てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

別冊少年チャンピオン3月号

別冊 少年チャンピオン 2013年 03月号 [雑誌]/秋田書店

¥550 Amazon.co.jp ―を買ってそういやまだゴミに出してなかったなぁと思って、捨てる前にちょろちょろ感想を書いておこうかと。もうここ何年も雑誌を買わなくなって、本当に十年ぶりくらいに買いました。それは付録に釣られたから。最近は雑誌でもいろんな付録がありますが、たいていは女性雑誌に多いもの。その中で毎回紐でくくってあって立ち読みできない漫画雑誌には付録付きというのがお決まりのパターン。たまたまコンビニで見かけて、付録がニットキャップとあったので、550円でニットキャップがついてくるのならただで雑誌がついてくるようなものですから、おお、いいじゃん買っとこうと衝動的に買いました。

 

 そしたらあ~た~、本当に酷いじゃありませんか(某デヴィ夫人風)。なんなんですかねぇ、これニットキャップじゃなくて単なる布なんですよねぇ…。ニットキャップって頭の形・サイズに関係なくただ被るお手軽感がいいのに、これ素材がセクシー下着みたいに透け透けで使いものにならないんですよ。頭の形が良くない己は帽子というものをかぶらないんですけど、ニットキャップは頭の形が出ないから凄い良いんですよね、好んで着用します。

 

 しかしこれは透けてしまう、手を入れたら手が見えるくらいの薄さでイスラム帽的な感じにしようとしても、包帯でも巻いてんの?ってくらいに薄いからどうしようもない。え、なにそれ、どうなってんの?という感じで使えません。ピチピチになってダサダサです。これを作った奴は一体何を考えているのか…?コストが見合わないなら二冊・二ヶ月にわたって購入したら全プレでもいいし、こんなんじゃおまけになりませんよ。実際に使う人に声かけて意見を聞けばよかったのに。多分、そんな意見を聞かなかったんでしょうなぁ。

 

 こういうのをおまけ目的で買う人がそもそも少ないからですかね?だったら無理しておまけ付けなきゃいいのに…。騙された感が酷くてたまらないですね(#^ω^)ビキビキハイクオリティー投げ込みふろくクローズZERO II 鈴蘭×鳳仙』 鈴蘭特製ニットキャップ)と書いてありますが、本当に投げ込みですわ、投げやりですわ(憤慨)。悔い改めてどうぞ。

 

 まあ、普段から雑誌は買わないですけど、もう二度と買わないでしょうね。オマケ目当てで今後もこういうのならたまに買おうかな?って思っていただけに残念ですね。

 

 せっかくなんで連載にひと言コメントでも残しておきましょうかね。もちろん毎回見ているわけではないので、流れの中での評価ではないのであまり意味ないんですが、気休め程度ですね。

 

 

クローズZERO II 鈴蘭×鳳仙

サンセットローズ 米原秀幸

 二つ合わせての評価です。絵がうまい(小並感)。人物の全身、大きな景色・一枚絵を画くのがうまいという一流の基準をクリアしている。ただ力感、動きを表現できていない。惹きこまれるような身体の動きを表現できていないと思いました。ベルセルクなんか逐一動いているということを伝えるために、細かく表現していたりするように、そういう動きのダイナミズムを描いたほうがいいのでは?知らないだけで他の回では書いているのかもしれないですけどね。

 

 少年Y 原作/ハジメ 作画/とうじたつや とりあえず食いつきそうな設定になっている。面白いかもしれない。絵が人の顔を中心に描くタイプ。姿勢・身体のバランス・内部の骨格理解が浅いから伝わってこないタイプ。せっかくの日常→異常というパターンなんだから、もっと異常性を強調して日常とのギャップをメリハリつけるべきではないか?

 

 バキ外伝バキどもえ、刃牙で食っていこうというチャンピオンの姿勢がいいですね。いい意味でも悪い意味でも。

 

 

 しこたま ニシカワ醇 なんか少女漫画っぽい絵柄、ものすごい癖がある。運動動作の表現に難あり。身体力学を理解した絵ではない。上半身裸の女が回ししめて野球をするという絵がシュール過ぎる件。こういうので売っていくのかな?野球を相撲で考えるんだ!は無理ありすぎるw。

 

 眠らないでタエちゃん 中村ゆきひろ ギャグ漫画として成立している。いわゆる日常ゆるアニ系として持っていくのだろうか?キャラがまだ少ないので、増やしてからが勝負かな?

 

 みつどもえ 桜井のりお 数少ないチャンピオンで読める漫画。刃牙休載中だけでも週刊連載してくれないと、チャンピオンやっていけないのでは?

 

 サクラサクもりしげ 凄いタッチがライトな漫画。なんというか時間をかけないで凄い早く描いたんだろうなという印象を受ける。なんでだろ?

 

 ダーウィンズゲーム FRIPFROPs  絵・ストーリーともに問題なし。クオリティ一番高いかもしれない。今後が楽しみですね。ただ、なにか違和感がある。なんだろ?単に見慣れてないからかな?

 

聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話外伝 原作/車田正美 漫画/手代木史織 画うまい。ただ、聖闘士星矢はわからん。

 

 ハダカノタイヨウ 吉木まさかず この人は将来性を感じさせる。絵がうまいわけでもないのに惹きつけられるものがある。なんだろ?これは?妙に印象に残るというか…。己だけかな?いわゆる美女・ヒロイン中心・軸となって話が進んでいくタイプのストーリー、なのにヒロインが魅力的な画というわけでもないのに惹きつけられるんだよなぁ。なんでだろ?単純な感情をいちいちメリハリきっちりつけて書いているからかなぁ?コマ毎回でかいし、シンプルイズベストなのか?まあでも次も読んでみたいと思うものがありますね。

 

 サイケデリック寿 西森茂政 久しぶりにこういう勢いとノリのギャグ漫画読んだ。結構面白い。

 

 ブラック・ジャック創作秘話 ~手塚治虫の仕事場から~ 原作/宮崎 克 漫画/吉本浩二 題材があれなんでとりあえず読みました。まあ、なんというか伝記漫画的なのでいいんじゃないでしょうか?

 

 別冊 木曜日のフルット 石黒正数 いつも2P漫画だからなんか物足りない。それ町並みにぺーじないとあかんのか?まあそうじゃなくても10Pくらいの漫画にして欲しいですね。主人公は紺先輩なのか?多分違うんだろうけど、たまに見過ごしちゃうから世界観がわからないんだよな、この作品。

 

 プラントハント 須長 翼 新人賞故に載っけたらしい。読み切り単発なんだから、もっとストーリーに山を作るべきでは?なんか気づいたら終わってたという印象。板垣先生が酷評するのも無理ないかな。ただ絵がうまいので将来性はあるかな?ところどころ変なところもあったけど。

 

 たまに読み切りがジャンプなんかで載っかるときありますよね。そういうのって大体設定勝負ですからね。るろうに剣心なんかが、お!お前があの!人斬り抜刀斎!みたいな感じでPRして最終的に人斬りからフツーの人になります。ちゃんちゃんみたいな展開に落ち着いたように、モノすっごいキャラ・能力設定して、印象付けるのがセオリーかと思うんですけどね。出てきた男と女のキャラが印象に残っていませんからね。食いつかせる設定が浅いかな?と思いました。

 

 まあそんな感想を書いてみました。