てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

株価下落で年金毀損、安倍政権崩壊の序章になるか?

 爆笑問題の大田さんいわく、安倍さんにとって国会周辺のデモは尊敬する岸さんと同じ状況を作り出す舞台装置だとか。岸さんと同じになるには、法案可決後の速やかな辞任が必要なのですが、果たしてそれは行われるでしょうか?まあ、岸さんがやらなかった解散して、国民の信を問うということを、やれたら大したものなんですけどね。

 以前も書きましたけど、解散して民意を問うどころか、辞任をして責任を取るなんてことすらもしないでしょう。政治の無責任・強権化を進めるでしょうね。そういう意味でロシア化・中国化していくでしょう。

 タイのデモ騒動のように、一方のデモが盛り上がれば、もう一方もまた盛り上がる。正反対の政治勢力がリアクションで政権を支持するという図式があります。今回地味に安保賛成デモがあったようです(質は良くないもののようですが)。そういう意味で政治問題を加熱させて、経済問題の失策から目を逸らそうという狙いがあったかも知れません。

 株価が落ちて、株の割合を増やした年金が大変になるのは必死。アベノミクスもそろそろ疑われだしていること、この問題で安保重視する国民から支持を引き出そうという思惑があるかもしれませんね。

  共同通信によると、内閣支持率は38.9%で、前回8月の43.2%から4.3下がったと。約5%「も」落ちた!と見るか、「しか」落ちてないと見るか…ですね。しかしマスコミは世論調査という伝家の宝刀を自己の権力として使っているということを考えると、今後もガンガン煽っていくので、3ヶ月後・半年後も下落していく(下落させる)と考えたほうが良いと思いますけどね。消費税導入に、経済落ち込みがあるのならなおさら。

 尊敬する岸おじいちゃんを教訓に今のうちに、身を引いたほうが党内影響力を残すためにもいいのではないでしょうか?石破さんが自分の派閥を立ち上げたのも、この状況からするともう持たなくなるという計算が自民党内でかなり広まっているということではないですかね?

 安倍さんは前政権の時に病気で辞任したことになっていますが、そもそも根本の理由は年金事情がどうなってるかわからないという年金問題のトラブルが自民党政権・安倍政権崩壊の大きな理由でした。オバマさんも日本経済失速について懸念を述べているくらい。株価が2万円超えていたのもいつのことやらで17000円を切るかもしれない状況。

 前回確か、株価の上昇もあって、年金の運用は過去最高を記録していたはずですが、次の発表ではどれくらいマイナスになるのやら…。また追加金融緩和で上昇を期待するのでしょうかねぇ?よくわかりませんが。

 次のポイントはそのあたりになりそうですね。年金運用問題で国会で追求されれば安倍政権というか、自民党政権はこれまで考えられないほど窮地に追いつめられる気がします。安倍さんの病気は、そもそも完治しないもので相当ストレス・痛みがあるといいますしね。

 四半期毎に発表され今の資産状況が、詳しくわかるようになるのは、その三ヶ月後ですから10月・1月の数字ですかね?ポイントは。その数字が発表されて、さらにその間に株価が下落すれば、まあ国会で追求されて持たなくなるでしょう。

 選挙で何があっても絶対勝つ!という状況は意外と脆く崩れ去る日が来るかもしれません。*1

*1:※今から見ると年金云々は全然当たらなかった、大外れですね~、この話