てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

歴史関係の話

E・H・カー著 『歴史とは何か』(一章)

歴史とは何か (岩波新書)/岩波書店 E・H・カーの『歴史とは何か』に触れていなかったのでちょっと触れてみたいと思います。 個人的に重要ポイントと思えるところを強調。感想部分もね。一章と二章は歴史学を学ぶ者にとっては、今や常識といえるところですね…

【追記】 男色とか従軍について

まあ、そんな書くほどのネタではないんですが、従軍慰安婦の話もあったことで、それ関係というわけでもないんですがメモ程度の思いつきを。 秀吉は衆道というものに手を出さなかったことで有名ですが、家来が用意した美少年をみても、その子に「姉か妹はおる…

なぜ日本に弩が存在しなかったか

申し訳程度の歴史ネタ。 なぜ日本に弩が存在しなかったかというのを見かけました。なかなか興味深い話ですね。日本の場合攻城戦がないとか、弓自体が武人の象徴であって「海道一の弓取り」みたいな言葉に代表されるように、弓に習熟することこそ武人のプライ…

人物中国の歴史〈9〉激動の近代中国 +おまけ皇帝の弱さと母・皇后の重要性

人物中国の歴史〈9〉激動の近代中国 (1982年)/集英社 ¥1,260 Amazon.co.jp 人物中国の歴史、激動の近代中国9、昔の本で内容も古いが、ちょっとした思いつきを。 呉三桂が失敗した理由について。江南=川を利用した水軍防衛じゃなかったからと単純に思ってい…

劉邦の本名がわからない、邦は後付というウソについて。

博士の中国原論読んでいて、劉邦は父・母の名前がおじさん、おばさんくらいで名前がわからない。劉邦も本当の名前か怪しいというのをみましたが、別に史料に残っていて、普通に劉邦という名前でなんの問題もないということを聞きました。 では、劉邦って本当…

後漢国家論 世界の辺境における専守防衛国家・階層の分断による地方自治国家

書こうと思って書くの忘れていた後漢国家論の重要なテーマ。武を卑しむ、軍隊否定と廃止。廃止というか最小限化、つまり軍縮ですね。後漢国家として見逃してはならない事実。光武帝が中央軍を廃止したことが如実にそれを示している。何故軍隊を廃止したか?…

後漢国家論のおまけ 後漢書からちょっとした思い付き。

ブログを再開したら、なんか頭重いな~。と思ってたら、カゼ引きました(笑)。再開してすぐまた停止(^ ^;)。んで、日曜ずっと寝てました。鼻炎なんで年中鼻水出てるので、カゼと気づかなかった。熱は無かったし、なんかのどの調子悪いな~ぐらいで。何で眠い…

(続) 世界の歴史を見れば秦漢帝国とは途上国・後進国にすぎない

秦漢帝国とは途上国・後進国であるの続き。書きまくるって言ってたのに全然書いてない(´・ω・`)。 秦漢帝国が途上国であるというテーゼから語ったこの話。※今改めて見ると散らかり具合が凄い。何がいいたいか全然伝わらないですね。唐と言えども世界的には大し…

世界の歴史を見れば秦漢帝国とは途上国・後進国である

というテーゼを掲げて、この時代を説明してみようと思います。 歴史を見ると人口グラフは常に右肩上がりです。そりゃそうですわね。時代とともに必ず生産力上がったり、発明品が出てきてイノベーションがおこるんですから。時たま、戦乱なり、疫病、飢饉など…