てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

『君の名は。』への江川達也氏と奥浩哉氏のコメント

 江川達也氏がヒットした映画『君の名は。』について、面白くないとコメントして炎上した話があったので、取り上げるのにちょうどいいネタだったので書いておきます。小ネタ予定・時事ネタで終わるはずだったのが、意外に漫画家としてのキャリアみたいな話に関係しそうなのでこっちに持ってきました。

[目次]

 

君の名は。 Another Side:Earthbound
君の名は。 (1)

一連の経緯

 元ネタが小説なのか、漫画なのかよくわかりませんが、映画が大ヒットしたようですね。

 フジテレビの「バイキング」という番組で次のようなコメントをして、その発言が炎上したとのこと。

江川氏の発言

 「これは売れると思いましたけど、売れる要素をぶち込んでるだけ」「プロから見ると全然面白くないんですよ。作家性が薄くて売れる要素ばかり入れてるライトな作品」また次のようなコメントも「絶賛している人は面白くなかったって言う人に対してすごいディスる。『君の名は。』はファシズム映画」

江川氏の発言を受けて奥氏のコメント

 これについては同じく漫画家奥浩哉氏が『この人なんのプロなんだろう…』と批判ツイートをしたということでも話題になりました。

 

二人共ジャンプ・集英社系でヒット作を描いた漫画家

江川達也氏の過去の著作

 まあ知らない人はいないと思いますが一応補足しておきますと、江川達也氏は少年漫画、ジャンプで大ヒットを飛ばした人ですね。

まじかる☆タルるートくん 1巻

 タルるートくんは黄金期なので作品の一般知名度としては低い方?埋もれているのかな?アニメにもなったので当時の小中学生はまあ間違いなく記憶しているかと思いますが。

 またこの『東京大学物語』も有名かと思います。

東京大学物語(1) (ビッグコミックス)/小学館

 個人的には『日露戦争物語』『源氏物語』が結構良いんじゃないかなと思っています。全話読んでないんですけどね。

日露戦争物語 1 (PHP文庫)/PHP研究所
源氏物語 (第1巻) (SCオールマン愛蔵版)/集英社
奥浩哉氏の代表作

 んで、もう一方の奥氏の作品は大ヒットして映画化された(まだ公開されていないのかな?)『GANTS』ですね。

GANTZ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)/集英社

 今はイブニングで連載されているのかな?確か。まあそんなことはさておき、今回の江川達也氏に対する批判・騒動はおかしいと思ったので、そのことについて書いておきたいと思います。

江川達也氏批判に対する違和感

 まず、『君の名は。』という作品が面白いか面白くないかというのは、個人的に読んでいないし、映画も見ていないのでコメントしようがありません。それについては個人的に論じられません。

 で、取り上げたいのは、江川達也氏が面白くないとコメントするのは適切なのか、不適切なのかという話。これは適切な性質と不適切な性質両方ありますが、まず江川達也氏の批判は適切であるという話をしたいと思います。

批評・評論として江川達也氏の指摘は普通のこと

 江川氏は「プロからすると面白くない」と発言をしていますが、「プロ漫画家」として発言をしたのではなく、作品を作るプロシナリオライター・脚本家のような立場で発言したのでしょう。(肩書をどう表現するのが適切なのかな?漫画家には原作と絵で分担することがあるから、「プロ原作者」とでもしましょうか?まあ呼び名はどうでもいいですかね?「君の呼び名は」問題は放置します)その「プロ」、話を考える人間からすると「売れる要素を詰め込んでいるだけでしかなく面白くない」と言っているわけですね。

 作品というものにはメッセージ性というものがあるわけですね。「この作品にはこういうメッセージがある!この主張はまっことそのとおりだ!!この作品は素晴らしい!とても面白い!」という評価をすることがあるわけですね。逆に「メッセージ性がつまらない」とか、「このメッセージには同意するのだけど、うまく表現できていない。主張を客に伝えるのに失敗している」とか、そういう批評をされることはまあ多々あるわけですね。評論・批評の世界ではよく目にすることで常識の範疇だと思います。

