※選挙ネタ②＆③をまとめました。いらないかなと思いましたが、一応旧ブログから引っ張っておきました。
　あのさぁ…不正、不正って、各党から開票立会人が来ているのよ？マスコミだって一般人だってチェックは出来る。それで不正だ！って反応するのは何の根拠があって騒いでるの？

　不正を疑うなというのではなく、別に今回の選挙は低投票、選挙区調整の失敗で普通に負けただけ。然るべき理由がちゃんとある。マスコミ報道の偏向で小沢支持広がっていないんだからそりゃこうなるでしょう。周辺の人に選挙の事聞いて、誰も彼も小沢＆未来って言いましたか？ほとんど逆でしょ？だったらこうなるに決まってるでしょう。

　だいたい不正するんなら前回の自民は何だったのか？不正出来る自民がなんで政権を失ったのか？不正を説くなら、考えにくいことだけども、透明性を確保するために、再集計を無作為に幾つかの投票所で実施するような制度を設けること。投票率が低い場合、時間を延長すること。そこら辺を主張するだけで十分でしょうに。延々不正だ！なんだ言い立てたら無党派は大丈夫かこの人達？と警戒して離れていってしまうということがわからないんですかねぇ…？

　正直、敗戦で今後未来の党はどうすべきか！という真摯な反省・戦略の練り直しではなく、このような不正だ！というヒステリックな反応をまずしたこと。そういう人たちが多かったことにショックを受けていますね。こんな話があるよ～という一つのネタ程度にとりあげておくならともかく、そんな非論理的な話をメインに持って来られると政権交代や、本当の改革・小沢政権樹立など夢のまた夢って感じがしましたね。

やる気なくしたので、今回は他の方のコメントで書いた。敗戦の理由一つだけ書いといて終わります。

未来の党に票が集まらなかった理由
①渡辺の方が若い、時間がある。次があるから、よって今回は渡辺に入れようという判断。

②橋下＆石原が選挙に出た。小沢は好きな政治家で、いつも小沢に入れていたが、今回は初めて二人が選挙に出たということもあって、橋下＆石原の維新に入れた。

　―という感じで本来なら集まる票が、計算できる小沢票がその二者に流れたんだろうと。もしその二党がなければ、全部まるまると言わずとも幾分かは小沢・未来に流れていたのでしょう。維新などは初選挙で比例1200万ですからね、無党派層を相当吸収したのは間違い無いですし。ずっと昔の自由党で小沢600万票は対抗馬が自民・民主以外碌な政党、入れる先がなかったゆえの結果だったとすると理解できますね。今回は対抗馬が悪かったと見てます。その二党を差し置いてまで伸びないと考えるべきなのかなと見てます。

　脱原発だけで選挙をやったなら未来にもっと票が集まったのでしょうけど、どこも脱原発を全くやらない！とは言ってませんからね。まあ自民はちょっと違いますが。原発の他に経済などいろいろな要素が入ったのでしょう。民主時代に小沢氏が公約を実行出来なかったということと、脱原発が全面に出過ぎていることで維新やみんなに負けたんでしょうね。

　小沢さんが96年のとき一連の離合集散を引き起こした事例を詳しく知らないのですが、新進党時代の反目、自由党時代の反目などそこら辺が今回の民主党離党に際して、「よし小沢さんについて行こう！」という声が弱かった一つの要因なんでしょうかねぇ…。せっかく与党になったのにまたか…と、もう小沢はないな。小沢総理＆改革もないなと見限った人もいるんでしょうねぇ…。

※選挙ネタを二本まとめたので、二本目です。以下、【選挙ネタ③】　みどりの風、知事ルートで嘉田＆橋下？あと社民の話―というタイトルで書いたものですね。
　みどりの風は参議院4名に、合流した衆議院3名でした。合流した衆議院三人は全員生き残りたいから未来に入りたい。参議院側は少数でもそれだけいれば会派作って質問できるし、人数を確保しときたい。そもそもみどりの風は何人立候補させるつもりだったのか？衆院選に限って言えば統一名簿で十分、あんまり合流の必要性はないっちゃない。

　結局みどりの風では票が取れないと判断した、当選は難しいと判断した結果、未来の党に合流。ここまでは普通の話で、理解できたんですけども、みどりのトップの亀井さんが当選後に帰ってきて欲しいみたいなことを発言したんですよね。んで、初鹿さんがツイッターで表明したように（後に福田さんもかな？山崎さんは知りませんが）戻ることはないと。

　本人たちの意向を無視して、政党要件を維持したいという亀井さんの余計な発言が足を引っ張った可能性は大きいですね。政党交付金、政治資金が重要である以上、あれこれルール内で工夫をするのは当然。太陽の党なんかが、たちあがれ日本の改名でその後も政党交付金を受け続けることができるような体制をとったように、ルール上可能ならそうするのが当たり前。ところが、この合流→他党移籍なんてのはどう見てもルール違反ですからね。

