てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

「談話」ってそもそも何?という話

木村幹先生の談話とは何かという記事が面白かったので、その紹介を。 m.huffpost.com/jp/entry/6426768

 記事を読んでいただければ、分かることなのであんまり書くこと無いんですけどね。

 ①談話には法的根拠も、強制力も拘束力もない。

 ②有名な河野談話村山談話があるが、河野談話官房長官の個人的な意思表明に過ぎない。村山談話は正式に閣議決定されたものであるという違いがある。

 ③閣議決定は、原則的にその後の内閣にも及ぶ。しかしそれは変更ができないことを意味しない。

 一度できた法を変えることができないなんてあるわけないので、まあ当然といえば当然の話しですよね。

 木村先生は、菅談話という「忘れられた談話」について、これが日韓関係の問題にならなかったのは、李明博がこれを問題化しなかったからとしています。みなさんは、「そういやそんな談話あったのか?」位の感覚ではないでしょうか?

 己は完璧に忘れていました(笑)。ああそういやそうだったなと。まあ、李明博が問題化しなかったことは、韓国というお国柄を考えればそうなんでしょうけどね。民主党政権が「謝罪」を口にして、「賠償」を論じなかったから、不誠実だ!とか責任逃れだ!というのもまたおかしな話だと思いますけどね。

 そういう話は別として、木村先生もおっしゃってる通り、「談話」というものを発表して、基本的にプラスになることというのがありません。米だって安倍さんの歴史認識について警戒しているのは言わずもがな。どちらかと言うと韓国よりなわけですからね。また米に圧力かけられるのがオチでしょう。

 にもかかわらず内閣総理大臣閣議決定して、「~~談話」という形で余計な外交感をうんたらかんたら表明してしまう。はっきり言ってアホですよね。これこそまさに「助長」というもので、こうなれば良くなるだろう!とおもって台無しにするパターンです。

 お馬鹿なトップが、詳しい知見もなしにいきなりやってきて、目立ちたがってリーダーシップを発揮して、ビックプロジェクトを手がける!で、余計なことして、業績を落とすってやつでしょうかね?そんな感じに近い愚かな行為ですね。

 安倍談話ってもう出されましたっけか?まあ話題になってないんで多分まだだと思いますけど、はっきり言って歴史認識問題で日本の非のようなもの、マイナスイメージを打ち消したいのなら、余計なことをしないのが一番いいんですね。それなのに、わざわざ韓中が反発するリスクを買ってまでやろうとする。アホですね。まあ、きっとそういうアドバイスが出来る人が周辺にいないんでしょうけどね。

 村山談話を否定したい、否定するんだったら、新談話で「村山談話は無効!」とか「あんな奴は馬鹿だ!」とかそういうことを言ってはいけない。要するに触れなければいいんです。河野談話村山談話はて???という感じですっとぼける。「先の悲惨な大戦・及び歴史に対する反省」でもなんでもいいですけど、新しい用語を使って、前の談話を実質的に無効にする。触れずになかったコトにする骨抜き作戦をすべきなんです。

 肯定するのでもなく、否定するのでもない。わかるようなわからないような微妙なラインを攻めていくのが王道ですよね。まあ「反省」と「未来の平和への責任を共有する」とかそんなとこらへんで攻めていくのがセオリーでしょうかね?

 新しいことをやりたい!歴史的意義あることをやりたい!私がやらなくちゃいけない!―そういう思いを持ったあまり出来の良くないリーダーは、地雷を踏みに行くといいますか、まあ余計なことをしますよね。もう何回目でしょうか?「歴史認識問題」といううんざりする事象を、東アにおいてなくしていきたい。どんどん縮めていきたいというのが、今の国際情勢ですから、そのためには触れないのが一番いいんですけどねぇ…。例の冷戦思考で「共産主義者を叩きのめす!」と突っ走っちゃってるでしょうねぇ…。

 まあ、そんな談話についてのコメント。多分また反感買ってギクシャクすることになるんでしょうね。