石原慎太郎分析と尖閣諸島買取り
まあ、せっかくのネタなんで、己独自の分析をしておきましょうと。
2000万くらいだったかな？今の所有者に毎年使用料払ってるんですよね。国が今度は都に払うんでしょうか？石原流錬金術！恐るべし！(笑)。
尖閣諸島はウィキによると所有者は約4600万円で購入した。よって概算で売却金額4600万円×20％（うち5％地方税）の税金がかかる。まあ税金の話はともかく、当事者があそこをいくらで譲ってくれるのか？ふっかけられないことを望みますけどね。つうか中国ならン十、百億出すんじゃないの？
というかこれまでに、年間賃料2500万も払っていたらしいですね。どうみても賃料払い過ぎでしょう。なんで今まで購入して来なかったのか？政府の無能ぶりが追求されないとおかしすぎる話ですね。中国を刺激するからそうして来なかったというなら、購入しなくても格安で借りるようなことはいくらでもできたはずですし、そもそもなんで民間の手に渡った…？
ああいう列島って沿岸警備の対象になるから、強制徴収の対象にだってなるはずですし、事実上国有のスタイルなんていくらでもとれたでしょう？その持ち主となんかダークな関係があったりしなけりゃいいんですが…。単純に50年間借りてたら100億払っているわけで( ﾟдﾟ)。
都民はただでさえ、バカみたいに赤字作られて、関係ない国の防衛問題に勝手に予算つぎ込まれることにどう思うんでしょうか？石原さんの名はこれで上がるんでしょうけども、都の予算を勝手に使われることはどう見ても私物化・流用で、普通議会はこういうバカなことを絶対に許さないと思うのですが。
石原さんはそんなことより、新党やればいいのにね。そもそも立ち上がれというものに転身するはずだったのに、この期に及んでまだ行動をしないとなると、このママたち枯れていく可能性が大きくなって来ましたね。
新党なんてものは鮮度命の採れたて市場的なところがあって、作る時にはその時期が非常に重要であります。常に話題を提供しておいて電波ジャックして、ダメ自民・民主の対照に、焦らしておいて新党結成！で、支持層にンモー、ようやく動くのね、慎太郎ちゃんったら。と期待度を高めなくちゃいけませんからね。焦らされれば焦らされるほど、興奮（ｒｙ。まあそういうプレイなんですね。
しかし、どうもそういう当たり前のことをやりそうにない。というのはあの人維新塾みたいな政治塾を作って大々的に募集をかけていないでしょう？それに拘る必要はないんですが、そういういざ選挙で政治家候補を立てられなかったら、あんまり意味が無い気がするんですよね。動くとしたら、自民・民主が分裂して選挙の顔がほしいという感じで100人単位の既存政治家が押し上げる展開にならないと意味が無い気がしますね。
所詮人のふんどしで相撲をとるというやつで、自分から動く気はさらさら無いのでは？息子にやらせようくらいの感覚しかないような気がしますな。まあそういうことが出来るなら都知事に都落ち(都に都落ちって、ここ笑うところよ？(^ ^;) )する前にとっくに自民党内で総理になっただろうと思いますし。今のシステムだと4年どころか1年総理、だから外から静観している―なら期待が持てたんですがね…。
おそらく、自分は都知事という安定的な椅子を確保しておいて、自民党を外から自分色に染めるというのが石原戦略なのではないでしょうか？新党構想はあまり期待しないほうがよさそうです。橋下さんがいますし、協力すれば一気にぶち壊せるはずなんですがね。そんな気はさらさらないんじゃないですか。あったらもっと早くから行動しているでしょうしね。
尖閣で煽り→支持→自民の保守化＝石原化が本人の狙いでしょう。んで息子総理という形。
あと、土地の領有権に民間所有者がどうだとか、あんまり関係ないんですけどね。中国としても、そもそも日本領と認めていないのなら、その日本政府が発行した・承認した所有権の持ち主との売買とか本来どうでもいい話なんですけど。とりあえず噛み付かなくてはならないのが中国の立場ですけどね。
