てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

民進党を中心に増税などの話

2016参院選の話あたりで選挙の話をしましたが、その後につぶやいた小ネタ集をまとめました。あんまり中身あると思えませんが、まあ新PC記念で何本かあげとこうかなと。最近更新も滞っていたので。蓮舫さんネタを消化する前にまあこんな話をしとくのも良いでしょう。

●党名の話

 自民も実は党名を公募していた(毎日)。高村副総裁は「党名を世論調査で決めるのはザ・ポピュリズム」と批判した。が、党史では55年の自由党日本民主党の合流時、党名を「広く党内外から公募」したと説明があると。主要紙に「採用の党名には記念品」との広告もあったとか。

 政党名公募について、大事な理念を現す党名を公募で決めるなんて!というツイ何件か見たけど、別に公募で幅広く意見を募る。オープンに皆で決めるのは結構良いことだと思ってた。しかし自民が先駆者で、ブーメランになるとはねぇ。自民党も公募時代の頃思い出して、党名を公募したらいいのでは?今の自民党と昔の自民党ではもはや同じ政党とは思えませんからね。党名変えたら共産党じゃないですけど、多少は無党派が票入れてくれると思いますし。

●叙勲制度の話

 カネと名誉で釣り介護士・保育士を確保…政府が「下品極まりない」叙勲利用を実施へ | ビジネスジャーナル 叙勲制度、階級社会にふさわしい現実に合わせて、より明確に階層社会化を目指すほうが格差是正・平等化推進のためには良いのかも。階層無きところに民主主義なし➖ですからね。叙勲制度の復活も一考の余地ありかと。ただまあ介護士・保育士という待遇改善が急務なものについて、やるべきことがこれかよ!って批判は当然起こるわけで…。この制度について質問されたら「対象者を増やすのも勿論ですが、現場の方の待遇改善を」と付け加えれば叩かれなかったでしょうね。そら無関心と捉えられますわな。

●選挙のためだったら何でもする&電波停止

 選挙のためだったら何でもするような政党に負ける訳にはいかない!というような発言について、読売(日テレかな?)が「選挙のためになんでもする」というテロップをつけて報道したとか。そしてそれがミスリードだ!電波停止だ!って盛り上がったとか。仮にこういう問題が起こったとして、それについてはどうみてもテレビ局の増加で対策すべき話だと思うのですが…。電波停止の慣例を作って、民放に圧力&停止でNHK一局状態にでもしたいんですかね…。

 電波停止が今の日本で何をもたらすか、考えることも出来ないのかな…。間違いがあったら、謝罪&それを活かした反省・対策をーとなるべきでしょう、普通。それを唱えるのではなく!馬鹿野郎!死ね!潰れろ!というリアクションはなんなんじゃろうか?敵と味方に分けて戦争しているのかねぇ…。

 あとついでに「選挙のためだったら何でもする」というのは言うまでもなく安倍自民野方ですからね、どこの誰と一体連立組んでいるのかって話ですからね。まあそんなことは、勝つために最善を尽くすのは当たり前の話なのでどうでも良いと思います。政治家はあまり他党のことに言及しないほうが良い気がしますね、「おまいう」の失言につながりやすいかと。プロレスみたいなもんで相手政党についてなんかコメントしなくちゃいけないというのはわかりますけどね。あまりやらないほうが良い気がしますね。政治家さん、政治家志望の方は御参考にしてください(いるわけない)。

増税とか➖自民編
 昔高橋洋一さんの本で書いたやつ『日本経済のウソ』(ちくま新書) 著高橋洋一 を読み返して思ったこと。OECD先進国の過去10年のデータから名目成長率が4%を超えれば、長期金利を上回る。増税なき財政再建のために名目成長4%という目標・課題がたてられる。

 高橋試算で、名目3%では10年以内に10%の消費税を導入しないといけなくなる。これまで名目2%など4%以下の数値を設定していた内閣は、消費税増税を前提としていたと言える。安倍政権のGDP600兆円の目標設定でも名目3%なので、増税が前提にあると考えられる(6年前の本なので絶対的な話ではなく推測)。

 現在の安倍内閣は経済成長を阻む消費税増税を先送りすべきか?ということが重要なテーマになっていると思われる。個人的に増税を止めて、名目4%成長ができるようにする以外に道はないと思う。が、言うまでもなくそのような妙手を打てる内閣ならとっくにやってるわけで…。

 増税といえば増税するしない、解散するしないということで参院選と合わせてW選挙にすべきだという話がありましたね。マスコミの中で、解散したくない官邸と麻生という図式を報じているものがありました。

