てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

今月の漫画ネタ(2016/07) 僕街・あおざくら・くまみこ・ニセコイ・うしおととら・キングダム・相撲など

 短い、思いつきの小ネタ・つぶやきがたまったのでそれをまとめました。大体4ヶ月に一回、1年に三回くらい書くペースになるでしょうか?まあ誰得な話になりますが、この漫画・アニメ云々は人が結構来るんですよね。何の因果かこのマンガ・アニメレビューで来てから、食いついて読者になってくれる人がいるとも限らないので。まあ小ネタでも書きたいのです。

 

僕だけがいない街

僕だけがいない街(1) (角川コミックス・エース) 角川書店

 荒木先生が、『僕だけがいない街』の帯に「三部さん、三部でお世話になりました」というオヤジギャグを書いていましたね(笑)。ああいうのは普通イラッとしますが、荒木先生しか出来ないオヤジギャグなのでセーフ。ほっこりしました(笑)。ああ荒木先生のアシだったんですね。だからミステリー・ホラーみたいな感じで面白かったのかと納得しました。
 この『僕だけがいない街』のアニメ見終わっての感想は「何だよこのラスト…。こういうのいらないんだよ、余計なオチつけてくんなよー。王道でスッキリ終わらしとけよー」という感想でした。しかし原作とは違う展開らしい。アニメ故のオリジナルなのかな?原作読まなくちゃアカンのかな~。かなり最初の方で、ああこの人犯人だなってすぐわかりましたけど、それでもスリリングで楽しめましたね。過去に戻るというネタが最近多くて、そこら辺どうかな~という気がしてますね。それくらい今の世の中の人はもう一度人生やり直したい欲求が強いということなんでしょうけど。

 リゼロもそうですけどね、あれつまんないですね。最初はコミカル路線で面白かったのに、ガチ路線に行ってから見なくなりましたね。そういう作品じゃないと思って見ていたのが、そういう路線にいきなり行ってしまったように思われてダメでしたね。個人的にそういう持って行き方はどうなのかな?となりました。

 始めの導入ではじめっからガチ路線の作品ですよ!というタイプだったらもっと見たかもしれませんけど。なんというかガチ・シリアル過ぎて、コミカルが逆に辛いんですよね。「緊張と緩和」が個人的に失敗していると感じました。あのくらいのハードな物語が好きで、たまに癒やしが入るくらいの割合が好きだ、OKだという人には面白い作品ということなんでしょうけどね。ハードレベルで言うと戦争映画くらいハードでたまにほんわかするくらいの割合でしょうか?まあ、それはともかく個人的にはダメでした。

 

○サンデーの新連載あおざくら

あおざくら 防衛大学校物語 1 (少年サンデーコミックス)/小学館

 少年サンデーの新連載『あおざくら』。貧乏学生が防大に行くという話、二階堂ヒカル氏か。陸上のランナー漫画描いてた人ですね。編集長変わって、打ち切りでこういう新連載ですか。ミリオタじゃないですけど、そういう軍事的なことに興味がある人というのは一定数いますから、そういうニッチな分野の人を惹きつけようというコンセプトは正解かと思います。良い試みなんじゃないでしょうか?サンデーの良いところというのはこういう色んな枠があることですからね。へぇ、この業界ってこんな感じなんだ~的な作品あと2本くらい増やしたいですかね?