が、そもそもそれをいう事自体がナンセンス…

 で、この『君の名は。』にはそれが存在しないと江川氏は主張をして、「そんな作品はくだらない・つまらない」と言っているわけですね。

 この作品は少女漫画、恋愛漫画(小説)なのでしょうか?まあ、よくわからないのですが、そういう作品には特に社会性・メッセージ性などなく、ダラダラ恋愛をする。女性の日常を描いて、そして恋愛を中心に描くということはよくあるわけですね。そういうジャンルの作品に「社会的に重要なメッセージがない」のはむしろ当たり前の話。そういうあたりまえのことに「メッセージ性が乏しいからつまらない」という見当違いのコメントをするほうがおかしいわけです。

 まあ、昔から大人は子供のやる事、中身のない流行り物について、「くだらん、バカモノ」と大原部長のようなコメントをするのは今に始まったことではないわけですね。例のそういう反応と考えれば、特におかしな反応ではないわけです。というか50過ぎたおっさん・老人からすれば、殆どの人はそういう恋愛モノについては似たような感想を抱くのではないでしょうか?

 映画やら小説やら一番評価されるのはそういった社会的に重要なメッセージを発することとはいえ、業界的には売れる作品を作り、プッシュすることも当然あるわけです。実際にそのメッセージがあるかないかは置いといて、そういう「ただ売れる作品」だとしか思えない作品にメッセージ性がないからつまらないとコメントをする事自体がトンチンカンといえば、トンチンカンなわけです。

周囲の空気を凍りつかせるTPOを無視した発言・行動

 炎上というか、周囲の人からヒかれる・叩かれるという現象が起こるときには「見当違いの発言・持論を展開する」という傾向が1つのパターンとしてあるように思えます。関係ないのですが、電通の自殺事件であらゆる残業が悪だというのなら、震災のときの自衛隊はどうなのだ?という発言があって、顰蹙を買っていました。

 そのツイートで叩かれて、後日「揚げ足取りの批判ばかりで、では自衛隊が残業をしなくて済むようにはどれくらいの準備がいるのか、総労働時間何時間を確保すれば想定地震の被害からいち早く秩序を取り戻せるのかという本質的な部分に踏み込む反論はなかった」というようなことを確か言っていたと記憶しています。

 その人は震災でン万人の人員をン万時間確保する必要があるとかそういう話をしたかったのだと思いますが、非常事態の特別な仕事をすると想定されている公務員、特に緊急性が高い仕事である軍隊と比較するのがそもそも不適切なわけですよね。一般人、特に緊急性・重要性があるわけでもないタダの会社員の仕事の残業問題とはケースが違いすぎるわけです。

 残業=悪で、あらゆる領域に及んで、結果社会が回らなくなる。機能不全に陥るというリスクがあることも指摘したいということはわかりますが、そういう事例に陥ることを考えるよりも、残業過労死問題をどうするか?という方が優先順位が高いわけですよね。というか、「今そういう問題について、みんなで真剣に話をしているときに、それ関係あるのかよ?今、それ言うの?今言うことかよ!?」と感じる人のほうがまあ多いわけです。

 多くの人がそういう労働問題を多かれ少なかれ抱えているときにそんな話をされれば、そりゃ「なんでそんな話になるのよ…。今はそんな話をしている場合じゃないだろ!」と怒るのは当然ですよね。何度も言いますけど一般人が過度に労働で追い詰められるというのと全然ケースが違いますからね、緊急地での任務というのは。

自分語りが好きな江川氏は反感を買いやすい

 今どういう流れ・空気になっているかを考えなかったわけではないんでしょうけど、それと関係ない話を唐突に持ち込まれると多くの人は「ハァ!?」になるわけですよね。江川氏の発言には、そういう持論語り・自分語りが多いので叩かれやすいということが出来ると思います。

 言うまでもなく、「お前のことなんか聞いてないよ。」と嫌われるわけですね。おフランス帰りのイヤミさんがいかに自分がいい暮らしをしているかを語って嫌われるようなものです(この例え、若い子に伝わるのかな?実際、己も漫画でそのシーン見たことないし(笑) )。

江川氏の過去の炎上の話

 江川氏は「教師はうつ病になったら辞めろ」とフェイスブック(かな?)に書いて炎上していました*1。そこでは「うつ病になるやつなんか教師の資格ないよ。辞めろ、転職しろ」とバッサリ。その理由は「自分の周りにいた(&俺のような)優秀な人間が教師になろうと思ってもなれないような悪い制度になっている。情熱と才能を持っている人間・本来教師になるべき人材が採用されず、教師になるべきでない不適切な人材が教師になっている。だから辞めろ」とのこと。

