引きずっていきます。そういえば、都構想の法定協で公明党の協力が得られずに一度維新の都構想提案は頓挫しました。それによって橋下さんは民意を問う!として市長選をやり直した経緯があります(余談ですがこの時の投票率は約24%とという低投票率、このような低投票率を見ながらも有益な選挙運動をお膝元の大阪ですら出来なかったことがわかりますね)。

 3月の市長選のあと、6・7月の府議会の議会で法定協の委員を維新の議員に差し替えて、過半数を確保して都構想住民投票へこぎつける協定書を成立させ国から許可をもらいました。しかし10月両議会から住民投票は否決された。公明党が賛成に回らないと議会で可決できなかったことから、一度は住民投票は成立セずに終わったわけですね。

 ところが急な解散による国政選挙で、情勢が変わった。国政転身をちらつかせることで、住民投票をすることという中央からの圧力を引き出した。んで結局時期がずれただけで都構想住民投票を実行することが出来るようになったわけですが、この経緯で思いついた話を。

 現在は少し陰りが出てきた維新ですが、人気絶頂・時代の寵児だったころ、一度目の選挙で府議会で議席数の過半数をやっとという時がありました。そもそも選挙区の区割りの問題で、府議会だろうが市議会だろうが圧倒的多数の議席を獲得できないという現状がありました。

 法定協の区割りで散々揉めて結局合意に至らなかったのは、この区割りが共産党公明党に都合が悪かったからではないでしょうか?地方選挙では低投票率であるが故に、公明党共産党はある程度の議席を占めることが出来るわけですが、それが故に維新としては面白く無い。彼らが不利になる議席数の割り振り=選挙区の改変を狙った。それが故に最後まで抵抗したというものがあるんじゃないでしょうかね?

 大阪市の再編、更に大阪都という政治制度を導入して色々な改変が出来るとしたら、まず選挙区割を変えることに手を付けるでしょうね、少なくとも己ならそうしますね。自分たちが有利な選挙区に割り振って常に勝てるようにしておく。最後まで共産党公明党だけでなく、自民までもが抵抗して、対立することになったのにはそういう背景があるのではないでしょうか?

 共産党公明党は支持層の1割くらいしか賛成がいなかった。反対9割というのもそういう現実があったんじゃないですかね?まあ上がNoだといえば殆どの人は支持者ですから反対に回るんでしょうが。

 そういえば民主党支持層の反対も多かったというのが面白いですね。自民党は4割が賛成だったとか。まあ今の安倍さんと仲がいいですからね、橋下さん。安倍さんを維新の党首に!なんてリクルートした、声をかけたこともありましたから。もし今回失敗したら、自民の今進めている安保法制とか、憲法改正が失敗するかも?という懸念があったからかもしれませんが。

 そういえば維新が出てくる以前は民主党王国でしたね、大阪。愛知・名古屋もそういえばそうだった。無党派を惹きつける政党が出てくるとまっさきにダメージを食らう民主党であるが故にそのやっかみ、あるいは反感があったのでしょうかね?コアな支持者はそれほどハッキリいるわけではないってことでしょうか?それぞれの支持者層の母数が知りたかったですねぇ。

 シルバーデモクラシー云々で、世代ごとの反対・賛成が話題になりましたけど、支持政党毎の賛成・反対も注目すべきだったと思いますけどね。民主なんか特に維新と協力して地方分権道州制に協力した民主党維新と手をつないでもう一度与党に!!!ってストーリーでも描いて次の選挙で、民主・維新に入れたら政権交代が出来るぞ!ってところに持っていかないといけないと思うんですけどねぇ。

 民主党維新がコケれば、分裂して自分たちがまた勢いを取り戻せる!みたいな感じで静観していたのでしょうかね?少なくとも大阪都構想がいいものなのか、悪いものなのか判断してそれに協力するor潰す選択をして民主党ここにあり!っていう姿勢を示せなかったことは問題では無いでしょうかねぇ…。