てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

春名幹男著 『米中冷戦と日本』①

米中冷戦と日本 激化するインテリジェンス戦争の内幕/PHP研究所 全四回の感動ロマン長巨編になってしまいました…。以下、続編→春名幹男著 『米中冷戦と日本』② p4、保守系シンクタンクヘリテージ財団について。石原氏が尖閣諸島国有化を発表したことで一躍有…

アニメ鬼灯の冷徹のヒット

最近見たアニメで面白かったのは、のんのんびよりですが、鬼灯の冷徹も面白かったのでこれについてちょっと書きたいと思います。のんのんびよりは田舎からちょっとした都会(普通の市か?)に出てこなかった版の『よつばと!』的な感じがしています。れんげ以…

みんなの党の渡辺代表の辞任について

思い出したネタから消化していきたいと思います。まあ、政治ネタで最近の大きな話題といえばこれでしょうからね。みんなの党ネタを維新の党カテゴリーに含めていいのか迷うところですが、まあ暫定的に。 DHC会長からの献金8億円が政治資金として適切に処理を…

キッシンジャーと角栄

穴埋め用の小ネタとして使おうと思っていながら使えなかった小ネタを。短いですが気になったことなので。 http://mainichi.jp/opinion/news/2131211org00m010008000c.html… ベトナム情勢の機密漏洩に対して釘を差したキッシンジャーに、田中は「それでは聞き…

黒バス脅迫事件の犯人の話

あまりにも更新が滞っているので穴埋めにちょっとした思いつきを更新してごまかしておきます。アニメ・マンガカテゴリーに入れてもいいのだろうけど、そうもいかない話。そういえばこの人捕まっていましたね。他の方のブログにおじゃまして、見返していたな…

フォーリン・アフェアーズ・リポート 2012/11&12

フォーリン・アフェアーズ・リポート2012年11月10日発売号/フォーリン・アフェアーズ・ジャパン <特集 日中対立とアメリカのアジアシフト戦略> 中国を対外強硬路線へ駆り立てる恐れと不安 ― アジアシフト戦略の誤算とは /ロバート・ロス 中国の現在の強硬路…

クリミア併合の動きでの雑感

時事ドットコム:海軍総司令官は「国家反逆」容疑=無抵抗で武装解除-ウクライナ http://www.jiji.com/jc/zc?k=2014032014030300031&g=int… しかし海軍総司令官というクラスの要職が寝返った事例って史上どれくらいあるんだろうか?この文見ると、もしかし…

disappointとconcern

ロシアがウクライナへ軍事的行動を起こしたことがdeeply concernedなのに、靖国は失望なのか…たまげたなぁ。失望表現に肯定・否定どちらのサイドの人でもこれは驚いたかと思いますね。 ウクライナ情勢の不安定化はある程度織り込み済み、国際情勢の破綻を来…

ロシアのクリミア編入と北方領土

クリミアの話の前に日本の外交、領土問題との話を。 多分、ブログでも、安倍=プーチンでパイプがあるっていうのを一年くらい前に書いたと思うんですけど、そういえば安倍ちゃんは北方領土問題でなぜか熱心だった。解決するわけないだろ!いい加減にしろ!と…

慰安婦についての思いつき 「女性の権利」というキーワード

あんまり書くことでもないのですが、慰安婦でつぶやいたのがあったので、それをまとめてみました。 国連の人権調査委員会で北朝鮮について「人道に対する罪」認定、ICC調査勧告という話で思いついたのだが、今韓国は慰安婦問題で日本に外交的攻勢をかけてい…

世界平和=国際秩序を軽視する日本

『米欧同盟の協調と対立』 渡邊啓貴著 今度はこの続きです。 さて米欧秩序、米国と欧州の間に存在する外交関係について気づいた現行国際秩序のポイントなのですが、末文において欧州がその機構としての対外関与を深めていることが重要だということを書きまし…

欧州秩序と東ア秩序の比較

ヨーロッパ国際関係史の続きになります。 ここで見た、欧州外交つまり近代外交の基本構造・図式を見た上で半島の統一、東ア冷戦はどうなるか?ということを書いてみたいと思います。 欧州では二度の世界大戦の悲劇から、絶対に二度と戦争を起こさないという…

神奈川県の海の家のクラブ化による規制

穴埋めに書けそうな話題を思い出したので穴埋めとしてこんな話を。海の家がクラブ化しているため、神奈川県が規制をかけてこれを排除しようという動きがあるようです。 これを受けて、そんなことをしてもよその海岸に行くだけ。行楽地として人が集まらなくな…

