てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

新潮よりオウム麻原の死刑執行と「遺骨争奪」と「古墳づくり」

オウム麻原彰晃、死刑執行なら始まる「遺骨争奪」と「古墳づくり」狂騒 | デイリー新潮
 ―という記事が読んでいて面白かったのでご紹介。関係する裁判が終わったので、死刑を執行する障害がなくなった。そろそろ麻原にも死刑が執行されるだろうと(で、実際年号が変わる、改元前になされました)。

 それに伴って起こる報復テロや後追い自殺の危険性があるだろうと。それは置いといて今回ポイントというか、面白い点というか注目すべき点があります。教団分裂の路線闘いがあるという話です。麻原の妻が麻原の次男を後継者に教団を動かしているという構造がある。世襲二代目の誕生で、教団が再び危険な方向に行くかもしれないと。

 そして、この母親と三女で対立があり、遺骨をめぐる三女と母の戦いが起こると。遺骨=仏舎利と扱われて、麻原の遺骨があるところが聖地となり、近隣住民とのトラブルになるだろうと。

 ふむ、なかなか興味深い話ですね。さっさと処刑してしまえ!と言いたくなるところでしょうが、死刑=殉教というカリスマ化だったり、教団の分裂&闘争、過激化などリスクが存在する、今後の教団の行方に不透明なところが多いのならば、変に処刑しないほうが良いかもしれないですね。

 法務大臣も自分が死刑執行のサインをしたと知られたら命を狙われるかもしれない…と拒んだりしないのでしょうか?