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てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

維新の足立議員、秘書の残業代未払い請求に「ふざけるな」

維新議員、秘書残業代不払い宣言 「労基法は現実に合わない

 維新の人がなんかやらかしたのかな?とググッて調べてみたら。武道家みたいに24時間365日働いているワシに残業代はないッッッ!秘書に残業代なんか払えるか!と発言したとのこと。

 これを見れば、ブラック企業の社長のようなものの言い方であり、そりゃ大丈夫か、この人…。と思うのも無理はなく、ツイッター見たら殆どの人が否定的な評価をしていました。

 んで、この方のツイッター見たら、HP・ブロゴスかな?記事があって、リンク記事を読むと、そもそも秘書に残業代を払う必要性がないんですよね。そういう制度になっていると(労働基準法41条2号)。

 業務によって、時間単位契約労働にしづらいものは、残業代を請求する権利がないというやつでしょうか?この人の業務が、本来の業務を逸脱するものであり、契約上正当であっても、正当な範囲を超えた拘束が多かったという事例でも立証されない限り、秘書の残業代請求というのが認められることはないのではないでしょうか?

 しかし、気になるのは、本来違法ではない行為について、どうして、「法にそって残業代をはらうことはできない」というような発言をしたのでしょうか?まあ、文脈上の問題といえばそうなのでしょうけど、そもそも違法ではないものを違法化のような文脈にする必要性があったのか…?自分の事例を挙げなくても、問題提起をしたければいくらでもできたような…?

 労基法と現実があっていない、だから問題提起をしたかった。それについては大いに賛同できるのですが、どうも、だからこそ労基法を守らせよう!労働者に残業代が行き渡るような制度に&そもそも残業なんてない社会にしよう!という問題意識がない気がするんですよね。

 なんというかネオリベ的な、自由競争を促進すればするほど生産性が上がるという例の思想に染まっているんじゃないかなあ?という気がするんですよねー。なんというかワタミさん的というか。別に働きたい人、やる気満々な人がいることを否定しませんし、その価値観が生産性を高めることについても否定はしないんですけど、それは維新がやるべきことじゃないんですよね。

 少なくとも最優先課題じゃない。

 もちろん、維新がそういう経済理念を元に出来た政党であることは知っていますし、それをやってもおかしくはないんですけど。自民党と対抗して政権を取るためにまずやるべきことは、労働者の権利確保なんですよね。

 投票率も落ちて、組織基盤もあやふやな維新がやるべきことは、自由競争原理を進めることではなく、セーフティ・ネットの確率・整備。実際は両方やることになるのでしょうけどね。どちらに重点・力点を置くかといえば労働者の権利確保。今現在労働者の権利があやふやである以上、どう考えてもこちらを軸にせざるを得ない。政界図式から言っても。

 そうじゃないと自民党から政権を奪えないですからね。維新が賃金をあげます、残業代払わせます!といったほうがどう考えても与党への近道ですし&安定的な基盤につながりますしね。

 この人が経産省のOBなのでそういった思想にあることは別におかしなことではないでしょうし、間違っているとも思いませんが、維新としては、「労働者の権利確保は維新にしかできません!!!」政権取って法案通せるのは維新だけ!とやらないといけないはずなんで、誤報であったとしても、政党として必ず反応して「誤報だ!」もしくは足立議員に注意をしなくちゃいけないハズなんですけどねぇ…。

 共産党が躍進した=労働環境の充実の声を求める人が何割か必ずいる。「前回は共産党入れたけど、今回維新に投票して政権取るor与党にはいったら、労働環境の改善がなされる期待がある。だったら、今回は維新に入れるわ&結果次第ではずっと維新に入れるーという人も多いはずですからね。

 気になるのは、「秘書ごときに!はぁ?俺様でさえもらってないのに、お前なんかに給料払うか!ボケッ!」という驕りがないかどうか。そりゃ議員が秘書より尊重されるのは常識的な話で、そうなるべきだと己も思いますが、当の本人がそれを言ってはいけない。正論を当事者が言えば引かれるという図式があります、誰かに言ってもらってこそ有効なのに、自分で言ってはいけない。そのような空気の読める人物なのか?空気が読めない人は正論言って地雷を踏み抜いて失敗しますからね。

 いずれにせよ、この話題は、維新の将来の成功&失敗につながりますので、橋下さんとしてはしっかり対処しないといけません。維新は残業代払う必要性なんてないと考えている政党と捉えられてしまえば、次の選挙で大きく票を減らす(躍進・上積みが見込めない)ということにもなりかねません。この問題を機にしっかり、労働者の権利確保方針を明確に打ち出すべきでしょう。

 Facebook重視派何でしょうか?ついったーしかみてないのでわかりませんが、どうも橋下さんみたいに、上から目線が目につく気がします。上から目線というか、親しみがないというか、「ありがとうございます!お世話になります!」みたいなそういう姿勢が目立たない。相手の言い分を丁寧に聞いて、なるほど参考にさせていただきますという低姿勢が見られない。

 実際本人がどうであろうとも、そういう姿勢を見せておけば、この人は人の話を聞ける人なんだな~と信頼性が上がりますが、ツイッター見た限りでは自己主張するだけで、んー…?という印象を受けました。あまりSNSを重視していないということかもしれませんが。

 一方的な自己主張をするのは、維新に共通するものなのかな?という感じがしましたね。なんとなく。