てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。

維新の東京と大阪、名古屋含まずという二大体制は公明党要因か?それとも議員特権か?

久々に細々とした政治ネタ 小沢さんのみんな合流予想とかウツケンさんとか

 ここで、猪瀬直樹さんをきっかけに創価の話をしたわけですが、ちょっと維新と公明についてメモ、一考を。

 大都市圏で創価が一定の影響力を持っている―橋下さんも大阪において公明と選挙協力しました。東西どちらにおいても維新と公明距離近いだろう。政権とっても自民=維新となって、公明と連立政権を作るのはさしておかしなことではないように思えます。

 そこで疑問なのが、なぜ名古屋を取り込まなかったのか?三大都市圏名古屋を組めば東・中・西とそれぞれの地域のコアとなる拠点を形成できるわけで非常に重要な地・要衝なわけですよね。河村さんは一緒にやろう!と呼びかけたのに減税は無理!と河村さんの勢力を袖にしました。みんなに秋波を送る未練タラタラの態度を見ると、どうしてさほど政策の違いもない彼らをげにしたのか?

それぞれの議会の数字をチェックしてみると―

 大阪府維新55に対し公明21で、市は維新33の19

 東京都は①民主46自民37③公明23、ちなみに東京維新の会はたったの3

 名古屋は愛知県議会で①自民49②民主25③減税13④公明6ちなみに大村さんの日本一愛知は5。で、実際の市議会は①減税21(ゴタゴタで分裂して別会派があり、それが6)②自民18③民主12④公明11

【大阪―突出する橋下&維新の強さ】

 ―という構成にそれぞれなっています。大阪維新はもともと自民・民主から引っこ抜いてきたので、弱体化しているという要素もあって、公明が第二党or一番強固な勢力と言えましょう。維新が潰れれば、また民主&自民が復活するでしょうが、その時はゲームオーバーなので考慮にいれる必要はない。大阪においては自民・民主を考慮する必要なし。公明>民主・自民になります。

 ヘッドハンティング戦略はいいですね~、こっちは経験ある人間で即戦力、有力勢力は人材難で衰退するというWパンチ。

【東京―意外な民主の強さと地方における公明の重要性】

 東京を見ると自民が第一党とおもいきや、民主が勝ってたんですね。東京においてはもはや、民主王国は揺るぎないのでしょうか。無論自公合わせれば上回るわけですけどね。

 区議会めんどくさいので全部チェックはしませんでしたが、公明はどこもそこそこの議席を確保している感じでした。そしてこれまた意外にも共産党が同じように一定数をキープしている。地味にみんなもちょっと議員を出していましたけどね。

 つまり東京において議会を動かすのなら自公勢力の上に乗っかるのが一番無難なわけですよね。区議会も公明か共産どちらかを味方につけ無くてはならない。こういう所で歴史ある政党の意外な強さを目の当たりにしました。社民滅んで共産滅びず!というのはこういうところ=地方議会での影響力にあるんでしょうね、きっと。地方議会での共産党のスタンスは知りませんが、国会見る限り是々非々の柔軟なスタンスで議会政治に貢献できるようなタイプに見えません。

 つまり地方政治においては自民か民主のような有力政党に所属し、さらに公明党と組むと。民主なら自民とでもいいですけどね。これまでの現状を見れば議会・政治を動かす上で公明と組むのは絶対条件と言っていいのではないでしょうか?まあ地方首長は権限大きいので国会ほど積んだりしませんから、なんとかなるっちゃなりますけどね。まあ公明と組みたい!っていう力学・慣性力が常に働くってことは抑えておくべきかと思います。

【都議会における、東維新東京のやる気の無さ】

 で、もし本当に国を変えるぞ!国を変えてその中央集権の形をぶっ壊して!東京もこれから維新じゃあ!新政治!新しい時代の幕開けじゃあ!というのなら、石原&猪瀬という人は自民と袂をわかって、やらなくちゃいけない。国会においては自民と協調しながら改革するってのは苦しいですが、まだわかります。ですが、少なくとも東京都議会においては東京維新を作って自民からごっそり引きぬいて来なくちゃダメでしょう。

 都議会での闘いの姿勢を見ると、本気でやる気が無い。自民サイド寄りの一時的な腰掛けにすぎないと思われてもしょうがないですよね。こういうところが小沢新進党を創ってガチンコで喧嘩売る、自民と対決したような行動と違って、勝負に出れない情けないところなんですよね、石原さんは。喧嘩が出来ない政治家は弱い・未来がないと常々行っておりますが、彼は日本の政治家では喧嘩をする方ですけど、これではとてもとても…と評せざるをえません。

