てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【自民党復活のウルトラC】 小泉進次郎新党

※別に大したこと書いてるわけではないのですが、拙分析が外れた記事を削除すると、自分に都合の悪い過去記事を削除していると思われるのも嫌なので引っ張ってきました。民主・みんな・維新で潰し合うのが最悪の展開って書いてあるのでまあ予想していたと強弁…

【アルジェリア誘拐事件】 自衛隊法改正?ピントがずれた対策。必要なのは情報収集能力+「日本人」が標的にされた以上報復は避けられない

アルジェリアの誘拐事件で一応ちょっとしたコメントを。 アラブの春以降、アラブ世界にレジーム・チェンジ(政権交代)が相次ぎ、大きな変動があったわけですが、当然政体が代わってそれで生活が良くなったなんていうメデタシメデタシで終わるわけはありません…

デモ一考 選挙での教訓を生かして、勝てるデモ&組織づくりを!

「デモで社会は変わる」と期待していた人たちが、今回の選挙結果でどうなるか、という話。 デモであんなに民意を示したのに社会が変わらないなんておかしい!不正だ!となるか、それとも「デモ自体が有意義だったのか?無意味なものだったのか?無意味ではな…

『西遊記』XYZ このへんな小説の迷路をあるく

『西遊記』XYZ このへんな小説の迷路をあるく (講談社選書メチエ)/講談社 ¥1,680 Amazon.co.jp 中野美代子氏の西遊記に関する本を読んで思ったこと。西遊記って唐以後成立した中国の世界観、価値観を反映させる物語、そこに中国の伝統的な価値観を塗り替え…

維新の会が将来崩壊する二つの要因 +古賀さんの話

最近維新ネタ書いてなかったので、橋下さん成分を補充しておきましょう(^ ^;) 維新の会から出馬した候補者の人のつぶやきで「大多数は、元々の職場で浮き上がっていて行き場のなかった人、窓際。だから将来を悲観して、一発逆転を狙って国会議員になろうと…

宗教はすべからくカルトである、カルトでなければ大成しないという話

キリスト教は本質的にカルトである。というツイートをしたのでそれをまとめました。 比較社会学的視点の話で、決して宗教学的なはなしではありません。まあその両者で「カルト」がどう定義されているか知りませんけども。 ※追記、「カルト」というのが本文で…

政治の常識③ 政治は階級・階層によって動く

政治の常識シリーズ③ー階層・階級がある以上、支持政党・政策は自ずと異なる。 まあ、これはちょっとツイートたまったのをまとめるため。本当はこのテーマをもっと掘り下げたいのだが、シンプルすぎる結論なので余計なことを書いて分量を埋めるのにはちょう…

布教を伴わない折伏、陰謀論とか神格化・悪魔化する話

※選挙分析ではないんですけど、小沢敗北でなんか変に発狂するような手合が見られたので書いた話です。まあ一応記録として転載です。 いちいちツイッターで「論破」や「勝利」したところで、私が君の軍門に降って、あなたの賛同勢力になる訳でもない。君のさ…

織田信長 (人物叢書)/吉川弘文館

織田信長 (人物叢書)/吉川弘文館 ¥2,415 Amazon.co.jp バランスがとれた本、ってツイートが流れてきたので、手を出してみました。まあ、いつものとおり、てきとーな個人的メモです。 美濃平定、天下布武は果たして全国支配なのか?それとも近畿一帯のことな…

鳩山訪中で大活躍中!正直、今が全盛期!?

鳩山元首相が尖閣問題を領土問題として主権主張をすべきみたいな記事を見た時、領土問題として日本側が譲歩することで、なにか問題が解決される目処があるのならばいいんですが、そんな目処が立っているのか、かなり疑問。相手の面子を立てることは間違いで…

中国が普通の大国になる日/日本実業出版社

中国が普通の大国になる日/日本実業出版社 ¥1,575 Amazon.co.jp 柯隆氏の『中国が普通の大国になる日』です。メモがてらに。 p14米が5%の人口が富の60%を持つのに対し、中国は1%が41%持つ。都市生活者の給与は農村住民の3倍。国有企業幹部の平均給与は…

