てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

反イスラエルに染まる中南米


小ネタ、穴埋めとしての思いつき。
 反イスラエルに染まる中南米>反イスラエルに染まる中南米諸国、痛みが生んだガザとの連帯 写真6枚 国際ニュース:AFPBB News 反米の変則的な形として&虐げられる貧しい人間が自分達と姿を重ね合わせて、多くの国で反イスラエルデモが起こったと。アラブの革命の波みたいな形で、SNSなどが影響して爆発的に広がっていったとかがあるのでしょうか?

 中南米ではゲバラとかのそういう革命思考が未だにありそうですね。そういう隠れた因子がふとした時に反米という形で出てくるのではないか?貧困層がテロの温床になっているというのがあるが、中南米でも同じことが起こりうるのでは?一国の反イスラエルデモが容易く隣国伝播するということもありそう。

 そんなことを考えていたら、
アラブ系移民を抱える中南米の対外外交 というのをみて、そうか、中南米は多民族社会だったっけなと思い出す。そもそもアラブ系移民もいるし、ユダヤ移民・コミュニティもあるわけで。独立・内政不干渉、キリスト教植民地主義クルセイダーズ思考への反感なども、そこにはあるのかと考えるとなかなか面白い所。

 今のイスラエルはちょうど、満洲国が独立して世界中から叩かれたように、大国に小国*1が虐げられている。弱い中国が日本という大国にいじめられているというイメージから、反対・非難が集まった状況に似ているなと思った。イスラエル満洲国というのはいっつも思うんですけどね。最初、同情にも似たイスラエルへの「好意の財産」はその後の好戦的姿勢でゴリゴリ減っていっているという図式ですね。そりゃイスラエルからしたら強行的、軍事的手段・制裁もやむなしになるでしょうけど、最近はホントやりすぎが目につきますからね。

 ブラジルが大国として中東のイラン問題の仲介に乗り出したりすると面白いんですけどね。今後、常任理事国を目指す上でそういう外交力があるのかどうか、リーダーシップがあるのかどうかというのは気になるところ。まあ、せいぜい掛け声でそういう重要性を理解して乗り込んでいくトップなんて出てこないと思いますけど。多民族社会中南米が今後どういう展開を見せるかというのは、地味にポイントになるかもしれないですね。イスラエルVSアラブの構造が中南米において爆発して、ほうっておけなくなり、続々中東情勢に介入していくとかあったら面白いのですが、まあそこまでに至るほどかずいるわけでもないでしょうからね。日本のブラジル移民のように、ユダヤ系がアルゼンチンから帰っていくというのも面白い。貧しいアルゼンチン系が、海外からの移民がイスラエルにおいてどういうふうに生きているのか、溶け込むのかというのも面白そうな話ですね。

*1:中国なのに小国なんてくだらないシャレは言わないように