てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

自作PC奮闘記、弐 パーツ選択編

 前回自作PC奮闘記、壱 自作PC製作決断編の続きです。自作PCパーツ選択編&組み立て編ですね(組み立てまで書くつもりですが時間なくなりました。まあ文量的に限界だったので今回はパーツ選びのみで)。

 

 前回書いたとおりにムック本とかを読んで色々調べて、これなら出来るなと、一からパーツを買って組み立てることを決めました。パソコンの性能はCPUが決めるということでCore-i7のどれかにしようと決めていたので、そこから逆算することにしました。

 

 最初は中古パーツを組み込んでいくつもりだったので、規格が古いという第一世代以外ならなんでも良いかなと考えていました(規格が古いと次パーツを買い換えるときに、その規格に適合する物自体入手できなくなってしまう可能性があるので)。第2〜4世代=2000〜4000代のものにしておこうかなと考えていました。PCパーツで壊れやすいのは、というか故障するのは電源・HDD、その次にマザーボードCPUメモリというのは壊れにくい、メモリはまず壊れないというのをググって知りましたので、じゃあCPUも中古で買おうかなと思って探しました。

 

 この頃はまだソフマップからメールも来てなくて、中古で良いのないかな〜とソフマップで探していて、中古のCPUでもあんまり値段が下がってない。せめて新品の半額くらいじゃないと手を出す価値がないという感覚だったので、うーん高いなぁという印象。

 

 そんなときCore-i7の6700、一番新しい世代のCPUが25000円くらいで売っていて、「あれ?一番新しい世代なのにこんなに安いのか?」と思って調べると2015年の8月頃、一年くらいしか経っていないのになんで中古が結構売られているんだろう?おそらくまた新しいKが末尾につくオーバークロックができるものとか、エクストリームエディションとか良いやつに乗り換えて中古で売った人がいるんだろう。オーバークロックするとCPUが消耗するなんていう話を聞いたけど、この6700はオーバークロック仕様じゃないから、その心配もない。じゃあ、これ買うか!中古とは言え1年しか経ってないものならそこまでリスクも少ないだろうし、ちょっと高くても6700にしよう。

 

 そんなことを考えていたら、新品は32000円ほど。新品・中古で7000円しか違わない。そして新品だと3年保証がついてくるということで、じゃあ新品にしようと決めました。他の4000・5000代と1万円くらい高いならともかく、そこまで差もなかったのでまあこれでいいかと。というかなんで最新世代でもないCPUがまだこんなに値が高いのか…。古い世代とは言え、規格云々・使いやすさで今でも根強い人気があるとか?インテルは値下げを許さないとか?今の最新世代Skylake量産しやすかったとか、まあよくわかりませんが下手に安くして性能落とすより、ちょっと高くして最新CPUにするほうが良いだろうと。

 

 んでCPUで金を使ってしまった以上、当初の中古前提予算で組むのは諦めて10万くらいを目処に組むことに決めました。メモリは壊れないから、メモリとか中古にしてもよかったんですが、中古の割にちょっと安いだけだったので、それなら保証がしっかりついている新品にしようと新品で買うことに決めました。

 

 というかまあ、中古のパーツで安くて・新しく・性能が良くて・壊れにくいというお得!!やったぜ!みたいな製品はなかなか売ってない。パソコン工房だったか、ドスパラか忘れましたが、他のPCパーツショップのページ見ても、こりゃええと言えるものはなかったので、早々に中古パーツを組み込むことは断念しましたね。新品でいいか、10万から12万くらいで良いのを買って末永く使おうと決めました。ハードオフとか行って、パーツ探しとかしてもよかったんですけどね。まあ素人に当たり外れを見分けられる気がしないのでやめました。

 

 で、CPU以外のパーツはこちらを参考にしました。

 ツイッターでフォローしている時田さんが、こういうページを作っていたので、そのままそっくり流用させていただくことにしました。すすめられているパーツをググったり、価格ドットコムの評判を見ても、好評価。安くて高性能が取り上げられているということなのでこれで間違いないだろうと。というか、まあ考えてもわかりっこないのでこれで大丈夫だろうと。今考えれば、PCパーツ売ってる店に「これで自作PC組もうと思っているんですけどどうですかね?」と相談すればよかったんですけどね。ググった評判だけで「イケる!」という気になっていました(笑)。あとは