　選挙互助会か！なんていう野党の批判を受けて、選挙民の反応なども聞いてや～めたになったかもしれませんが、せっかく大きな受け皿を作って、期待感を膨らましていくこの時点でマイナスイメージになったことは残念でしたね。まあ、それで十万も二十万も票が減ったとは思いませんが。第三極どっちにしようか迷っている人にマイナス印象を与えたというのはあったかもしれません。

　嘉田さんが新党で、国政へいくぞ！ってのは2015年の統一地方選の下準備ってのが大きいんでしょうね。国政転身を考えていないとすれば、あとは隣接する福井県の大飯原発の再稼働問題について発言力をアピールしないといけない。地元の原発で何やってんだ！ってなっちゃうし。維新なんか地方議会との連携が命なんだから彼女の動きを見習うべきだね。
　―とか言ってたら、橋下さんは選挙・戦いですから、それはあーだこーだいいましたけど、選挙が終わったら協力しましょう的な事を言いました。その姿勢はやはりセンスあるものと感じさせますね。参議院議員と兼業を認めて欲しいという意見もありましたが、改革派知事のような枠組みを作って参院をWで抑えるというのはなかなか面白い案だと思います。まあ実際はダメでしょうけど。
　彼はもっと地方分権のために、知事が立ち上がって欲しい、そういう後ろ盾、もう一つ別のパイプの味方、知事ルートを欲しているでしょうからね。
　惨敗した未来としてはその地方分権を支援する意味で知事選挙など維新と相乗りしてそういう共同戦術を進めていくのがいいかと思います。まあそうやっていくでしょうけどね。

　福井、新潟、福島と原発がある地域・再稼働が問題になってくる地域を票田にしたいはずだから、後はどうやって有力な立候補・顔を見つけるかなんですけども、新潟なんか州として二重行政解消なんかやってるから連携できないかな？選挙戦略は全体というより地域に絞った一点集中で行くだろうなぁ。―こう思っていましたが、結果このような原発立地のところでも輩出できませんでしたね。野田さんの早期解散説は未来つぶしとして大成功といったところでしょうか。そもそも原発があるから脱原発をしたい！となるわけではなく、原発を維持して補助金がほしいというケースも珍しくないでしょうからね。脱原発＆道州制で改革派知事の総結集、プリキュアオールスターズ、歴代仮面ライダー・ウルトラマン全員集合なんてことになるわけではないのがまた痛いところですね。

　前々から思っていましたが、自民が参院で大敗して政権交代が実現可能なものとして視野にはいったのは年金問題が大きかった。そこにミスター年金と言われた長妻がいたことが更に大きかった。未来にミスター原発という徹底的に長年原発問題を追求してきたプロがいたならば、また違ったんでしょうね。そうではない以上、本当に出来るの？選挙上の票集め戦術じゃないの？と思われても仕方なかったかもしれません。

　そういえば社民と選挙協力なんて言うのがありましたが、結局ろくに候補も立てられなかった社民との協力は一体どのくらい意味があったんでしょうか？統一名簿だったら一人くらい議員増えたんでしょうかね？社民に比例が行っちゃうなら勘弁。こっちが割くらいだけと思ってましたが、後で計算してみるか。

　あと社民合併論とか当然出てくると思いますけども、それはタブーですね。未来がやるべきことはみんなの党との合併であって社民はダメです。社民が解体してみずほ以外の社民勢力を吸収するならいいけど、変な市民活動家はノーセンキューです(市民運動家と言えば菅というトラウマが思い起こされるなぁ…)。平和運動とか憲法とか従軍慰安婦とかそういう余計な市民団体を吸収してしまえば、未来の党が変質してしまうので絶対やってはいけません。

　基礎票が増えたとしても、社民？ああ絶対入れない、無理だわという無党派層の反発を招くようなことはやってはいけません。300万くらいの票田があるとかならともかく、今回の比例総数は140万で、毎回着実にその票数を減らしているので、将来がないですからね。次、その次の選挙には固定票は50万くらいに激減してるでしょう。これまでの目減りぐあいから考えるとおそらくそうなると思います。ですので将来を考えると無意味です。

　社民という政党が今回一人も当選者を出せずに、存続してしまったことは地味に痛いですね。もし滅んでいれば大部分が未来を投票の選択肢に入れる。未来に投票してくれる無党派層になったでしょうしね(もしくは共産かもしれませんが)。

　まあそういうことですので、「日本未来の党」に合流なんてマジ勘弁。未来がない消滅間近の党が入って来られると「未来がないの党」に改名しないといけなくなるので無理ですね～。社民党ってあれか、社会党＋民主党で要するに両方のダメなところを引き継いでいるってことのアピールか？(笑)。