 少年ジャンプで連載していた自身の経験から、結果が出せないやつはすぐクビになるのが当たり前。生きる≒働くは厳しいこと、その競争で負けたんだからさっさと違う世界に転職すべきだと。さらにはなぜか自分の兄に訴訟を起こされていることを語って、その訴訟のせいで自分のこれまで稼いできた資産が下手をしたら半分奪われてしまうという話をして文章が終わっていました…。

 まあ、言うまでもなくジャンプ漫画家と教師は階層として全然違うわけですよね。プロアスリート野球選手・サッカー選手が成功すれば高年棒で一攫千金を手に入れられる。が、失敗したらなんの保証もなく社会に放り出されるというハイリスク・ハイリターンな世界なわけです。そういう厳しい超競争主義&実力主義社会を持ち出して、一般社会(まあ公務員なのでちょっと違うといえば違いますが)の職業及びそのうつ病問題を論じるのはどう考えても不適切なわけですね。

 教育界がおかしい・腐っている・問題があるというのは己も同意しますけど、それとうつ病の休職者とはどう考えても論理的整合性がない(論理的飛躍があるとするほうが適切か)。彼らが江川氏の言うダメ人材と100%=で結べるかわかりませんし、むしろ彼が言うようになんとか教師になれたものの、周りのダメ人材がいびったことによってうつ病になってしまったかもしれない教師に向いている人材かもしれないわけです。なによりうつ病に対する理解がおかしいですし。

 まあ、主張自体がおかしい主張なので、これ以上あーだこーだ言うのは止めといて、持論の「教育制度クソ」論を前提として短絡的に問題(このケースではうつ病)と結びつけて論じてしまうところからすると、既知の領域については思慮の浅い発言をするタイプと言えるでしょう*2。自分の経験・体験談だけで、周囲の教育者・現場の人間の声などがない。あるいは教育学者の本などからの引用もない=最新の情報・学説を取り入れてない。自分の言いたいことを何か問題が起きたときに、ここぞとばかりに気分で言うタイプはとても危うい、現代感覚からズレた発言をして顰蹙を買いやすいのですね。

江川氏だけではない周囲の反応の問題

 で、まあ江川氏を「成功者が陥るパターン」、成功して一財産を築いたから、自分に自信がある。その自信と狭い自分の周囲の経験だけで物事を判断してしまうワンマン傲慢社長のようなものだ!天狗だ!と斬って終われば話は簡単なわけですが、それじゃ面白くないわけです。こういう指摘はおそらく誰でもしていると思いますからね。こち亀みたいに「両津のバカモノはどこだ!!どこへ行った!」で斬っておしまいオチつけるのならわざわざ書かないわけです。

 江川氏の指摘は的を外しているとは言え、彼の批評は一応成立するわけです。評論としてメッセージ性を問うことは常道ですから。「よくある恋愛モノで売れるネタをつぎこんでいるだけでそこに中身がない」という評論はそれはそれで成立しうる。

 反論としては「いや、『君の名は。』には〜〜という要素があって、これが現代を生きる若者には〜」とでも述べて、ちゃんとメッセージ性がある、または作品の意義を説く。とまあそんな反論をするのが筋なわけです。もちろん身も蓋もなく前述通り「単純なエンタメであって、古典的手法を詰め込んだだけで斬新性はない。が、それのどこが悪いのか?エンタメとして爽快感を与えるために割り切って作っている作品だ」でもいいでしょう。

 そうやって江川氏の主張が間違っていると反論するだけで済む話のことがなぜネットでそこそこ反発する空気が蔓延しているのかちょっと理解が出来ない。

江川達也には評論をする資格・過去の実績がある

 評論をする上で重要なのは当然実力、適切な批評を下せる能力ですが、他にもその分野で実績を残した人物であることという基準もあると考えます。

 江川氏は過去に立派な実績がある「プロ」なわけです。映画の作り手として実績があるわけではないとはいえ*3、クリエイターとして実績があって間違いなく「プロ」であるわけです。その彼が批評をする、世間一般に向かって時に否定的なコメントをする「俺は面白くなかった」とコメントをする資格があるわけです。

