米弁護士報酬にODA予算
米弁護士報酬にODA予算 慰安婦訴訟で6千万円 「目的と異なる」批判も : 47NEWS http://www.47news.jp/47topics/e/26136.php…
―という記事を見ました。これが示唆することは多いので短い話になりますが取り上げておきます。
米国民なしの案件が米の裁判所に訴えるという…な話。そして訴訟費用がわかってるだけで1億五千万円と…。単純な試算では06年までかかったとして三億円程、裁判費用でかかったと考えられるのだが…実際はいくらかかったのだろうか?
それより何より、実際の使途費用の記録が残っていないことが大問題。どうして使途の記録が残っていないのか国会で追求されてしかるべき問題でしょう。またわかっている一億五千万の4割が、ODAから払われたと。つまり外務省は「慰安婦訴訟をするなら、テメーのとこのODA減らすぞゴルァ」と圧力をかけられることになりますよね。
韓中台比の人が入っているということなので、関係するのは中国とフィリピンでしょうか?この訴訟をやめさせないと日本のODAが入らなくなるから、ウチの政府から手当出すから止めろ!―と円満に解決するような事態になりますかねぇ?
というか、ODAで援助関係にある国にこういうトラブルを起こされるというのはどうなんですかね?韓国のように国家賠償でないとダメ!という変なこだわりがあるのならともかく、フィリピンの人がそういうこだわりがあるとは思えないのですが…。アジアでの基金から認定を受けられなかったとかそういうことがあるのでしょうか?
そしてもう一つ興味深い問題が、日本のODAが米で裁判費用として消化されてしまうこと。ODAでないにせよ、日本の費用・お金が裁判に流れこむということになる。結局この訴訟で徳をするのは巨額の報酬を受け取った米弁護士、得をするのは米唯一国という図式になるのでしょうか?
これも国際法の主催者の特権ということなのでしょうかねぇ…。
※ついでにODA繋がりでこんな話も→【在外公館の経費にODA】 援助のはずが大使館経費長年、疑問の支出 47NEWS(よんななニュース) http://www.47news.jp/47topics/e/26140.php… 日米地位協定みたいに好き放題使われるようになっていますね…。このように不透明な使い方をするような構造にきっちりメスを入れる必要があると思います。