民主党について(1) 民主党の構造=自民負組と反官僚
ニュース書いても反映されないな…それよりアフィグログの反映が多すぎだろ、やったらめったらニュース引用してるだけのブログいくつかあったし。ヤフーグログもうちょっと考えてくれないかな。
さて、政権をとったこともありますし、民主党についていくつか書いていこうと思います。民主党は基本的に15年前の政権交代で自民党から離れた人間が中心となって構成されています。つまり自民党内の内ゲバの結果、出来たものとみなすことが出来ます。田中真紀子などがいい例で、自民の政争に敗れた人間がやってくることは珍しくない現象でした。新党大地を作った鈴木宗男等はどちらかというと珍しいケースでしょう。まぁ、国民新などのように自民・民主の政界再編をにらんでどっちつかずの過渡期をとりあえず、そこで過ごすような政党もあるわけですが。
前にも書いたように彼らが目指すのは政治主導、脱官僚であるわけですから強力な内閣を構成することを念頭においているわけです。自民党が党と政府が分離して、権力が一元化しなかった。そういったことがないように、そのために国家戦略局というものを作って内閣の機能・権限を拡大させたり、副大臣や補佐官など多くのポストを作って大量の政治家を内閣に送りこんだり、官僚たちが主導権を握る大きな場所であった事務次官会議を廃止したりしてきたわけです。
まずは内閣の強化を目指す、トップに強力な権限を持たせようという方針は至極まっとうのものであります。これが成功するかどうかは別として。