 まず、第一に維新でやる!その後時事、柔軟に自民とも協力なら現実を重視した、柔軟な戦略として評価出来ますが、ハナからとりあえず維新自民にいつでも戻れるようになっている。東京都においては猪瀬=自民ラインをきっちり残している。これでは早晩積む・破綻するでしょうね。

 ※そういや猪瀬さんは柔道女子のパワハラ問題で招致の際に迷惑とか無茶苦茶言ってましたけど、自分たちの開催のことしか考えていないんかい!と普通問題発言になるんじゃないですかね?己なら日本社会の体罰・構造問題を直視するために、徹底的に改革をお願いしたい!と支持を表明して、日本社会の宿痾を退治するオリンピックに!というこれ以上無いテーマにして危機をチャンスに変えますけどね。

【愛知・名古屋―目立たない公明パワー】

 そしてなぜか公明が目立たない名古屋・愛知。名古屋は河村さんがいるんで、まあ余裕の第一党。県議会のほうが…。大村さんはハナから減税の大村出やって来なかった、名古屋勢力の総結集、We are 愛知!名古屋!という地域のポテンシャル・声を活かす選択ミスをした。まあ彼は市民政治家の河村さんと違い、自民よりの企業政治家ですからね。もともと無理があった。自民落下傘ですし。

 河村さんも橋下さんのように県議会に乗り込むしかないでしょうかね。大村さんが禅譲して、「じゃあわしがあんたの下で名古屋市長やるだがね!」と譲歩出来れば別ですけどね。たぶん無理でしょう。

 とにかく公明が愛知に於いてはそこまで目立たない。なぜなんですかね?まあ大阪維新のような大政党がないだけと考えても筋は通りますけどね。元々民主の影響が強く、減税はその流れんで自民を粉砕できていないだけというのもありますけどね。愛知県議会選挙においてはいかに自民を潰すか、つまり自民からヘッドハンティングするかがポイントになりますが、そういう元自民でかつ全国的知名度があり、愛知の人間という人間がいますかね?いればいいですけどね。

 河村さんにしてみれば、そっからいきなり国政!というより州という行政規模を視野に入れた広域行政連合、周辺県地域政党を支援・連携する。中部地方一体を巻き込む戦略をとるのがベストなんですけどね。新潟なんか一体改革を進めていますし、そこと協力きでしょうね。道州制という夢・プラン・ビジョンを示すほうが、政治家の実行力PRではるかに意義があることなんですけどね。

【勢力が不安定だから?対公明党か?議員特権か?】

 まあ、長々書きましたが、河村さんを袖にしたのは大村さんとまとまていない。合流したら愛知の内紛で、維新のマイナスイメージになる。現実的にはそれがまず考えられますが、この公明ファクターも考えてもいいのではないでしょうかね?東京・大阪ともに公明とうまくやっていかなくちゃいけない。河村さんにはそういう配慮がかけているとか?あったらうまく説明できそうな気がするんですが。

 あと前述の道州制ではなく、中京都構想。とりあえず政令指定都市との二重行政の無駄を省こうというプランですが大阪と違いすぐ実現する気配がない。東京都のように23区何区になるか知りませんが、都と区になると、当然小さい行政単位では公明党がさらに重要になるわけです。共産が名古屋・大阪でどうか知りませんけど、やはり現実的に議会で補完勢力になるのは公明でしょうからね。自民・民主がいるんでそこまで公明一辺倒になる必要はなくとも配慮が必要。

 ああ、そういえば橋下さんは共産とクラッシュしてましたしね。共産党との協力がまず無理ならば、公明しか後はないですからね。民主・自民と違い常に日陰の補完勢力政治を行なってきた公明は地方議会においては実は最も政治能力、議会運営能力が高かったりして!?そんなことがあっても全然おかしくない気がしますね。まあ殆どの議会においてそんなことはないでしょうけど。

 河村さんも減税条例可決に公明の協力を得たので、全く理解していないことはありえませんが、さほど東京・大阪ほど差し迫っていない、相対的に公明協力に熱心ではないという事情があるんじゃないでしょうか?

 南京発言など対中関係を石原以上に悪くしかねない。一定の政治力を持つ石原ならともかく、これ異常不安要素・爆発物はコリゴリということかもしれません。あとは彼の持論議員特権廃止ですかね?どこまでのレベルかはわかりませんが地方議員は無給のボランティアで!という主張は素晴らしいと思いますが、相当過激で日本ではかなり厳しい気がします。市レベルはボランティアでいいでしょう。でもそうすると無給政治家を支援する献金問題が…。日本の報道文化、民主主義との距離の遠さを考えると、いきなりは絶対無理でしょうね。

 小沢さんもまずは報道、一番やるべき問題に手を付けないから失敗したわけですが、なんか河村さんもその理解なくいきなりダイナミックな改革に手を付けて失敗するorパージされるって感じがする改革派・庶民政治家ですね。