『米欧同盟の協調と対立』 渡邊啓貴著

米欧同盟の協調と対立 --二十一世紀国際社会の構造/有斐閣 『米欧同盟の協調と対立』渡邊啓貴著からメモ。米欧はアドラーなどが言う「安全保障共同体」。数多くの価値観を共有する。近代は欧(米)主体の社会、その制度を維持することには両者にメリットがある…

ウクライナ・シリアとかそこら辺の話題適当に

ウクライナ情勢について触れる前に、シリアとかそのへんでつぶやいたやつを穴埋めとして。今回のウクライナ情勢は欧州の問題でありながら、間違いなく中東へ反映される一大事件ですからね。北朝鮮問題があって、イラン問題は日本にとっても外交上一大関心事…

ヨーロッパ国際関係史 (渡邊啓貴、細谷雄一、岩間陽子、広瀬佳一)

ヨーロッパ国際関係史―繁栄と凋落,そして再生 (有斐閣アルマ)/有斐閣 『ヨーロッパ国際関係史』(渡邊啓貴、細谷雄一、岩間陽子、広瀬佳一)についてつぶやいたのをまとめ直しました。例によって個人的なメモなんで、本文の記述と己個人の主張・雑感をごったに…

フォーリン・アフェアーズ・リポート 2012/10

フォーリン・アフェアーズ・リポート2012年10月10日発売号/フォーリン・アフェアーズ・ジャパン <特集 瀬戸際のヨーロッパ> 統合の危機とヨーロッパの衰退 /ティモシー・ガートン・アッシュ 文章が長すぎる。そして文章を読んでいく上で要点がわからない。う…

Demand for coal will be driven by China and Indi

Demand for coal will be driven by China and India http://on.ft.com/19IGeKo StratforでRising Financial Risks in China's Coal Sectorってのがあってそれ読んで気になったから読んだものです。 豪、イネ、少し離れてコロンビア・南アが石炭需要を後押し…

Australia, Myanmar to move toward normalizing relations

Australia, Myanmar to move toward normalizing relations http://upi.com/1348429 他結構英文記事をチェックしてみましたけど、まあ取り立てて紹介するほどのものはなかったですね。どこもこれまでの経緯とか、ミャンマーの軍事政権と民主化動向についてざ…

べるぜバブとか黒子のバスケとかコナンとか

最近の雑感を。 【べるぜバブ】 べるぜバブが連載終了しました。まだ番外編をNEXTかなんかでやるみたいですけどね。巻数で26か27くらいですかね。大体5~6年やって30~40巻ぐらいが漫画の寿命、作品として中だるみしないでうまくまとまるちょうどいい期間・…

フォーリン・アフェアーズ・リポート 2012/9

フォーリン・アフェアーズ・リポート2012年9月10日発売号/フォーリン・アフェアーズ・ジャパン 投資バブルの崩壊で中国経済は長期停滞へ /パトリック・チョバネック 中国経済の停滞。外需主導から内需主導への転換を。リバランスのためには消費を抑えこみ投…

フォーリン・アフェアーズ・リポート 2012/8

フォーリン・アフェアーズ・リポート2012年8月10日発売号/フォーリン・アフェアーズ・ジャパン 資源と環境は本当に脅かされているのか― 環境・資源保護か、経済成長か /ビョルン・ロンボルグ 『成長の限界 』で数十年後、資源が枯渇すると言われた。汚染・人…

フォーリン・アフェアーズ・リポート 2012/7

フォーリン・アフェアーズ・リポート2012年7月10日発売号/フォーリン・アフェアーズ・ジャパン <特集 ユーロ危機とドイツの決断> ユーロ崩壊というドイツのオプション /セバスチャン・マラビー ユーロの崩壊は独が選択したときおこる。どちらを選ぶのも独の…

アンネの日記破損事件での雑感

この事件について特に触れることもないから、取り上げることもなかったんですが、ちょっと人様のところで見て思いついたこともあったので、また人様のところで書いたコメントと合わせてまとめてみました。 正直日本では、アンネの日記が破られたとかそんな大…

フォーリン・アフェアーズ・リポート 2012/6

フォーリン・アフェアーズ・リポート2012年6月10日発売号/フォーリン・アフェアーズ・ジャパン キケロ兄弟の選挙戦術 ― 現代に生きる古代ローマの知恵と戦術 /クィントゥス・トゥッリウス・キケロ 選挙運動の話ですね。今も昔も民主主義下の選挙でのノウハウ…

野党が腐敗追求に熱狂する集合意識についてのメモ

まあ、何度も腐敗は民主主義と必ずしも相反しない。ある程度の規範(倫理)が機能している国では、金権政治(汚職)は民主主義を殺すことはないが、汚職追求は民主主義を殺すことがある。 で、今回思いついたのは、冷戦時代の国会対策ではプロレスのように、ここ…