 

ニセコイ最終回

ニセコイ 24 (ジャンプコミックス)/集英社


 楽が千棘と小咲の両方共幸せにするハーレム的なエンドでいいじゃない!という感想を思っている人は多いと思ってたんですが、まさかもう千棘と小咲二人がくっついて幸せになればいいじゃない!派がいるとは思わなかったですね、ニセコイ最終回が近かった時に、そういうツイを見たので吹きましたw。もし最終回これなら、神ENDですね。見たいですねぇ。まあ、最終回は王道で終わりましたけどね。ジャンプ的な作品ですし、邪道というか、変にひねった最終回は出来ないんでしょうね。

 こういうの、毎回思うのですけど、選ばれなかったヒロイン救済ルートでIfストーリー描けばいいと思うんですけどね。色んなサブヒロインキャラ出して、結局振られて終わりじゃ悲しいですよね。まあ他の男とくっつけるというパターンはありますが、全員は無理でしょうし。ハーレム的に色んな女出して、結局それは振られて何の報いもないじゃ悲しい。たまには全員ハッピーエンド用意してあげる作品見たいですね。それこそ特別編でくっつけてあげる、オリジナル二次創作的にIfストーリーとして作品にしてやればいいと思うんですけどね。まあ、こういうラブコメ漫画よく読んでいるわけでもないので、実際にはあるのかもしれませんけどね。

 

うしおととらアニメ化

うしおととら 第1巻 [DVD]/徳間ジャパンコミュニケーションズ

 うしおととらアニメ化されましたが、尺の都合でゴリゴリ削られていましたね。設楽水乃緒とかすごい楽しみだったのにカットか…。せめてDVDではおまけとか特典でやれなかったシーンを映像化してほしいものですね。うしおととらは意外とハーレム要素が多いので、アニメ化するんだったら、キャラ萌え路線で売り出すのかなぁ~と思ってたら、普通にカットしまくりでのアニメ化でしたね。アニメ化する意味があったのかなぁ?と思いましたね。それともギャルゲとかの販売予定があるのかな?その販促的な意味なら、なるほどだから今アニメ化したのか―になるんですけどね。だったら、オールドサンデーファンをサンデーに呼び戻すために、本誌連動でうしおととら読み切りをやって単行本一冊分くらい連載すればよかったのになぁと思いました。アニメと連動させればよかったのに、もったいないですね。

 

くまみこ炎上

くまみこ 1<くまみこ> (コミックフラッパー)/KADOKAWA / メディアファクトリー

 炎上していましたね。原作者も「?」な反応をしていたとか。これに関してあずまんが大王もオタクには評判良かったけど、原作者はキレていたというツイを見て、「へぇ、アニメ化して成功の部類に入る作品だと思っていたのだが、原作者は怒るような作りだったんだ。どこらへんが気に入らなかったのかな?」と思っていましたが、ググったらデマだと出てきましたね。

 くまみこの最終回、あの終わり方で怒ったのは、日常アニメ好きな層・オタクだけなのですかね?まあそうだとして、日常アニメのほのぼの世界観を求める層には好まれない最終回でしたよね。それこそ、主役が頑張っても結局挫折するみたいな辛い現実と重ね合わせかねないような最終回って誰得ですよね。聞く所によれば原作準拠で特にオリジナルエンドというわけではないようですね。

 だったら尚更あの話をわざわざ最終回に持っていったらダメだったと思いますよね。主人公のダメっぷり、ダメ人間的な要素を前編・後編に分割して二回に亘って最終回に持ってくるべきではない。あの最終回がウケるかどうか判断つかなかったんですかね?構成がまずいですよね。

 主人公のまちという巫女は引っ込み思案のコミュ障的な所がある。そのコミュ障的なところを「ダメだなぁ~こいつはぁw」とダメさを笑いたいならもっといじられてオイシくなるような作りにしないといけない。見ていて辛い、可哀想になるようなシーンばっかりじゃ、そら最終回叩かれますよ。「いじり」と「いじめ」は違うということを昔書いたことがありますけど、あれじゃ「いじめ」に見える。あれで「ダメだなぁ、こいつは。でもそこがカワイイから許す!(笑)」ということにはならないでしょう。

 原作知らないからわからないんですけど、そもそもあのアニメって物語・作品として成立していない気がするんですよね。まちとなつというキャラがメインとして、他によしおとか響くらいしかメインキャラがいなくて、あとは村のオッサンとかおばさんとか子供くらい。