んで、それに後押しされて、北方４島も買え！なんて話がありまして、ムネオさんが実際にそういう活動をしたとか、していないとか。北方四島の所有権って誰が持っているんでしょうね？まあ日本人で昔住んでいた人が持っていた所有権というのは未だに日本政府としては有効と見なしているんでしょうけどね。ロシア的には無効とみなして現地の民間人の所有権を認めているんでしょうが、領土問題がある。領土問題の最終的な解決時にその辺りをどうするかすり合わせる感じになるんでしょう。 まあ、そんなことはどうでもよくて、ポイントはそうすることで、民間の所有権を国が持つことで交渉上、それが有利になる・スムーズに外交が進められるかどうかですよね。そこら編が気になるところですね。
そうそう、ポイントはこの前の事件で起きた酔っぱらい漁船船長のような例の場合、それが所有権が移ってどうなるかということだと思います。軍とかが不法侵入するなんてありえませんから、問題はああいうバカが国際問題を引き起こすこと。中国としては国内上、このクソ野郎と言えず、どうしても日本が悪い！とムチャぶり・強引な主張ををしなくてはならない。ああいう状況を改善させられるのか？ということ。*1
所有権が代わって、不法入国ではなく、民間所有地の不法侵入のような形で、処理がしやすくなるとかそういう手続き上の都合・要請があるんじゃないですかね？だったら手打ちとして、あくまで民間上の個人関係のトラブルとする。その形の処罰なら今後同じケースが起こった時、落とし所としてやりやすいとか？大事なのはそういうところですよね。
ゲンダイかな？三男宏高(47)が衆院選落選で、同じ選挙区に民主の松原仁がいて勝てない。その応援のための新党。都知事じゃ無理でも、新党からなら応援しやすいと。それはさておきヘリテージ財団でなぜ購入構想をぶちあげたのか？それは彼がこの機関の言いなりだから。防衛族と関係が深い機関で、日本の脱原発の流れに反対したのもこの機関がそういうリポートを書いたから。愛国心があるなら、それくらいテメーの金で買え。大体都知事選の公約、米軍との横田基地の返還はどこ行った？とアメリカの菓子折り持ちの立場を抜けだしてからやれよという記事がありました。
ン～なかなか面白いことをいっておりますなぁ。ヘリテージ財団と石原のラインは一応頭の片隅に置いといていいんじゃないでしょうか。
※面倒くさいので複数の尖閣関係をまとめています。これは別の時に書いた石原さんの尖閣ネタの続編です。
石原さんが国の尖閣購入を嫌がるのは尖閣というカード＝国を守れる政治家！という名声のため。それを横取りされるのが嫌だから～というものが一般的だろう。この他に実は地主から特別安く譲ってもらう目処がついているという新説を思いついた。
つまり、寄付金として集まった14億を尖閣の地主さんと交渉して格安で譲ってもらい、残りは石原さんのもの。購入代金として当てたという名目でポケットに入れる算段＝次か次の選挙資金として迂回献金に利用するというもの。日本ユニセフ・アグネス方式っていうのはどうかな？結構面白いと思うが。使いみちを検証してほしいですよね。愛国日本ユニシス商法はいくらでもやりようがある美味しい話に見えますし。
15日間のロンドン滞在で7800万も使ったなんていう話がありましたが、あれ本当だったんですかね？首相クラスならともかく、なんで首都とはいえ東京のトップでしかない人が、そんなに使うのか？尖閣購入の費用がここに使われてるんじゃないですかね？(笑)
尖閣買うくらいなら首都上空とかの米軍の管制空域とか沖縄の基地とか、そっち買い取ったほうがいいんじゃないですかね？そっちを何とかしたほうがよっぽど、おお！石原やるじゃないか！ってなると思うんですけどね。
