てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

共産党の外交方針と完全比例代表制という発想

共産党が躍進して、共産党について気になって色々つぶやくことが増えたので、また共産党ネタです。大した中身はありませんけどね。


領土問題 尖閣諸島 竹島/日本共産党はこう考えます www.jcp.or.jp/akahata/aik12/

 また韓国占領が無効とか、違法とか痛い論理かな?と思ったら、「不法」ということなんですね。確かにその不法という論理を持ち出すなら国際法的に理屈を付けられるかもですね。とすると、「歴史認識」で譲る代わりに竹島・「領土問題」では譲らんぞ!というのが共産党の外交になるんでしょうか?興味深いですね。

 そもそも実権のない天皇に謝罪を要求する李明博はおかしいとあちらさんの強行的な姿勢には否定的態度だと。これは対北との姿勢と関係しているんでしょうかね?戦前の否定をことさら強調するのはその後の再生を強調したい、共産党による明るい未来的な思想に基づくんでしょうかね?まあ、GHQと同じ「洗脳」のロジックなんですけどね。

 共産党といえば戦後初期の強硬的な姿勢で有名ですが、領土問題などではなかなか強硬的な姿勢を示しそうですね。ただ旧ソ連のようなロシアとの北方領土問題になるとどうなのか?また今の中国とは?となると、また変わってくるのでしょうか?中国の尖閣でも譲らない場合、「護憲」「平和憲法」を掲げる共産党はどういった安保方針を掲げるんでしょうかね?今や本家本元の中国共産党バチバチやる覚悟があるのかどうか?そこで「米帝」と組むという論理矛盾をどう整合つけるのか?

 そういえば、以前天皇制廃止なら改憲しないと不可能だから「護憲」は出来ないのでは?と思って気になってググったら、今は「護憲」優先で天皇制には手を付けない方針になっているようですね。まあどうでもいいですか。


 ―で気になったことなんですけども、もし今度の選挙が完全比例代表制だった場合、自民158で共産54みたいなことをつぶやいている共産党の議員さんのツイートがありまして、そこには小選挙区制は民意を大きくゆがめる!小選挙区制廃止だ!とありました。

 共産党の人たちは自分たちに都合のいい主張しかしない。政党助成金廃止もそうで、そうすれば自分たちが有利に立てる。自分たち以外の野党は苦しくなり相対的に自分たちが上に行ける。またその主張かと思いつつ、完全比例制選挙でキャスティングボードを握りたいとも考えていると。自分たちの声を最大化するためのビジョンは一応あるということですね。

 まあ完全比例選挙では、まず単独与党っていうことが不可能になりますし、採用しがたい。なによりそれを自民党(別の与党足りうる政党でもいいけど)が受け入れようなんてなるわけがない。いっつも複数政党による連立政権でごたごたするのが目に見えていますからね。

 共産党の特徴として「自分たちに有利になるルール・原則をあくまで追求・主張し続ける」というものがありますね、やはり。そしてその実現のためにはどれだけ時間がかかってもいいと。しかし実現性は皆無に近いはず、フェイスレスの「夢はいつか叶う!」的なスタンスなんでしょうか?何故いつか必ず叶う!と思えるのか…?

 以前書いた、内部留保の件にしてもそうですが、まともな経済感覚があるかといえば…。まして経済対策・政策がきちんと打ち出せるのかといえばもっと?ですからね。

 まあ、でもそういう非現実性が強い政党だからこそ、一度連立政権で与党に入ってほしいと思いますね。ようやく政権とった!与党になった!という所で、結局何もできないで下野すれば、支持者の離脱&現実的な政治路線に転換ということになるでしょうからね。ヒトラー的なリスクも少ないですし。

 あ、ヒトラー的というのは、当時、「ヒトラーなんか調子いいこと言ってるだけで、与党を務めたら都合のいいこと言ってるだけと馬脚を現す。何も出来っこない。ナチスなんて口だけで、すぐ崩壊する程度の存在だ」と見なされていて、識者はナチスが政権を取ることを楽観視していたことですね、一応補足。「政権与党の政党破壊機能」というお話ね。