 作品というものには、基本的に<キャラ>がいて、<場>があって、<出来事(イベント)>がある。まあ、だいたいその3つの要素で成立しているわけですね、日常モノは特に。

 例えば、有名な『らき☆すた』なんかは、こなた・つかさ・かがみというメインキャラがいて、あとはたくさんのサブキャラがその時々で絡んでくる。サブキャラ主体の話もあり、十分に成立していた。<キャラ>が<場>=学校とか家庭にいて、何らかの<出来事>が起こる、またはする。そうするとどういう話になるか?まあ、あるあるネタだったり、日常のちょっとしたことにツッコむとかそういう話になるわけですが、だいたい場所を設定して、出来事=クリスマスだ、祭りで遊びに行くだ―などを設定すれば、話が出来上がるわけです。

 このキャラとこのキャラが、どこそこへ行ったらどういう面白いことが起こるか?そういうところから計算して話を作るわけですね。まあ、チョココロネやアイスをどう食べるだ・タン塩ひっくり返さないだとか、どうでもいいことをやるのが日常系故でその公式が必ずしも当てはまるわけではないのですけどね。

 『くまみこ』という作品はそれが成立していない。都会に憧れるまちに対して、都会でも生きていけるように、なつがミッションを与えるというのがメインストーリーになっているようですが、それで話が作れるわけない。一回・二回はそれで成立しても、毎回当たらない・話として成立しないでしょう。そのパターンはそれでいいとして、他にパターン・引き出しが必要。この作品大丈夫なのかなぁ?と思いましたね。

 んで、響やよしおが何かをするという話になると、だいたいまちにプレッシャーをかけてしまって終わりみたいな後味が良くない展開になってしまったのでは?という気がしましたね。まあ、毎回見たわけではないですが、つまらないというわけでもなく面白い!というわけでもないという印象でしたね。

 アニメの『あまんちゅ!』は引っ込み思案なてこという女の子を、同級生ぴかりが引っ張るというストーリーで、まあそういうマイナス思考な子をプラス思考の子が助けるみたいな展開が王道というか、よくあるパターンだと思いますけど、この場合てこだけでなくぴかりも救われる。ちょっと共依存っぽい関係ですが、まあ物語としてお互いが助け合い、成長するということで見ててスッキリするわけですよね。『くまみこ』にはそれがない。それこそ共依存で閉じた世界すぎるんですよね。ものすごい独特な世界観の作品ですよね、こういうのって今まであったんでしょうか?

 なんといいますか、最近はニッチな作品が増えてきて、その作品がちょっとヒットしたらorしていなくても、なんでもかんでもアニメ化という傾向がある気がします。安易にアニメ化することで日常アニメだと思ってみている層の怒りを買うということがあることを出版社もアニメ会社も抑えておいたほうが良いのではないでしょうか。今回の騒動でどういう作品はアニメ化したらいけないんだというノウハウを作ったほうが良いと思いますね。2chとか見ないのでわからないのですが、漫画よりアニメのほうが炎上しやすいというイメージなので。まあ炎上商法ということもありうるでしょうけどね。現に原作はどんなものなのか個人的に読みたくなってますし。まあ、そういう点も含めてノウハウを蓄積しておいてほしいものですね。

 

○少女漫画の目に精気がないという話

キングダム 43 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)/集英社

 少女漫画雑誌系のマンガの画が広告かなんかであって、その画を見て思ったことなんですが、少女漫画系って雑誌に載ってる半分くらい、「このキャラは本当に生きているのか?」っていう感じがするような、精気のない絵ですよね。あれ、なんなんでしょうね?目が死んでいるというか…。死んではないんでしょうけど、なんか生気がない。うーん、なんと言ったら良いのか…。

 ヤンジャン作品は画がうまくなくとも、パワーを感じる。画に力があると以前書きましたが、キングダムみたいに上手くなくても、このキャラには血肉が通ってるんだなと感じさせる絵柄のほうが読者にウケると思うんですけどね。少女漫画にはパワーがない。そういうのが少年漫画と比べてヒットする作品が世に少ない理由の一つではないでしょうか?