孫崎さんのツイート＜尖閣と米軍３：守りきれなかったら日本管轄でなくなり安保条約対象外だから米軍でない。どちらにしても米軍は出ない。ここが重要。１８日産経アワー論評も 参考。「米国は北朝鮮による対日・韓国攻撃には圧倒的な対応を取る」。では尖閣は？「尖閣諸島は、最初に中心的に防衛措置を講じる責任は日本」＞ ＜ツイート引用おしまい＞―というのがありました。まあ言うまでもなく最初に尖閣で行動を起こさなきゃいけないのは自衛隊なんですよね。
尖閣購入騒動で中国と小競り合いを起こす。安保危機を演出して、安保がわかる総理待望論を演出。石原総理誕生の道筋を作る。アメリカは危機を利用して兵器売って、日米同盟深化ならカネと中東に派兵してよ～ん。いいよね？と要請するという図式が透けて見えました。
とすると逆に、沖縄問題を解決する方法がある。普通の解決方法はアメリカと対等な交渉力を持ち、説得して沖縄から撤兵させるというもの。もう一つの選択肢は危機を演出して国民世論に日米同盟重要！基地は必要！沖縄我慢しる！という世論を作り上げてしまうこと。より沖縄を悪い方向に封じ込めるという選択があることに今更気づいたわ。盲点過ぎてそういう発想をしたことなかったね。
尖閣諸島が都所有の財産ということになれば、次の知事が売るも売らぬも好きなようにできることになってしまう。その人物が中国に売りま～すと言い出したらどうするのだろう？まあ議会の同意をまず得られないだろうけどね。財政潤ってる東京にそれはないだろうけども。可能性がある事自体が問題でして。
それより尖閣についてどう思ってるのか！という選挙前の事前質問で石原さんみたいな人しか次の都知事になれなくなるという制限のほうが重要でしょうね。こうすることで石原の息の根をかかった石原人脈で東京知事というポストを支配できることになりますしね。
ということを考えると尖閣購入で沖縄の～というより島嶼に対する管轄を沖ノ鳥島カラ尖閣まで～と都がそこまで管轄を及ぼすという東京都行政権限の肥大を目論んでいるだけかもしれない。このことは夕張に手を出したことなんかもそうだろうしね。ムネオと組んで北方四島までやったら、もう完全に東京を踏み台に自己の政治力を全国展開するという権力基盤形成ですね。
TL見て勘違いしている人がいたので、一言。尖閣周辺の資源と言っても海中資源は民間人のそれとは関係ありませんからね。いくら都が尖閣の土地を取得しても海洋資源は国のものですから。実際にはもう開発権は企業なり、公的機関の開発団体なりに売却されているでしょうけど。島から発掘された埋蔵金とかなら話は別でしょうけど。
尖閣の民間所有権買い取ろうがあんまり意味ないんだけどな。それよりアジア一帯の日本人の遺骨が埋まってそうなところの土地買い取って、発掘とか、追悼施設作るとか、埋葬を完結させるシステム作ったほうが普通にまんべんなく支持を得られると思うけどな～。
所有権持ってた人は国に年間相当な金額が舞い込んできておりましたね。それを一応格安で譲るらしいです。舞い込んでくる金より、石原ファミリーとコネを持つことの意味合いの方が大きいですから、そっち狙いだったっぽいですけどね。そこら辺の人の土地かとおもいきや埼玉の資産家だとか。どういう経緯で入手したんでしょうか？貧窮してた沖縄の人から二束三文とかないよなぁ…。あったらスキャンダルだなぁ。
尖閣の所有権を買い取ること自体に全く意味は無いんだけどなぁ。買い取って結局何するんだろう？中国のそういう関心がある人たちをムキーッとさせるくらいで。次は北方領土買い取ろう！運動で北方領土を対象に寄付金が集まる感じになるのかしらん？あるいは尖閣ら辺でなんか密漁でもやるのかしらん？高騰する漁業資源の養殖、うなぎの養殖が出来るとかでもないと意味ないんですけどね。何かが出来るとかあるんでしょうか？