 もちろん、そのコメント・批評が適切であるかないかというのは別問題ですけどね。

 やくみつる氏のような実績も何もないのに、なんでこの人テレビでコメントしてるの?というタイプとは一線を画すわけです。資格を持った人間・クオリファイドのQさんなわけですね、江川氏は。

 同じ少年漫画ならともかく少女漫画について口出しすることは許されるのか?という指摘も成り立ちうるとは思いますが、彼の場合、一応恋愛漫画家という肩書が成り立ちうるのでその点でも批評をする基準をクリアしていると言えるでしょう。『東京大学物語』でそういう地位を築いたわけですから、過去の実績からコメントをする、批判する資格は十分にあるとみなしていいでしょう。

 一定の実績=資格を持つ江川氏に対して、「なんだと!」というのは少しおかしいと思います。江川氏が「面白いと絶賛をしている人達は、ファシズム。絶対批判を許さない」と言っていたとおりではないかと思います。

 作品とは世に出たら多くの人の目にふれて、感想を言われることはもちろん、否定的な評価をされるのも当然。世の中には色んな人がいて色んな評価があるのは当たり前。面白い&ヒットした作品であればあるほどアンチが発生するのは当然。ワンピースもワンピースアンチが一定数いますよね?アレと同じことです。

 当然、「見に行ったけど大して面白くなかったな〜ハードル上がっちゃってそこまで面白くなかったわ〜」という人もいるわけです。そのつまらないという人達に対してファンがアンチや否定的評価をする人を叩くというのはいかがなものかと思います。

 

奥浩哉氏の発言に問題はないのか…?

 まあファンVSアンチというのはいつの世にどこでもあるものでそれはいいとして気になったのは奥氏のコメント。

 奥氏は「この人なんのプロなんだろう」と発言していました。「批判をすることは構わないけど、プロ云々言ってほしくない。プロ漫画家代表みたいなことはやめてほしい」という意味だったようです。「個人的な意見としていってほしかった」ということも返信でツイートしていたみたいですが、この奥氏の一連のツイに疑問を感じました。*4

 単純に「どういう意味で江川氏は「プロ」と言っているんだろうか?」➖なら、まあ疑問に思った。江川氏の発言に戸惑った➖で済むと思うのですが、あのツイだと「何を言ってるんだ、この人…」という指摘に思えてしまう。

 「プロ漫画家代表」としてほしくないと言ってましたが、どう考えてもプロ漫画家としての発言ではないでしょう。テレビに出ていてコメントをしている人はいくらでもいますが、その人がエッセイストやら広告の人間だとして、その人のコメントを業界人の代表と受け取る人はいないでしょう。公の場で発言する以上個人の発言に決まってると思いますが…。

 「プロからすると全然面白くない」=「プロ界隈はみんなつまらないと言っている(そのプロ界隈の意見を代表して私が発言した)」と受け取ったのでしょうか?うーん、ちょっと無理がある理解の仕方だと思うのですけどね。

 というか、江川達也といえば、ググって知ったのですが、タルるートくんだけでも印税8億を稼いだという成功者ですよね。電子書籍とか雑誌が好調だった頃とか、今と時代が違うとは言え十分「プロ」でしょう。あそこまで実績を上げながら「プロ」として扱われないのだとしたら、じゃあ一体誰が「プロ」として扱われるのでしょうか…。

 誤解する人はいないと思いますが、別に江川氏の著作のファンだから言ってるわけではないですよ。むしろ彼の作品全巻読破したものはなくて、パラパラつまみ読んで、江川氏=ヒット漫画家くらいの認識しかありません。でも十分な実績を残した人でしょう。そういう人を「プロ」として敬意を払わなかったら、一体誰に敬意を払うのでしょうか…?>

 漫画家が江川氏に対して一定の敬意を払う・礼儀を示さないのであれば、そこに秩序は存在しないのでは?とさえ感じますね。

 江川氏の意見が間違っているとしても、きっちり批判をするには筋を通して批判するべきでしょう。この今の流れは明らかにおかしいと思います。フェイスブック炎上の件を見て、老害になってしまった・腐ってしまったとしても、ふさわしい実績・成績を残してきた人には最低限の礼儀が払われるべきだと考えます。「腐っても江川達也」だということを忘れてはならない。ネットというのはそういうものだと言われればそうかもしれませんが、このことは最近の風潮を考えて特筆しておくべきだと感じました。

 

奥氏の態度は漫画家界の先輩へ妥当な態度なのか?

