てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

ポケモンGO


 ポケモンGOの話です。ブームになったものへの言及はちょうどいいので。個人的にポケモンにハマってないのであまり興味はなかったのですが、世間的には誰も彼もそこら辺でやっていたようですね。それで迷惑行為があって、規制しろ云々。米欧では規制しろなんてならないのに、すぐ規制する話になるなんて日本はダメだなぁとか。まあ色々ありましたね。あっちで軍事施設に立ち入って捕まったとかもありましたっけ?

 ポケモンGOに熱中する人が増えるということは、その分余暇の楽しみに使う時間が削られてしまうということですから、TV・バラエティ系の人間はそりゃ快くは思わないですね。自分と敵対するというか競合するものが出てきたら負のイメージを流す、バッシングするのはまあいつものことでしょうか。あと、スマホの広告で収入を得ている無料ゲームがポケモンGOによって駆逐されているとかもあったんでしたっけ?よく知りませんが。そういう業界の図式すら大きく変えてしまうかもしれませんね。

 ポケモン世代は子供の頃、目の前にポケモンたちがいることを空想していたわけですね。それが大人になって、今再び目の前にいる・その場にいることを実感できるようになったからはまってるわけですね。発売から何年目か知らないですけど、子供の時に楽しんだゲームを大人になった今、よりリアル&身近な存在に感じられるというノスタルジックな点がポイントですよね。これがポケモン発売から5年位ですぐ出た新作だったら、ここまで沢山の人を魅了していないでしょうね。

 まあ、数多くの人がやっているブームとはいえ、特定の人しかやらないものでしょう。ブームというのは大抵特定の層に狭く深く起こるものなので当たり前ですけど。それでも、これだけ話題になれば多くの人が、話のネタとして興味を持ってやってくれる可能性は増えるから、ビッグデータのためには非常に有益なんでしょうね。コンテンツとして重要なのは知名度がどれくらいあるかですからね。時間とともにやる人は減っていくでしょうけど、一番初めに話題になってコンテンツとして大々的に認知されれば誰でも知ることになるので十分成功でしょう。

 ビッグデータの他にも、どこどこに行けばレアなアレが手に入るとかで集客とかイベントも出来るのでまあ色々応用・展開が出来るのではないでしょうか。あと、他にも似たようなもので「~~GO」を作ろうという二番煎じが考えられているようですが、どうでしょうね?ポケモンのように初めから「集める」ということを意識されたものではないと、なんで街中歩きまわって探さなきゃなんないの???ってことになりかねないと思いますが。


 ※忘れていたので追記。ポケモンGO若い人たちにマナーの重要性を教える格好の教材ですよね。マナーを説くと、「キレイ事」とか「ええかっこしい」とか、「うるせえ!」と反発をされるもの。ですが、「大人は子供に因縁をつけて強制したがる生き物なんだよ?君たちがちゃんとそのマナーを守らないとどうなるか?矯正をする格好の口実、相手に付け込ませる口実を生んじゃうんだよ?」と言えば、伝わりやすいですよね。

 公権力は利権のために強制力を常に働かせようとする。こ汚い権力を常にふるいたがっているものだから、権力の変な規制をかけようという動きには気をつけろ。まあ、常識ある大人にとってはあたりまえのことですが、子供にはわからない。結果、子供は好き放題、勝手気ままに行動をするわけですよね。そういう子供にポケモンGOを例にとって教えると伝わりやすいかもしれませんね。