 こういうパーツの本とかをチェックしたりして、これがいいかな?というものがあるかもしれないと調べましたが、まあ「これはいい!ぜひとも欲しい!」というのはなかったので、そのままオススメされているパーツで組むことにしました。

 以下選んだパーツ、順にマザー・CPU・メモリ・HDD・内蔵DVD・グラボ・電源・ディスプレイですね。あとはケースとキーボード

 

 

 

 

 

 

 

 

BenQ 21.5インチワイド マルチメディアモニター (Full HD/AMVA+パネル/ブルーライト軽減) GW2265HM

BenQ 21.5インチワイド マルチメディアモニター (Full HD/AMVA+パネル/ブルーライト軽減) GW2265HM

 

 

Thermaltake Core V31 PCケース CS5059 CA-1C8-00M1WN-00

Thermaltake Core V31 PCケース CS5059 CA-1C8-00M1WN-00

 

 

 アマゾン人気ナンバーワンというマザー、ゲームメインじゃないけどいいのか?という思いはありましたが、CPUと規格があっているのでまあこれにしようと決めました*1。マザーで人気ナンバーワンならこれが出来ないというような欠陥もないだろうと判断。メモリもこれに規格あっているということで即決。おすすめCPUと買おうと思っていたものが一致していただけあって、迷うことはなく、この3点は即決しました。

 

 メモリを8Gか16Gかどちらにするか?半額になるので、じゃあ8Gでということにしようとも思いましたが、メモリが大きい方が寿命が延びるという一言で16Gに決めました。まあ4Gではきついが8Gアレば余裕だろうという気もしましたが、使ってたノートがメモリ不足でアカンことになったのでメモリも多めに。ゲームやりたくなったりで拡張するときとか、動画編集で処理落ちとかそういうのを避けるためにメモリにも金使って大きめにしとくかと決めました。

 

 ストレージ、HDDはシーゲートかウェスタンデジタルどちらかと言われて、ぐぐったところ、ハードディスク約5万6000台の運用実績から壊れやすいメーカーが明らかに - GIGAZINEというのがあって、どちらも故障率は高くても、2TBならシーゲートの方が容量が大きくなるたびに故障率が減る傾向があるので、シーゲートの方が良いのかな?とこちらにしました。まあ対して違いはないと思うのですけどね。このデータも古いので基準にしていいのかと言われるとちょっと微妙ですし。

 

 1TBあれば十分なんですが、2TBと1000円も差がなかったので(確か800円位)、じゃあ大きい方にしておくかと決めました。雑誌の記事にプラッタ数云々で故障のしやすさが〜というのがあったんですけど、プラッタ数云々はよほど調べないとわからないので途中で捜査を断念しました。すぐ迷宮入りしましたね。値段・性能・故障率などなど色々考えてもベストな回答を見つけられそうになかったので。

 

 SSD(ソリッドステートドライブ)も買おうと思っていました。高いがその分、静かで速いし小さいというので、こりゃええわいと思ったのですが、フラッシュメモリみたいなもんで書き換えに上限がある。何度もデータを書き換えるのには向かない。頻繁に書き換えると寿命が縮まるのだという記述を読んで、SSD250Gくらいのを買って、HDDは外付けの1TBを使ってしのごうとする案を完全放棄しました。動画編集でデータを頻繁にあっちらこっちらといじくり回すので、こりゃダメだと諦めました。

 

 なるほど、だからシステムドライブにSSDで起動を早くして、普段の使用・データ保存にはHDDという同時使用が主流になっているのかと腑に落ちました。高いとは言え、SSD1TB一つ買って全て済ませるような例を見なかったので、なんでSSDオンリーの組み合わせはないんだろう?と不思議に思ってましたが、すぐ壊れたら意味ないですからね。あと、SSDは容量を確保しておかないとスピードが落ちるとか、故障の際のデータ復旧が不可能なんてのもありましたね。SLCとかMLCとかTLCとかそういう違いで性能差もあるようですし、買う前にきちんと調べといてよかった…。