しかしこの寄付はふるさと納税適用されるんだ…。尖閣購入に集まる寄付金はふるさと納税が適用される。必然的に本来地方に配分されるはずの寄付金が割りを食ったことだろう。尖閣購入！とぶち上げることで、地方自治体がますますしぼんでいくという思わぬ結果が待っている。北方や対馬やらで購入するから寄付してよ！という動きも続くんでしょうね。中央政府・自民党が上手くコントロールできなければ。
Q.パンダの反対は？ A.尖閣諸島というのを見ましたが、石原慎太郎じゃないんでしょうかね？(笑)
※短いですが、尖閣とか竹島とかについて一言・二言書いたものをさらに載っけます。
実効支配していない領土を我が国のものだ！けしからん！なんて言っても帰ってくるわけじゃない。そんなことで何だとキサマ！なんて言ってもしょうがない(勿論、外交的に抗議するのはそういうものなので正式に国家として相手国に抗議するのは別ですよ。)。問題はそれを取り返すためにはどういう手段を取らなくてはいけないかという計算をすることですね。果たしてそのコストを計算した上で我が国の領土を取り返せ！って言ってるのでしょうか？
正直、そういう計算なき領有権主張というのは自然法則・物理法則に文句を言っているのと同じで、けしからん！許せない！なんて言っても重力が「すいません」って謝って、重力が働かなくなるわけじゃないんだからね(笑)。まあけしからん説の人は何がしたいのかよくわからんわ。
領土を所有しているのか、していないのか、そこが係争中であるのならどうやったらそれを奪い返せるのか？多国間の外交ゲームの中から、こうするとか、軍事的・経済的に相手を揺さぶるとかね。あるいは領土より多国間安全保障機構の中に取り組むとか。個人的には竹島なんかどうでもいいんで、それよりメリットの大きい、日韓安全保障体制を構築して、その体制の中で韓国が日本が攻められた際に血を流してくれるようなシステムのほうが外交上のメリット・関係深化になると思いますけどね。
また奪い返した場合に生じる両国間のトラブルはどうなるのか？関係悪化によって生じるコストをどのくらいと見るかいけない。もちろん単なる二国間だけの話では済まない。まあ、大抵何も考えていないで中国・韓国はけしからんくらいの感情論でしか考えていないんでしょうけど。
何度も言ってるけど、それじゃあ反日デモしている中国人や、ゴネとくの韓国人と同じじゃんよ…(´-ω-`)。
また、通貨スワップ破棄しようぜってのよく目にしますけど、通貨スワップってのは経済危機、通貨危機のリスクヘッジですからね。東アジア経済圏全体の安定に寄与するものです。まあ一応日本にもメリットはあります。
いくらなんでも韓国がまたIMF管理下のような事態になれば日本にも連鎖して、日本の経済も多少なりとも影響がある。サブプライムほどじゃないですけど、経済に波及しますから。そういう事態が起こるってことはアジア全体で危機が起こっているってことですからね。97年のアジア通貨危機のような事態を回避するためのレジームですね。
経済交流ってのはないよりあったほうが豊かになるってのは当たり前の話で、小国のほうがウケる利益は大きいでしょうね。対GDP比率から言って。当然、日本より韓国の被害がはるかに大きい、計り知れないダメージをうけるというのは言うまでもないですけど。
日本も一回くらい損を覚悟して通貨スワップとか破棄する。韓国を思い知らせてやるってのはどうですかね？まあ、たいていそんなのは事務型の反発で潰れるんでしょうけど、やって韓国を追い込んで見ますか？ソ連以来の属国を絞る経済戦争(制裁)でしょうか？*2
そんな手間のかかることいちいちやらなくとも、別に日米安保条約は半島情勢に関与しない・条約の適用範囲外であるとか、一言言えば済む話だと思いますよ。それで韓国は少なくとも日本を挑発するような外交方針は取らなくなるでしょう。ちょっとくらい、半島にまっとうな同盟国を望むという主張ができる政治家はいないんですかね？
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