 そういえばキングダムは最近マンネリ展開でした。戦う、強いやつを倒す=武功を上げるの繰り返しのワンパターンでしたが、身内の智将というか策士・奇策使いの上司に反逆するという面白い展開をぶっ込んできましたね。これは流石ですよね~。読んでて面白いなぁ、やるなぁと思いましたもんねぇ。この先まだこんな引き出しがあったのかぁ~と驚かせてくれると良いですねぇ。こういう天下統一歴史モノは展開途中でダレますからね。そこをどうこなすか腕の見せ所ですね。

 

○相撲漫画ネタ

火ノ丸相撲 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)/集英社

鮫島、最後の十五日 1 (少年チャンピオン・コミックス)/秋田書店

 千代の富士の訃報で現役時代の写真が流れてきましたけど、筋肉隆々ですね。角界でもみんなドーピングをやっていると言われた時代がありましたが(今でも?)、千代の富士もそうだったんでしょうかね?力士の身体じゃないですよね、千代の富士も。

 チャンピオンとジャンプで相撲漫画あるんですけど、どっちも筋肉が全面に出てきてるんですよね…。ジャンプの火ノ丸相撲はまだ学生だから良いとして、筋肉モリモリマッチョマンの力士ってなんだよ…ってうんざりするんですけどね。あんな体型の力士が強い&巧いわけ無いじゃん、勘弁して頂きたい。

 チャンピオンのやつはもうボクシングとかでいいでしょ、アレ(笑)。「なんで毎回ド突き合ってんだよ(もしくはカチアゲだったり、頭からのぶつかり合い)、どこが相撲なんだよ、アホだろ」って思っちゃうんですけどね。相撲の魅力って押しと投げのバランスですからね。押したと思ったら、投げで崩される&投げたと思ったら、押しで崩されるそのやり取り・駆け引きが面白いのに。お互い投げを打ちあって、客がそれに見入って、どちらも止めた瞬間の「おお~」が相撲でしょうにね。火ノ丸はまだ投げ合いを描いてるんで良いのでしょうか?

 今の相撲漫画が筋肉モリモリで力を全面に描いて、脂肪を極力描こうとしない。少しでも脂肪=「デブさ」を消そうとしているというのは、その漫画を描いている人の世代の横綱の象徴が千代の富士だったっていう背景があったりするんでしょうかねぇ?貴乃花のデカさも、脂肪はあまり目立たなかった気がしますね、そういえば。

 力士に重要なのは筋肉のゴツさよりも柔らかさ、一目して柔らかそうだなぁ~というのが伝わらないといけない。浮世絵の力士のようにね。ものすごい馬力・エネルギーを持っていて、ドンドン押されて押し込まれてしまうのに、柔らかくてとらえどころがないというのが力士だと思いますが、そういう要素ガン無視の傾向がありますね。まあ漫画なんで、リアルの相撲はどうこうで~!というのも筋違いと言われれば、それまでですがね。リアル相撲漫画出てこないかな~。『センゴク』描いてた人の相撲漫画は結構面白かった記憶がありますけどね。『播磨灘』もパワー要素が強かったかなぁ?確か。まあ、相撲見る人自体が減ってるのでなかなか出てこないでしょうけどね…。

 小ネタをまとめただけだから短いと思ったら、思いついたことをあれこれ追記してて、結局なんだかんだ長くなりましたね。

 ※書くの忘れてたので、追記。そういやジャンプで尾田栄一郎徳弘正也対談がありましたね。甲斐谷・和月伸宏そして徳弘先生のところでアシやってたとか。徳弘先生のことを「おっぱい師匠、いや大おっぱい師匠」とよんでいたのが面白かったですね(笑)。