てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

佐世保小学生殺人から10年の式典


 穴埋めにNHKでの放送であったものへのコメントを。

 佐世保で小学生が同級生を殺した事件から10年経って、その記念行事というものをやっていました。記念行事という表現が適当かどうかわかりませんが。しかし、ちょっとおかしいですよね。10年経った今、その当時の小学生と全く関係がないのに、「命を考え、大切にする」誓いというをのやってました。

 やっていたというか、式典に参加している小学生達からするとやらされているものなのでしょうけど、なんか、まるで彼らが命を軽視しているかのような扱いに見えてしまうのですが…?個人的にちょっと理解できないんですけど、なんで学校がそういうことやるのでしょうか?まあやるにせよ、そういう事件を防げなかった教師達・大人達が、自らの力量不足を嘆いて、自分達でやるべきでないでしょうか?

 もしくは当時の関係者みたいな人たちがやるべきことではないのでしょうか?小学生関係ないでしょ?何をガキども巻き込む必要性があるのか意味がわからないのですが…?命の大切さを―云々無関係のガキに言わせるってどういう神経しているのでしょうかね?まるで彼らが命なんか知らないぜ!と言わんばかりの扱いをしてますが、彼らが何をしたのか?おためごかしに子供になにかやらせて問題の再発が出来るわけないのに、なにしてるんでしょうかね?

 そこの地は荒れているところで、小学生でも人を人と思わない暴力が吹き荒れるようなところならわかりますよ。今でも、そういう風土があって、小学校で暴力当たり前みたいな背景があるとかならわかりますが、そういうことじゃないでしょう。

 本当にそういうことを無くしたい、取り組みたいというなら「学校」じゃなくて「地域」の領域でしょう。「学校」の領域に話をおいてしまえば、問題を解決していくよりも、むしろ目を塞ぐ方向に向かっているように思えてしまいますけどねぇ…。関係ないことに巻き込まれて道具のように操られる子どもたちが可愛そうだなぁと僕は思いました(作文)。