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てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

反動による最悪を脱して、また違う最悪が訪れるという話

政治・社会問題

昔つぶやいたもののまとめです。短いので書くかどうか迷いましたが、地味に重要な事なので、一応まとめておきました。これも随分前に公開しようとして、下書きにぶち込んどいて2週間位忘れてました。

 

 制度の恩恵を、作った人間が直接受けるわけではないという矛盾がある。同じく奴隷制度のような非人道的な制度のツケをその子孫が負うべきなのかという問題がある。米の大統領選挙を見ると、そういう話を思い出さざるをえない。

 

 米人が好むあっけらかんな人格だからブッシュが選ばれる。結果、外交がグチャグチャになる。その理由は大統領個人だけではなく、共和党の元老・エリートが操り人形にしたからだ!ということで、反知性主義・エリート不信という反動になって現れる。今のトランプへの支持が集まっているのは、そういう流れではないか?ブッシュ政治のツケがトランプ人気ではないのか?

 ブッシュという人選ミス・共和党の判断ミスが最悪の反動を招いて、トランプに繋がるという流れに思えて仕方ない…。またブッシュ家で見ると、パパブッシュ・ブッシュ1号はまあ、そこそこの政治家だったと思う。今回立候補して、ダメだったブッシュ3号が実は優秀だったにもかかわらず、子ブッシュことブッシュ2号のせいで選ばれる可能性が初めから失われていた。ダメになってしまったとかないのだろうか?

 まあ、多分、前後の繋がりが伝わらないと思うんだけど(^ ^;)。ブッシュ3号がニクソンのように優秀な政治家なのにもかかわらず、米人のあっけらかんとした裏表のない性格を好むという性質があるために、また2号のために大統領に選出されないなんていうことになったらと考えると怖くてしかたがない所。

 

 失敗の「反省」ではなく、「反動」になるのが昨今の政治・思想の流れなのか。ブッシュの反動がトランプ、最悪の代替が良いものになるのではなく、反動でより違った形の最悪になるというパターン。日本で言うと、「軍国主義思想」の反省ではなく反動で「リベラル」が生まれて暴れる、猛威をふるうという形。そして今はさらにその「リベラル」の反動で「ネトウヨ」が生まれて暴れているという図式。

 政治だと小泉・自民政治の反動ではなかったと思うんですけどね、民主党の政治は(むしろ無意味に未だにクリーンな政治というものにこだわっていた所を見ると、「角栄政治の反動」と看做すことが出来るのかも?)。実力不足は大問題で意欲でなんとかなると思ってたのがアレでしたが。まさか「角栄政治の反動」で、実力=民を食わせる・生活の安定や向上を図ることなんて考えずに、無能でもクリーンでさえあればいいと思っていたというわけでもないでしょうが、その視点が弱いのは今の民進党でも変わらないでしょうね。

 民主の反動で今の安倍政治というより最悪が出てきたパターンを見ると、次の野党が政権とった時、反動で安倍政治よりまた形を変えた別種のひどいものが出てこないとは限らないわけですね…。なんとかして、今の政治・社会を「反動」の流れから「反省」の流れに持って行きたいところ。民主主義と言うのは失敗を前提に設計されている制度。失敗はいくらしてもいい、その代わりにその失敗を活かして「学習」して次に活かす事が重要な制度。何万回も言ってますけど、その反省・「学習」がぽっかり抜け落ちてしまっているのが昨今の問題であり、本質なんでしょうね。一体いつになったら、日本社会に「学習」機能が取り戻されるのか…。