笑点の新司会者 春風亭昇太に
たまには何か書こうと思って、目についたので。歌丸師匠が健康上の理由で辞めるとなって、次の司会者は誰なのかと話題になりました(なってないのかな?)。単純に大喜利メンバーの中の誰かが自動的に昇格するだろうと思っていたら、伊集院光、高田文夫、所ジョージ、タモリなどメンバー外からの抜擢の可能性も持ち上がっていたみたいです。
先代圓楽氏から現歌丸氏の司会変更しか知らない者にとっては、当然内部昇格だろうとおもいきや、談志さんがやったあとに、畑違いの人を連れてきた事例があるとか。なるほど、たしかにそうなってくると面白い話ですね。
というのも長寿番組で代わり映えしないメンバーで毎回やるよりも、思い切って別の畑違いの人材を連れて来て話題作りにするのも面白い。また女性を据えてみては?という話もあってはなおさら。仲間由紀恵や、壇蜜という名前が上がっていて、司会者には100%無理だが、内部昇格で空いた一つの椅子を埋めると考えると面白いなと思いました。
伊集院さんだったり、さんま・鶴瓶氏だったり、落語系の人というのは結構多い。そういうことを考えると、いろんな人が考えられるわけで、もしかしたらのIfを考える上では思考実験として非常に面白かったので盛り上がったのかもしれませんね。
先代圓楽さんが23年、歌丸さんが10年、現代日本政治からすると羨ましい長期政権なわけですね。外部招聘で短期で次々切り替える新しいスタイルに変える可能性もあり、内部昇格でまた10年以上の長期政権になる可能性もあったと。まあ、楽太郎・現圓楽になるのが順当と見られていたわけで、結局そういうお決まりのパターンだと思っていましたね。まあそんな興味あったわけでもないので、ああ違ったんだ、若手を抜擢したのかと関心しました。
笑点のメンバーはお約束の持ちネタで回すというスタイル。腹黒・犯罪者・ダジャレ&間抜け、そういうキャラを作ってそれを活かす。またはボケる・いじるというのが定番。腹黒キャラが司会に回って良いキャラの人が消えてしまえば、やりづらくなる。最近の若手メンバーはキャラ付け成功しているのでしょうか?そうでないとあの昔から続くお約束ボケ・ツッコミ・いじりが成立しなくなって面白くなくなっちゃいますからね。
笑点を見て面白いと思う人は少数派でしょうけど、面白く無いからこそ、ぬるい笑いだからこそ、老人や子供が見られる=内容がわかるわけですよね。ちゃんと理解できて、そこそこ面白いお決まりのネタをやるというのが笑点の現在に至る不死鳥番組の秘訣でしょうね。老人ホームや病院でやっているというイメージがありますが、それ以外にも親戚の集まりなどで大人から子供まで、誰もが理解できるという安心さは話のネタに最適ですからね。まあドラえもん・サザエさん的なね。
マツコさんが、交代してまたすぐ次の人だと困るから、その心配がない若い人を選んだんじゃ?とおっしゃってましたけど、そのとおりだという気がしますね。まあ、若いということでもしダメなら次の若手にチャンスを与える持ち回り制にしても良いかもしれませんね。すぐ司会を代えて、司会の役割を果たせなかった人、司会の資格を失格した人だというキャラにしてもいいですしね。
落語って女性いないんですかね?女性入れても面白いと思いますけどね。まあ下手な芸人とか入れると空気・世界観壊れるのでやらないほうが良いとは思いますけどね。
実は、台本で誰が何を言うとか決められているとか、事前に作家が答えを考えているとビートたけしさんは言ってましたね。確かに毎回良く思いつくなぁとは思ってましたけど、そうなんですかね。キャラいじり以外はある程度事前に考えてはいるんでしょうけどね、全く一から百まで全部台本ではないと思いますね。お題聞いて、事前に考えておく。まるで浮かばない場合があるからその時のために、いくつかストックを教えてもらうことがあるくらいじゃないですかね?
あと、笑点のレギュラーになると、それで地方周りのギャラが違うとかも聞きましたね。笑点利権があるとか。それならその利権を手放せませんから、外部招聘はやはりないでしょうね。今の感じでずっと行くんじゃないでしょうか?