 

 SSDがどれくらい早いかを試してみたかったのですが、最新PCを買ってそんなに速さで困らないだろうということと、SSDは技術が進んでどんどん安くて良いものが出るようになっている。HDDとの差が埋まりつつあるみたいなことが言われているので、しばらく1年位待っておいて、安くなるかどうか見てからでも良いんじゃないか?と思い、今回はパスしました。一応予算10万円を目処にしているのでね。

 

 DVD・グラボ・電源は全部おすすめで決めましたね。ブルーレイどうしようかなーとも思いましたが、DVDで不便なことないし、レンタルとかでブルーレイ近所のTSUTAYAにあんまりおいてないので、まあいいかなと。ブルーレイどころかDVDに保存するようなことにも使わないだろうし。電源は750Wの方が安かったのでこちらに。ゴールドとかのほうが値段が高くなるのかな?ワット数が大きい方が高くなりそうなもんですけどね。

 

 グラボ、グラフィックボード以外にグラカ・ビデカ・ビデボ全て言いにくいので、グラボで統一しましょう。ビデオと紛らわしいのと、グラフィック機能という的確な単語がはまることでグラボがいいですね。グラフィックカードでも良い気がしますが、略すとグラカと、「あ」で終わるので言い辛い。グラボが最適ですね。

 

 そんな言葉へのこだわりは置いといて、一番安いローエンドを選びました。6〜7000円くらいで手頃で、高度な3Dゲームでもなければ出来ないことはないというので、ローエンドでいいかなと。テクテクさんの動画で見たデッドライジングと、オブリビオン(旧作)やりたいなーと思っていますが、調べたらそんなに要求されるスペック高くなかったですし、古いゲームなんで安いものでも問題ないしまあ十分でしょう。他にそんなやりたいゲームもないので。あるとすると、同人ゲームのアバドーンかな。全部ニコニコで見て面白いなと思ったものですけどね。

 

 ミドルエンド24000円くらいのものは今買わずとも、いつか数年後ゲームやりたくなったとき値段が下がったりしないかな〜という期待もありますが、どうなんでしょうね?まあ10年位前の自作本みたら、当時の最新のグラボ=今だと性能古いものでも高かったので、時間が経てば流石にいくらかは下がると思うんですが。まあゲームは二の次三の次なんで、かなり優先順位は落ちるんですけど。というかゲーム目的でもないのにPC組む意味あるのかと突っ込まれそうですけど(^ ^;)。

 

 ディスプレイはおすすめの機種よりも千円高いブルーライトカット機能がついたものにしました。まあ、ブルーライトなんて光を落とせば意味ないだろうという気もするのですが、千円しか変わらないのでね、一応(使っていてやはりブルーライトカットは意味なかったですね。NyoiScreenで暗くするので尚更)。

 

 ケースはどうしようか結構迷ったのですが、「Define R5」がおすすめで、アマゾン評価を見ても迷ったらこれを買えと言われ高評価だらけで、これにしようかなとも思ったのですが、高い。14000円くらいするんですよね。ケースにそんな金かける必要性あるのかな?という疑問と、雑誌のケースのおすすめで安くて特集ページで紹介されていた「Core V31」に惹かれたのでこちらにしました。

 

 キーボードは予算から考えたら高いものを選んだのですが、どうしてもタッチパッド付きが欲しかったので、タッチパッド機能がついていて一番安かったこのキーボードにしました。まあ、これは地雷で全然使えなくて返品したんですけどね。その話はいずれまた。

 

 で、買ったところはヨドバシドットコム。リンク先ではアマゾンで買うことが奨められていますが、個人的にアマゾンが嫌いですし*2、事実上の検閲を行っているアマゾンでは買う気がしない。その反面ヨドバシドットコムではそういう変な縛りがないとか。まあ、実際買ったことがないので表現規制に良い悪い店だというのはわからないのですけど、つい最近マガジンの漫画を勝手に削除したとかもあって、アマゾンは除外していました。

 