 安倍=麻生ラインというのは固いので、それが崩れるとは思えませんでした。ですが、増税延期派となった安倍が、盟友である麻生ら増税派を離党に追い込んで解散。自民党内の非増税派と増税派の対立を煽っての総選挙なら、自民党が勝つかもしれないな〜とかおもいましたね。それなら自民に一票入れたいっていう人出てきそう。野党埋没する気がしますし。

増税とか➖民進編 あとは民進党ネタ
 民主党政権が期待されたのは、「増税なき成長」。自民党には出来ない増税なき構造改革の実行であり、経済や財政の再建を求められていた。にも関わらず、菅・野田で増税を主張してしまった。この時点で民主党政権の命運は尽きたと言っていい。民主党の売りは「自民党に出来ないことができる」だと自覚すべし

 まあ、今は民進党ですけどね。菅・野田を除名せよとは言わないが、増税路線と決別する。経済のプロを呼んで、「増税なき経済成長」を民進党ならできるという期待をさせないとダメでしょうね。いかに国民を、大衆を食わせるかという昔の自民党の売りがないのが根本的な問題なんでしょうね。

 岡田代表は次の代表選に出馬すべき。岡田氏が代表でなければ、共産党選挙協力出来たか分からない。細野氏ら保守派では、この共闘が維持できるかも疑わしいというようなツイートを見て思ったこと。

 細野が一番良いとは思うが、他の誰でもいいので、代表選&新党首選出で、中堅・若手に世代交代する。そうやって新民進党をアピールしないと、無党派層を引き寄せられない。岡田さんは正直もう古いイメージでウケないですよね。選挙でも負けたし、普通に辞めるでしょう。(この辺は昔ここで書いたので、参照 ※
代表選を行わないで政権交代を目指す民進党 )

 というか民進党選挙協力しないと、自民が圧勝してしまう。憲法改正すら可能になっているという現在の流れがあるのに、「細野だから協力しない」などと共産党が言い出すとは到底思えないのだが…。そんな可能性があるのだろうか…?

 民進党は次の総選挙で120~130議席程度を狙うのであれば、共産党を含む野党共闘路線を維持した方がいいという指摘がありました。遥かに議席数を伸ばす・躍進を狙うなら共闘はリスクになる。だが現状その心配をする必要はないとも。そういう心配をするのは次の総選挙で勝ったあとの話ですよねねぇ。

 野党共闘じゃ支持率は上がらないと文句を言う人たちが多いですが、まず議員を増やすことが大事で、そのためには今の所共産党とのイザコザは絶対避けたいところ。議席が増えれば自動的にある程度支持率は上がる。野党共闘の問題はそれからですよね。それがわからない人が多すぎです。

 まあ、民進党にとっては、共産党との選挙協力議席を着実に伸ばしたいという動機がある一方で、共産党と組むことで大丈夫なのか?と無党派層が離れることを危惧する声があるわけですね。ですからその無党派層を繋ぎ止めるためにポーズだけでもやっぱ共産とはやれないわ―(棒)と揉めておく必要があるんですね。

 ですから、まあ国政選挙までは足並みを揃えないケースも多々出てくるでしょうね。自民にとってはそこが狙い所で解散しかけるポイントなんでしょうが。まあ民共もいざとなったらいつでもサッと手を組めるような体制にしておくべきでしょうね。

 あと民進党改憲案を云々で、民進党ゴルァ!って人がいましたけど、そら改憲案を出すに決まってますよ。そうしないと自民党主導で進められちゃうんですから。選挙で負けた以上もう改憲は不可避。あとはどこまで戦禍を最小限で収めるかということでしょう?そんなこともわからないのかな…?

 そういえば、九州の社民について、社会党の分裂のとき、九州は社民に行った者が多い。小沢はそれを知っていて、抱き込んだが、民主党右派は蛇蝎のごとく嫌っている。大分・沖縄では県政2番目の党、宮崎とかでも社民が多いとか。

 気になって見てきましたが、宮崎県議会だと自民23に対して、民進・社民で6そこまで強いとは思えない数字ですね。大分は県民クラブですか。これも民進・社民・連合大分という寄合ですね。自民の21に対し14と。宮崎は福島瑞穂氏が出身だとか、さっさと九州地方政党のために転身しておけばよかったのに…。東国原さん口説くとかなんでやらなかったんですかね…。何れにせよ、九州地方の自民一強状態を崩すためにこの勢力を取り込んでより戦える勢力に鍛えないといけないですね。

 ※おまけ、今回の選挙では18歳から選挙が出来るようになりました。選挙前に報道が減ったら、圧力だ何だと言われる。そういう疑いを避けるためにも、報道の時間を減らさずにかつ投票率を上げることのない題材として考えられたのが18歳選挙権なのでは?とふと思いついた。18歳選挙で公職選挙法変えるなら、普通はついでにもっとおかしな、異常とも言えるレベルの制限・縛りを減らすはずなんですけどねぇ…。