てくてく とことこ

15/12/18にアメブロから引っ越してきました。書評・時事ネタ(政治・社会問題)で書いていく予定です。左でも右でもなくド真ん中を行く極中主義者です。基本長いので長文が無理な方はお気をつけを

公明党員の9143名の署名で思うこと、もはや公明党に「平和主義」はない?弱まっている?

戦争法案反対!は、公明党の切りくずしか? で書いた続き、まあ補完的な話を。穴埋めとして。

 公明党本部に9143名の署名を持って行ったところ、党職員は電話越しでの対応。署名はガードマンに預けるか、持って帰ってくれという対応をしていた!というのが少し話題になっていました。小さな声を聞く公明党はどこへ行ったんだ!と創価・公明支持の人も憤ったと。

 リンク先では、今回の安保法案を「戦争法案」とレッテルはって安倍政権を攻撃しても意味は無い。しかし、狙いは「平和」志向が強い学会員・公明党の母体。彼らに対するゆさぶりだとしたら効果があるかもしれない。―と書きましたけど、9143票の署名しか集まらないのだとしたら、ダメージにはならないのかも…。

 公明党の比例票は700~650万票くらいで、それが実際の信者数だと仮定して、署名が急遽集められた分だけだとしても、総数の5%も集まらないという事実は、創価学会の人も、世代の上の方の一部の人以外は極端な平和主義は取らないと見るべきなんでしょうか?全体の1%も署名が集まっていないですもんね。

 この人がどうやって署名を呼びかけて集めたのかが分からないので、個人で行ったため自分が住んでいる所の市くらいでしかやっていないとかそういう可能性もあるんですけどね。ちゃんと全国規模で声をかけて、そして実際にどれくらい署名数が集まるかやってみてほしいものです。

 というか創価学会の人は、末端の声をこういう風に中央に届けようと言う機能が存在するんでしょうかね?今までなかったことのほうが問題にされるべきことなんでしょうか?

 また、この動きは池田大作氏の死後を睨んだ政争とか、そういう側面があるとしたら面白いですよね。どういう構造になっているかわかりませんが、公明党がこのまま過激なというか極端な「平和主義」を掲げていれば、いずれ与党に入れなくなるわけで、どこかで大きく党の方針を変えなくてはならない。

 「平和主義」は譲れない!という人が仮に少数派だとして、その少数派を中心に分裂するということも有り得そうですからね。まあ、創価学会がどうなっているかとかあまり詳しくないので、実際のことはわかりませんが。

 あともう一つ気になったのが「ママデモ」というもの。子供を戦場に送らせないぞ!というテーマで子持ちのご婦人主体のデモ団体があるみたいですが、全部が全部ではないと思いますが、そういったママデモをしている創価学会の人のツイートを見ました。

 確かに、女性で反戦デモをやっていれば創価学会の「平和主義」の思想と矛盾はないな。そこで繋がっている人というのはどれくらいいるのかな?と気になりました。別にそこからママ友を勧誘して入信させているなんて思いませんけど、そういうパイプから創価学会じゃなくても、公明党いいわよ~と集票につなげているかもしれないですからね。

 ―まあ、そんなとりとめもない公明党関連での思いつき。