【お知らせ】 ナイの名著が遂に和訳。パワーと相互依存/ミネルヴァ書房

パワーと相互依存/ミネルヴァ書房 ¥5,040 Amazon.co.jp ―が出ていたので、紹介。言うまでもなく国際政治学の著名な学者ナイですが、ナイと言ったらソフトパワー。書評―誤訳!? ソフト・パワー ジョセフ・S・ナイ 山岡洋一訳書評― Soft Power Joseph S. Nye Jr…

【政治の常識】 選挙に行かずんば人にあらず

政治の常識シリーズ(未定)その2 乙武さんが選挙に行こう!と呼びかけたときに#選挙に行かない理由でつぶやいたやつがちょうどいいのでまとめました。 選挙とは有権者による「代表利権者」―自分の主義主張=権利または利権守ってくれる人を選出する行為。成人…

朱子伝 (平凡社ライブラリー)/平凡社 三浦國雄著

朱子伝 (平凡社ライブラリー)/平凡社 ¥1,470 Amazon.co.jp が良いと教えていただいたので、個人的感想を。 「朱子語類」抄 (講談社学術文庫)/講談社 ¥1,628 Amazon.co.jp こちらはまた後で読んで付け足しするかも。 実証的研究といいますか、きちんと史料…

面白いほどよくわかる 世界の宗教/宗教の世界 著ひろさちや ―を読んでのコメント

面白いほどよくわかる 世界の宗教/宗教の世界/春秋社 ¥1,995 Amazon.co.jp ひろさちやさんの『世界の宗教/宗教の世界』と柯 隆氏の『中国が普通の大国になる日』の読書メモが溜まってるんで公開。 ひろさちやさんは大乗仏教の信徒だからか、その視点から分…

平成維新という旗印のセンスの無さ、大正デモクラシーを意識した平成デモクラシーこそ必要

ツイッターは、アメリカ政府の肝煎りで独裁国家に対して言論テロを行えるようデザインされたものだといいます。だとしたらアメリカの軍部利権の肥大化とか、軍産複合体とかに対する非難はどれくらいネットを媒介にして高まってるか気になる所。日本でも、独…

曹氏政権の崩壊過程に関する一試論

森本淳さんの論文『曹氏政権の崩壊過程に関する一試論』について、感想というかコメントを。まあろくな専門トレーニングをうけてもいないのにあれこれ言うのはなんなんですけどね。まあ、今に始まったことじゃないですが(^ ^;)。 とりとめもないメモ 森本淳…

政治の常識シリーズ① 政治家は貪婪、欲望まみれが好ましい

※カテゴリーを作らずに放置していたのでインポート出来ていなかったので転載。今見ると、欲望のない、私欲のない聖人というのは理想に溢れた危険な人物。レーニンやスターリン、ヒトラーなどを招来する危険性があるという話がないなぁ。いつか書こうと思って…

呂后の三族皆殺しへのコメント

メモがてらですの話ですが― 呂后は夷三族を廃止してるんですね。んで夷三族を復活させたのは王允で、最初の適用例が董卓だった。王允もその後董卓の手下に同じ目に会いましたけど。この時代は極刑に一族まで拡大させる、そこまでしないともはやどうにもなら…

【選挙ネタ④】 民主党は強かった+小沢一郎最大の失敗について

結構間が開いてしまいましたが、 ―とかの続きの選挙ネタの話です。 選挙情勢で一番重要なのは無党派層の動向。朝日の調べでは今回の選挙での無党派層の動向は維新28%、自民19%、みんな&民主14%、未来8%…。というか無党派層が公明に本当に入れるのか…?…

2013大みそか特番の感想―芸能の基盤の喪失がテレビから活力を奪っている

※芸能カテを作ったんで、せっかくなんで旧ブログから転載。まあ残す意味あるかどうか微妙ですが。 ボクシングは世界戦が五試合ほどありましたが井岡と内山戦以外見れる、面白いという感じではなかったですね。まあ別途詳しく感想を書きたいと思いますが、こ…

日本未来の党のウィークポイント&維新の代表決定権は民主主義を滅ぼす

※日本未来の党について書いたもの。選挙ネタとは違いますが、選挙でなぜ負けたのかという理由にもなっていると思えるので、選挙ネタで。そして、めんどくさいので、橋爪さんが橋下・維新の会で指摘した危険性を併せて載せます。 日本の貧困 広がる生活困難層…