 奥氏が「プロ」というところを勘違いしたとしましょう。まあ、そういう解釈間違いなんかよくある話なので、さておいて、そもそも江川氏はプロ漫画の先輩でしょう?しかも『源氏物語』はヤングジャンプで連載されていた➖と思ったて調べたらウルトラジャンプでしたね。ヤングジャンプでは連載したことがないから、江川氏を知らないのかな…?奥氏は…。

 ➖と思ったら、江川氏は『ONE ZERO NINE』という作品をヤングジャンプに連載していて、しかもそれは奥氏の『GANTS』連載とかぶっているんですよね…。奥氏が2000年からヤングジャンプで連載を開始して、江川氏は2001年から期間は短いですが同じ雑誌に連載をしている。漫画界の先輩で同じ雑誌で掲載していたことがあるのに、これはどうなんでしょうか?短期間で特に面識もなかったのかもしれませんが、同じ仕事をしていたわけですよね、一応。漫画界だとこういうの珍しくないのでしょうか…?

 普段は先輩・後輩みたいな序列について否定的なのでこういうふうな視点でものを書くことはあまりないのですが、一般人の感覚からすると、こんなことやって大丈夫なのか?漫画家界から礼儀知らずと怒られたりしないのかな?と心配になったわけです。

 奥氏が江川発言に違和感を感じて疑問を呈するのは当然自由で、その事自体は問題ないと思います。しかし同じ業界の先輩に対して、ものの言い方・意義の唱え方というものがあるかと思います。「江川先生は業界の先輩で尊敬していますが〜」とか前置きして発言すべきことではないでしょうかね。発言の正否はともかく、ワンクッション挟んで「江川先生、ああいう発言はまずいですよ〜」みたいに言わないのはどうかなと思いました。


 まあ、江川氏はテレビコメンテーターとしてあっちの世界に行ってしまったという理解があるとかも考えられますが、それでも同じ業界にいた人がああいうふうに言って良いのでしょうかね?今後漫画家の集まり、何とか賞の会場とかであったらどうするのでしょうかね?江川さんが「どうも奥先生、以前先生と同じヤングジャンプで連載させていただいていた江川と申します。以後お見知りおきを」とか言われたらどうするんでしょうね?まあ、そういう絵を見てみたいのでやってほしいんですけど(笑)。んでそう言われた奥さんは「プロの僕からすると、君の作品は全然面白くない」と返してほしいですね(笑)。

最後に

 江川氏は教師のうつ病の件で炎上したように、コメンテーターとしてコメントが下手。張本さんが「喝」をいうような感じでコメントをするから「お前が言うなよ!何様のつもりだ!」となる。テレビで江川氏を見たことがないので、それくらいヘイトが高まっている、反感を買っているということかもしれません。デヴィ夫人がある程度嫌われて、「この人の物言いきら〜い」と言われるのも織り込み済みのキャラなのかもしれません。それ込みで成立しているのが江川というコメンテーター。であれば、お約束にすぎない「江川叩き」に過剰反応しているだけということになってしまいますが、まあそれはそれで備忘録としてとどめておいてください。

*1:

*2:己があまり政治・政党ネタをしなくなったのは、実はそういう理由なんですね。官僚の問題、セクショナリズムや腐朽官僚制のことはもう既に論じたので、おんなじことを何回も繰り返し論じていれば、こいついつもおんなじこと言ってんなと呆れられる。それ以上に、その結論を言いたいがために他の重要な要素を無視してしまう。また違う角度からの大事なものの見方からの話ができなくなる危険性があるからですね。ですからより新しい指摘が出来ないことについては語りたくないんですね。書かなくても過去の話を読んでいる人にはああやっぱりそういうふうに見るかとわかりますし、あえて書くほどのことでもないですから。オチが見えているものをいくつも書いてもしょうがないですから。とはいっても、大抵、何か政治・社会ネタについてコメントする時は、いつも同じオチである気がしますけどね…(^ ^;)

*3:Wiki見て知りましたが、映画監督もやっていたんですね

*4:奥 浩哉 on Twitter: "この人、なんのプロなんだろう… https://t.co/J0Nks5kozY"