日米歴史研究者の声明について
軍事国家イスラエルの政治社会・構造 眠いのでいい加減な垂れ流しになってたので編集し直しました。わかりづらかったのを多少縮めました。まあわかりやすくなったかどうかはわかりませんが(^ ^;)、一応ご報告を。
都構想、橋下さんネタばっかりになりそうなので違うネタを挟んでいこうかなと。ネタも足りていないし。んでこのネタについて一応言及を。
米の日本研究者ら187人声明 (朝日)の声明について一言二言。面倒くさいので、英文は読んでいません。戦後の日本の世界への貢献への評価。そして歴史認識が隣国との軋轢になっていること。
まあ、いつものことなのですが、今回は日本に否定的なことだけではなく、日本以外の中韓の民族主義者が、歴史を利用していることについてマイナスの評価をするということが新しいところでしょうか?そういうことをして問題を複雑化させても何の意味もありませんからね。
んで、慰安婦問題について例によって正確な実態はわからねども、女性の「人権侵害」だという話になります。人種差別・奴隷制度・植民地主義・戦争という負のワードとならべて、「慰安婦問題」というものが存在するような書き方になっています。
慰安婦問題というのは、軍隊関係するしないにかかわらず、日本が戦地における買春云々で引き起こされる問題・被害を最小化しようという目的で設けられたもので、基本的にはむしろ「現地の女性を守ろう」としたものです。もちろん、その実態がどうであったかはまた別の話で。
日本の当時の国力などを考えると、意図は正しくとも結果的にコントロールできずに、様々な問題を引き起こした。守るはずの制度が逆に「女性を傷つける」制度として機能してしまった!!なんていう結果も当然ありえるでしょう。
ところがそういった背景をあまり理解せずに、当時の社会環境などを理解せずに、日本=悪という思い込みから、慰安婦制度=女性の搾取である!なんという指摘を行うのであれば、不適切きわまりないと思います(特定の地域において、逆に人権侵害を行う不健全なものとして機能していた!なんてことはありえますのでそのケースに絞っていれば理解できますけどね)。
少なくとも上に挙げられた4つ、人種差別だとか奴隷制度だとか、そういうたぐいのものと並列して語られるものではない。注目点がおかしいと言わざるをえないでしょう。
前々から言ってますが、こういうのは今現在の「女性の人権侵害」を救済する活動をして、ポイント稼ぎをして「日本はさすがだ!」という声を集めないと国際的な支持を得られない。歴史だ何だなんて下らないことやってる暇があったら、それに全力を上げるべきです。
また何より、米の自分たちは正しい、正義である―といった独善的な思考にはついていけません。そんなこと主張するのなら、それ以上に米軍が女性の人権侵害にしてきたことについての謝罪と反省と賠償と防止についても厳しく批判する声明を出すべきでしょう。そうでなければフェアとはいえません。まあ今さらですけどね。米の歴史研究者が自分たちの「悪」を追求するのはいつになるのでしょうか…?