てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

新党名候補に民進党、台湾民進党が不快感への疑問と台湾への外交パイプ意識か?

 民主党台湾系の議員がいることは台湾人・議員なら絶対知っているはず、日本の政党が民進党の名前を使う=台湾政治への尊敬。それを馬鹿にするようなことを普通は言わないでしょう。関係者=アレな人か、自民党議員との会話の中での軽口なので、おそらくリップサービスみたいなものでしょう。

 まあ、言うまでもなく、産経の報道なので、相手にするほどのことではない。そう言われるとそうなのですが、まあ真に受けている人が多いですよね。民進党の議員・自民党の議員の名前も明らかでなければ、どういった席での会話なのかも不明。こういう小ネタは何かあった時に、そういえばこんな話がありましてね~と出して、さもありなんという時に使うようなもの。イチイチ一本単独で取り上げるようなものではない。新聞なのに主張がふわっと・もやもやしすぎでしょう。

 

 自民党民進党民主党=国民党とでも言うような軸が存在しているのならばわかりますが、そういった感じもあまりしませんしね。昨今の不穏な情勢を考えると、中国が怖い。従米だろうがなんだろうが、アメリカに協力して安保で頼りになる日本と考えて、自民に好意的という議員がいてもおかしくはないですけどね。まあ主流派・多数派ということはないかと思います(重要な安保面なだけに、今後多数派になる可能性は否定できませんが)。

 親中的な民主党、そのラインから親国民党という話はあまり聞きませんね。台湾情勢は国際情勢上リスクなので、それを減らすためにそういったパイプを持つ政治家がいてもおかしくないのですが、まあ聞いたことが無いですね。民主党に「鈴木宗男」がいない、そういうところも民主党が政権を維持できない要因があるということでしょうか。

 

 それはさておいて、民進党というネーミングを考えるに、「民主党」という党名がアメリカの「民主党」を意識したものであるのは言うまでもありません*1。一案としてでも台湾の既存政党名を持ち出してくるというのは、意外に重要だと思います。前述通り、台湾系議員がいるというだけでなく、台湾とのコネをこの機会に強化しようという思惑があると見ていいでしょう。「民」主+維「新」という対等合併が連想されやすいということで、音が同じになる「民進」という要素が大きいのでしょうけどね。

 台湾の政治ニュースとして、間違いなく民進党というネーミングが有力案に上がっているという報道がなされるでしょうし、台湾の議員はそこに注目して何らかのアプローチをしてくるのではないでしょうか?新党結成後もアプローチをするのでしょうけどね。新党が台湾に何を求めているのが、地味に気になるところですね。

 

※追記、

まあ、そりゃこうなりますよね。というかこっちのほうがオフィシャルになるに決まってるわけで。私的な場面での一議員、しかも匿名で、自社の思惑にそっているからと都合のいいように発信するのはどうなんですかね…。

*2

*1:逆に言うと、米を尊敬して生まれた民主党政権について、なんの特別なはからいも見せなかったオバマ政権の外交センスの欠如を象徴することでもあります。民主党という政党名の放棄は、アメリカ離れを象徴する出来事と言えるでしょう。その延長上、あてこすりとしての民進党というネーミングかもしれませんね

*2:アイキャッチ用 

日中関係史 1972-2012 III社会・文化

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