てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

民主党について(8) 地方参政権について

※ブログ引っ越しのインポートの際、カテゴリミスでインポートされていなかったので、時間軸無視して転載してますが気にしない。



 なんか色々いわれているためにこれを書かざるを得なくなりましたね(^ ^;)。地方参政権についてはまぁ、三つから四つのスタンスがあると考えます。①賛成②反対③条件付き賛成④条件付き反対。まぁ、条件付きは実質同じだからまとめて一つにしても差し支えないでしょう。己のスタンスは条件付き賛成だから③ですね。まぁ④でも同じなんですけど。

 今回問題になるのは②反対派の人達です。そもそもなぜ強硬にその効果を考えずに反対するのか己には理解不能です。彼らの主張する危険が危ない論、確定的に明らかだと主張するのは、この法案が可決してしまえば、外国人によって日本が乗っ取られてしまうという主張です。んなバカな( ゚∀゚)アハハ。そんなことありえないでしょう。辺野古のときもそうですけど、地方自治体に外交上の政策決定権はありません道州制以後においても国防・外交・諜報などは中央政府が統括して行うに決まってます。住民が少数しかいない地方に彼らが大挙して押し寄せたとしても、大した事は決定できませんよ。

 んでこの件について己はそんな急いでやる必要性はまったく感じられないため、いずれやるにしても今国会でとか、党議拘束をかけるとかそういう手法に反対します。さらに一応こういう懸念が高まっている以上、テストケースとして外国人が多い地域だけにまず絞って、その結果どうなったかという調査をしてからやるべきでしょう。さらには二重国籍の問題などもっと多面的にこの問題を捉えて、単に地方参政権を与えておしまいという話ではないはずです。
 
 そもそも今の日本システムの問題は硬直化したシステム、縦割り化され、流動性・応用力のない社会になっていることです。それを変えていくためにどんどん外国人に日本に来てもらうことは好ましいことです。さらに日本の国力、特に外交力を高めるために、交流を深めることは必須であり、日本人が積極的に海外に進出するだけでなく、入ってきてもらうために参入障壁を減らす手助けになるのですから良いことに決まってるでしょう。

 若干話はそれますが、小沢氏が俺、正しい。だから、やる。お前たち、ツイテクル。なんて一昔のアニメに出てくる原人のようなやり方でやってはいけません。正しいからついて来いという手法では必ず周りが戸惑い、反感を買います。わかりやすく説明して、根回しをきっちりやりなさい。そういうことするから今日の苦境があるんでしょう(´-ω-`)。アホだからといって、論理が通じなくても絶えず説明しなさい。反感を買わないように努めなさい。

 で、条件付賛成ということで、しっかり懸念されるケースに対応しておくこと。不当な法案を行使・可決する場合があれば一つ上の行政単位や国がそういうものは認めないと予め暴走することはないよ、と日本国民=既得権層の安心をしっかり勝ち取っておくべきでしょう。

 これで終わったら、己らしくないので、独自の追加分析します。まず、参政権が拡大することで当然地方自治体に外国人の発言力が増すことになります。票を持って初めて、政治団体は彼らを人間とみなすようになります。するとどうなるか?いわゆる在日と言われる人間の層が分裂します。彼らはこれまで政治団体とみなされなかったのが、政治に参与することが出来、彼らに発言権と責任が与えられます。ということはこれまでひたすら日本ふざけんな!と罵っていた人たちが、自分たちの存在を認められ、地方行政に携わっていき、日本化される割合が高まっていくわけですね。特に在日というしがらみにとらわれる人たちが地方に生きる道を見つけることが出来るのならば、新しい地方在日という層として誕生することになります。まぁ社会学でいうdivide and controlですね。在日という層も3・4世と世代を経て行けば、いつまで経ってもその地位に、特権がない限り留まっていられないわけですから。在日特権というものが有るかどうか良く知りませんが、少なくともこの法案が出来たらその特権を解体する有力な根拠になるわけです。参政権あるだろ?じゃあ住みよい地方を自分の手で作れるじゃない!学会活動できるじゃないという論理でね。

 さらに外国人に政治参与、生きる道を与えることで、暴力団などに組み込まれる数を減らせるという効果・目的があります。社会から阻害され、傷つけられた環境から
暴力団などアウトローに入り込む人間を減らせるということです。周知のとおり外国人構成員が多いですからね。外国人犯罪についても同じことが言えます。蛇の道は蛇じゃないですけど、彼らの協力があれば、対処しやすくなるのは言うまでもないでしょう。それを絶つことが出来るというわけです。もちろんちゃんと認識して、手を打てばの話ですが。

 今回の騒動で重要なことは悪い点だけ強調して、その制度の良い点を見ていないことですね。日本人はどうしてこんなに気宇が小さくなったんでしょうか?相互主義で韓国には50人しかいないから無意味?違うでしょ?地方参政権で日本乗っ取られるんなら、反対!じゃなくて、数十万人日本人集めて、韓国移住してお前らが地方乗っ取れよ韓国再併合・満洲再建国・大東亜共栄圏万歳だろ?どうしてそんなに発想が小さいんだ?乗っ取れ!乗っ取れ!。

 いずれにせよ道州制地方主権をはっきりさせてからの話ですね。こういう法案を整備するのは。あと中央諜報機関をきっちり作ってから。んで地方主権・独立なんだから、やるにせよしないにせよ選択権は地方に与えるべきでしょう。それを謳うんだから(^ ^;)。外国人を奴隷のようにこき使うのも、力を活かして共に社会を築こうというのも地方に任せなさい。あとミャンマー難民とかカレン族かな?PKOばかりじゃなく、政治難民を十万単位で受け入れて、そこからエリートを日本国内で生み出して、日本に貢献してもらって、国力を高めるのは重要でしょう。米だってイラク難民百万単位ですよ。外国人を育成することは国力にかなう。仮に出て行っても日本を知って、愛着を持ってもらえれば、即ソフト・パワーになりうる。外国人すら教育できる人材を作らなくては。人材力が問われる時代になってきます。政界の野村克也がいればなぁ~。

 あ、忘れてた。この地方参政権でよりIDを発行する必要に迫られるため、持っている人間と持っていない人間でより、明確に不法滞在者など摘発しやすくなる。さらに、仕事が増えるため、国民全員に発行する。んで納税者番号で公平な税システム→財産10%課税制や、個人減価償却=消費・寄付にあわせて減税を認める。個人の自発性・意志力を活かすというシステムに向かっていくだろう、必然的に。―というようなオリジナル分析がほとんどされていないのが己には不思議でしょうがない。ヤレヤレ┐(´д`)┌。