 基本的に、価格ドットコムを使って調べて最安値のものを買いました。コジマ・ビックカメラとかでも最安値のものはあったのですが、メモリやCPUはあっても、他のはおいてないとか、最安値じゃないとか色々あって、ヨドバシドットコムはポイントを含めれば殆どが最安値に近くてまずパーツ選びで外れなかったので、ヨドバシ中心に買うことに決めました。CPU・メモリ・電源・ケース・グラボ一式全部まるまる揃えるつもりでしたが、CPUが売り切れで入荷未定でやむなくCPU購入を断念。

 

 それで一番安かったというか、同じ最安値だったのが、ソフマップでした。ポイント含めると一番安い。しかしそのポイントを使うと他にグラボやらHDDも一緒に買わないと意味がない。ですが、前回書いたとおりソフマップはNG。もう二度と買わないと決めたばかりで前言を撤回するのはどうだろう?別に誰にも他言してませんけど(^ ^;)、あのソフマップにCPU云々で35000円以上、一番カネを使ってしまうのはいかがなものか?と購入をやめました。信用ない店で金を遣いたくありませんからね。

 

 んで次に安かったPCデホで買うことにしました。悪名高きPCデホで買うのはどうなのよ?という気もしましたが、別に個人的に嫌がらせを受けたわけでもないので。あと、何故か車で行ける範囲にPCデホがあるので、いざというときに相談できるデホで買っとくのもありかなと。デホのほうが最安値よりも1000円程高かったのですが、グラボが一番安くて、グラボ単品だと送料が発生するのが、CPUとセットで買えば~円以上は送料無料という形で送料がタダになったのでデホに決めました。まあこれで1000円くらい高く付くことになりましたが、ソフマップで買うよりはマシだろうと。

 

 マザー・DVD・電源・ケースは前述通りヨドバシで、ディスプレイはヨドバシ扱っていなかったので一番安いイートレンドで買いました。ヨドバシはポイント還元で最安値になりますが、ポイントで買うと買った商品のポイントは還元されないタイプなので、金額が大きいものをポイントで買うと微妙。ポイント持ち越しで日用品と交換するという手もあったんですが、イートレンドがたまたまHDD最安値だったので、ポイントよりもそちらを選びました。

 

 アマゾンは使いたくなかったんですが、キーボードがアマゾンでしかおいてなかった。まあ探せばほかでも扱ってたんですが、他は高かったんで、妥協。あと、昔アメブロで引き換えた300ポイント(?)ギフトカードがあったので、それを使うのにちょうどよかったので。んでメモリもヨドバシで買うはずだったのですが、ヨドバシの製品は「バルク」と書いてある。

 

 まあ値段的にまず間違いなくメモリに保証がつくと思うのですが、バルクと書いてあるのが不安だったので買うのをやめました。問い合わせてもよかったのですがめんどくさいのと、問い合わせメールを待ってる間にまた他の商品が売り切れにでもなると、何処か別のところで買わなくちゃいけない・選び直すのはめんどくさいのでアマゾンで買うことにしました。アマゾンが少しだけ安かったことと、やっぱポイント貯める&計算するのがめんどくさかったので、ヨドバシで買うの止めました。

 

 最初はほとんど全部ヨドバシで買うつもりだったのにCPUで躓いてから一気に減りました。まあ、これは結果的に大正解だったのですがね。長くなったので今回はここまで。次回は組み立て編&ヨドバシで買うな!買うならアマゾンで買え!編をば。アマゾンで買わないポリシーは買えませんが、PCパーツ・電化製品などをネットで買うのだとしたらアマゾン以外おすすめ出来ないということがわかりましたのでそんな話をしたいと思います。続き→自作PC奮闘記、参 購入編 買うなら実店舗で買うべし。通販ならヨドバシドットコムでは買うな、アマゾンで買え

*1:アマゾンリンクはゲーミングじゃなくて普通のH170 proになってますが、貼り付けるものが出てこなかったので、まあ別に誰がクリックするわけでもないので構わないでしょう。ページ内にゲーミングのリンクもありますしね

*2:アマゾン嫌いな理由 伊藤延司という評者