てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

古賀茂明さんの本紹介

レヴューってほどでもないんですけど、毎回拙ブログは「古賀茂明」でググって来る方が多いので一応書いておこうかなと。まあ、己がなんか付け足す必要もないとは思うのですけどね。

日本中枢の崩壊/古賀 茂明

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日本が融けてゆく/古賀茂明

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官僚の責任 (PHP新書)/古賀 茂明

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五月に出した『日本中枢の崩壊』が16万部だそうですアマゾンいわく。その売り上げに乗っかって昨日、一昨日?出版されたのでしょうか?新刊は『日本が溶けてゆく』。須田さんとの対談形式ですね。チラ見してきました。

以前拙ブログで書いたようにとうとう、古賀さんはクビを切られました。政党政治の原則として政治家の方針に逆らう官僚のクビは切るべきだと書きました。しかしやっぱり恫喝したという批判にビビって、ほとぼりが冷めたらクビを切るという態度に出ました。悪しき日本社会の伝統そのものの人事で対応したというわけですね。ほとぼりを冷ますという。信賞必罰の原則がわからないバカ者の行動様式です。

そういう行為―民主党悪徳政治家に抵抗して改革を貫いた官僚!という見事なまでのキャッチフレーズで文壇デビューか。もしくはみんなの渡辺さんと行政改革公務員制度改革で一致して行動してきたように、みんなあたりから出馬するか。こういう人にこそテレビのキャスターとして問題解説をしてほしいものなのだが、いかんせん日本のメディアは氏が嘆くように独占・寡占。どこも共通して競争がないから実力がある人間が表に出てこれなくなっている。

PHPのほうでも新書として出されていたのは知りませんでしたね~。あ、これ予約受付中になっているな。ってことは新刊出す予定ということですね。高橋さんに続いて脱藩官僚の売れっ子霞ヶ関・永田町分析家になるということでしょうかね。著書内であったように、原田さんという若手の方がさっさと独立して本出していましたけど、経産省って通産省のあとをついでいますから、官僚の夏はまあ、あれですけども、少なくとも国を成長させてやるぞ!って気概がありますね。だから改革派官僚が生まれやすいのかもしれません。氏は何でコイツラあほな既得権益にしがみついて常識人とは考えられない発想で物事を考えるんだ!って怒ってましたけど。財務省経産省という図式になっていくかもしれません。

鳩山さんにしろ、菅さんにしろ、財務省に戦おうという気概がない。はじめが肝心、はじめにやらなかったら財務省はなめて絶対従わないといっていました。さもありなんといったところでしょうかね。はじめに全員辞表を出させなかったこと、また沖縄問題でたてつく官僚をドンドン更迭しなかったこと。戦う気概・覚悟がなければ絶対失敗するんですね。渡辺・橋下を見習わないとダメですね。

仙谷さんが権力を掌握したのはコレまで鳩・前原・小沢やらなんやら権力が分散的に持っていたのが集中されたという点でよかった。コレで政治主導体制が整った。しかしもちろん改革をやらなかったので何の意味もないが…と書いてあったのは印象的でしたね。

まあ、目次見ればわかるように自分が貶められたこと、改革の骨抜き、官僚がどうしてこの国にとって良くないのかの説明など、コレまでの常識を現実に体験してきているというだけで目新しいことはないですね。まあやはりそういう腐ったことになっているのだろうなという確認。もちろん、細かい現象を抑えなくてはならないジャーナリストやその仕事に携わっている人たちは避けて通れないでしょうけども。

氏による改革案、政治主導の達成・国家ビジョンなど一見の価値はあるでしょうね。対談のほうが細かい事象や法案・法律などがないですから、わかりやすいですし、細かいことがとっつきにくいなぁ~。わかりにくいな~という人は対談本がいいかもしれませんね。

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